第3話 ヤツとの遭遇
午前3時48分
深夜のアニメも終わってずいぶんたち、平素ではもう起きている人が居るかもしれない時間帯
今日に限っては天の声が聞こえてから5分程たった時
俺はゴキブリと遭遇した
それも自分の部屋で
築約70年の安いボロアパートだから居ても不思議ではないけど、ここ最近見なかったからてっきりこのあたりからはいなくなったのかと思っていたんだけど……
まぁ別に虫嫌いな訳じゃないから丸めた雑誌で叩き潰せばなんの問題もなく片付けられる
早速丸められるような雑誌を探そうとしてふと思うことがあった
コイツ魔物じゃね?と
でも異様に大きいとか赤いオーラを纏っているとかじゃないから違うとは思う。
でもないとは言い切れない。
じゃあどうしようか?とりあえず観察しとくか。30分ぐらい様子みてなんもなかったらそれでいい
午前4時13分
あれから観察したけど特に気にするようなことは無かった。というか時折胴体が震える以外は少しも動かなかった。
これはこれで③の検証になったしOK
まぁ分からんて言うことが分かっただけなんだけど
詳しくは追々調べていこう
気を取り直して検証再開
最後の④ これは俺が思っている通りならすぐに終わる。考えることは増えるだろうけど
失敗したら大恥をかくが今は一人しかいない(ゴキはノーカン)し別にいいだろう。
息を軽く吸いはっきりとした声で小さめに叫ぶ
「ステイタス」
すると突然何もない虚空からすうっとA3用紙と同じぐらいのサイズのものが出てきた。
よしよし。ちゃんと出たな
これで出なかったらどうしようかと思っていたけど杞憂になってよかった
さてさてじゃあ内容を見ていくか
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NAME 芦原
年齢 17
性別 オス
種族
職業 ≪選択してください≫
種族レベル 1Lv
職業レベル
HP 100/100
MP 100/100
筋力 3
防御力 3
体力 5
敏捷性 4
器用 11
知力 10
精神 9
魔力 7
スキル
・我慢Lv3 ・睡眠耐性Lv5 ・隠密Lv1
・睡眠Lv1 ・思考加速Lv1
SP 10
▽
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