第38話

「よし!魔の森に出発!」


「お嬢様、魔の森まではどうやって行くのですか?」


「今回は空飛んでいこうかなって思ってる。」


「空を飛ぶってことは飛行魔法ですか?」


「ぶー、召喚します!」


『主様、私たちのことお忘れじゃないでありんすか?』


「忘れてないよ。ただ、乗せてくれる魔物がいたら楽だなーって思って。」


『私たちじゃダメなのカミラちゃん!』


「私たちだけならいいんだけど大勢だとね乗れないでしょ?」


『そうでありんすね、たくさんは無理でありんす。』


「だからみんなで乗れるほうがいいなって。」


『わかったでありんす』


「納得してくれたところで早速始めますか。」


「まずは認識阻害の結界と人払いの結界を張って、魔力漏れ防止をかけて。よし始めるよ!」


何回かやっていて学んだことがある。

それは、細かくはないが設定ができることだ。


今回は空を飛べるというのを前提としてしゃべるまで行かなくとも意思疎通をしたいというのを設定した。


魔法陣を構築していく。

「きれいですね。」とルイスやマリアが言っている。

光が消えた時にはそこには...何もいなかった。


「あれ?なにもいない?なんで?」


たしかに魔力は使った。それも膨大に。

なのに、なんもいない。


考えていると魔法陣が目の前に出てきた。


「お嬢様、後ろへ。」

ルイスとマリアが前に出た。


「敵意はないから大丈夫だよ。それに呼ばれてる気がする。」


「ということはこの先にいるのですね。」


「たぶんね。」


「それじゃあ、行ってみよう!」

みんなで魔法陣の中に入っていく。


___________________________________________


短めですみません!

出来たらもう一話投稿します。

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