こんばんは。
子どもたちが成長する様を、ていねいに、センスの良い切り口で見せていただきました。
タイトルの怖さは、終盤に近づくと急に薄れて、読む心の負担が小さくなったのを思い返します(エンタメ以外の読書量が少ないわたしです、笑)。
作品の世界から離れたくないばかりに、ゆっくりゆっくりのペースでしたが、とても貴重な読書体験でした。
今回もありがとうございました。
「あし」の次の「エンタメ」も楽しみです。
(急かしているわけではないですよ!)
作者からの返信
読了&レビューありがとうございました。
書いている途中、どうやって終わらせるかすごく迷ったのを思い出します。
今でも「ほんとうにこれでよかったのかな」と思ってたりするんですけど、瀬夏さんにいただいたコメントやレビューを見ていて、「これでよかった」と思い直しました。今思うと、自分も作中の登場人物と一緒に成長していたような気持ちです。
次のエンタメもがんばります! いつもありがとうございます。
完結おめでとうございます!!!
一気に読みたくて、お待ちしておりました。こうしてみんなの姿を最後まで見届けることができて感動しています。
前作をすごく熱中して拝読したので、勝手に強い思い入れがあって、あのままの続きが読めないことが寂しくもあったのですが、読み始めたらああこれは確かに『血と肉と骨』だわぁとしっくりきました。前作同様繊細に心が描き出されていて、物語を読んでいる感覚を通り越してみんなの心を直接覗いているような読み心地に没頭しました。その特別な距離感が懐かしくてとっても嬉しかったです。
私の中学時代って「学校行きたくなーい!」という気持ちだけでいっぱいで、ほかの感情はあまり生まれていなかったような気がするのです。なので、知ることのできなかった様々な想いを目の当たりにできたことがすごく有意義でした。思春期に取りこぼしてきたものを回収できたような、ぽっかりとした空白の部分に新しいものが注ぎ込まれたような、心が満たされる思いがしました。
貴重な読書体験をありがとうございます。楽しかったです!
作者からの返信
ありがとうございます! 犬飼さんにも前回から引き続き応援いただいて、ありがたいです……たぶんみなさんがいなかったら途中で書くの諦めていたと思います。
わたしも基本的に「学校行きたくなーい!」の感情だけで過ごしていました(笑)。たまに休むと楽しいですよね。。。
でもなんか、確かにあのころ感じていた怒りとか、大半はよくわからん不明な感情に振り回されていた感じもあり、このお話を書きながらひとつずつ名前を付けていった感じもします。楽しんでいただけたとのことで、安心しました。最後までお付き合いいただき、心から感謝しています。コメントありがとうございした。
ゆっくり読み進め、ようやく読み終えさせていただきました。
だいぶこじらせてる鈴木君の屈折した心理描写は読みごたえがあり、それを平凡な仁科君によってバッサリ切られてしまう様が小気味よかったです。
序盤では鬱屈していた佐多さんが二人と関わるにつれ生き生きしはじめ、最終的に鈴木君に良い作用を与えていることにもホッとしました。
家庭内が世界のすべてのように錯覚しがちな中学生ですが、外での出会いや経験しだいで化学反応を起こし、まだまだ明るい方向へ転換できる、かもしれない。そういう可能性を秘めた、希望の持てる物語でした。
作者からの返信
読了、感想ありがとうございます。いつも小葉さんの押してくださる応援ボタンに励まされていました。
丁寧に読みといてくださって感無量です。最後までおつきあいくださり、本当にありがとうございました。