２回読んでやっとわかりました。
あの歌のメロディがしみじみよみがえってきます。
秀逸な構成に脱帽です！

最後の最後までひっくり返してきます。
最高の目覚めではありますか、ほろ苦く切ない大人のラブストーリーです。
夢ではない現実世界でどんなドラマが展開されたのか気になります。

4,000字たらずでこんなにかけるものなんてと
希望と絶望がまざったような複雑な感情になりました。
つまり感動しているのだと思います。
夢と雨と情愛と涙、最後のせりふに胸をうたれました。
すばらしい、の一言です。

これはハッピーエンドなのです。
ええ、たしかに。

なのにラスト数行の切なさときたら！
この情感と余韻がたまりません。雨の予感