第20話

そういえばタイトル変えました。

これからもよろしくお願いします。(o*。_。)oペコッ

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ロズエルがさぼっていたことはお母さまも知っている。

なぜ知っているかというと、例の護衛が調べていたようだ。

本当に恐ろしいな。


「私、用事を思い出したので失礼します。」


ロズエルといると嫌な気持ちになるので部屋に戻ることにした。


『主様?お兄様とは仲が悪いでありんすか?』


「もともと私は嫌ってなかったけど、私に嫉妬して呪いをかけてきた人だよ。」


『カミラちゃんの敵ってことでいい?』


「いいけど絶対にこっちからは手を出さないこと、いいね?」


『『はい』』


お父様は私を呪い殺したのが義兄だとは思っていないようだった。

お母様は、気の抜けた喋り方をしているが一番頭が回り、人脈が広い。

もう、答えにはたどり着いているかもしれない。


そんなことを考えているうちに夕ご飯の時間になり、メイドが呼びに来たが体調が悪いといいご飯を部屋に運んでもらった。

出来るだけロズエルと顔を合わせたくない。


次の日、ロズエルがいないことを見計らいお母様の部屋にいく。


コンコンとノックをすると「どうぞ」といわれたので中に入る。


「お母様、少しお話をできますか?」


「えぇ、大丈夫よ~」


「お母様、ロズエルお兄様はこれからずっと魔王城にいらっしゃいますか?」


「.....えぇ、遠征もどきは終わったみたいですから」

と真剣な顔をしていた。


「カミラちゃん、あなたはこれからどうしたいのかしら。」


「私は世界を見て回りたいです。」


「旅というわけですね。いつから、行くのかしら?」


「明日お父様に言おうと思います。」


「行くなら、今日中のほうがいいわ。」


「何故ですか?」


「あのバカが動こうとしているからですよ。グラズには私から言っておくわ。」


「お母様、ありがとうございます。」


「あぁ、それと私の護衛のような信頼できるものをつくりなさい~」


「うん、わかった。じゃあねお母様。いってきます。」


「えぇ、楽しんでおいで。行ってらっしゃい。」


お母様に挨拶をして、最初から行ってみたかった、人間の国に行くことにして、歩み出した。

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