第168話  剣聖遊戯



 

 

 ヒエラルクは興味深々という様子で切り刻んだベルンゲンの体を調べていたが、すぐに関心を失ったようだった。

 それから弟子エルナザルの横たわる姿を見ると曇った表情を浮かべ、脈を診るが首を振った。


 そうこうしているとサレムらが様子を探りに来る。

 ヒエラルクは治療魔術師の名を呼ぶが、当然のこと返事は無い。

 全身を溶かされ骨の化物にされ、今となっては骨片だ。

 代わりにサレムが答えた。


「奴は殺されたぞ。可哀そうに」

「なにぃ! 弟子どもが傷を負っておるのだぞ。それでは治せないではないか」

「ヒエラルク。念のため言っておくが私も囚人らも出来る限りのことをした」

 

 残った弟子のプラジュとザルーファは、それなりに深手であり傷口を布で縛っていた。

 どうにか動けるが、蒼白な顔つきを見れば戦闘に耐えらるとは思えない。

 アベルはこれで帰還になるのだろうと期待するが、ヒエラルクは呼びかける。


「おい、盗賊。来い!」


 片腕を失ったキヌバが急いで来る。

 彼は職業柄らしく巧妙に動いて、どうにか生き延びていた。

 

「椅子の後ろに箱がある。調べろ」


 なるほど。アベルが見るとベルンゲンが座っていた椅子の後ろに、いかにも重厚な造りの箱がある。

 大きさは人が入れるほどだ。

 箱というより棺という気がしないでもない。

 顔色を変えたキヌバが恐る恐る言う。


「だ、旦那。あっしは片腕が無くなって罠の解除に自信がありやせん。それに迷宮探索の手伝いってのが約束のはずですぜ。箱の罠を抜くのは約束と違いやせんか」

「盗賊がここまで来て宝に手を出さぬなどと冷めたことを言うつもりかよ」

「こ、こんな箱に宝が入っているとは思えませんや」


 ヒエラルクは馬鹿にしたように鼻を鳴らし、懐から袋を取り出す。

 キヌバの足元へ放り投げた。


「お前は戦士ではないから勇気を持たぬのは許す。だが、盗賊なら金が要るだろう。その財布に金貨が入っている。放免になったところで金が無くばやっていけまい。くれてやるから開けろ」


 額に青筋を浮かべた剣聖を相手にこれ以上の交渉は、どんな男にも不可能だった。

 これで断れば首か胴か、あるいはその両方が泣き別れとなる。

 キヌバは唾を飲み込み、苦渋の表情で金袋を拾い上げた。


 それから慎重に箱へ近づく。

 箱の周りを何周も歩き、それから熱いものへ触れるようにそっと箱へ手を置く。

 耳を当てて、何度か叩いてみた。

 打音による反響や手応えで内部の様子を探っていると思われた。


 やがて鍵穴に細い鉤棒を入れて捻り回す。

 アベルは息苦しさを感じるが、キヌバの作業を見守ることしか出来ない。

 薄ら寒いぐらいの迷宮、汗を垂らすキヌバの孤独な戦いだった。

 罠の中には箱を開けた途端に毒が噴き出すようなものが、割とよくあるらしい。


 やがて箱から金属が噛み合う、かちりという音がする。

 キヌバが振り返り、言う。


「どうにも妙な箱ですぜ。中に金銀のあるような音がしない。もっと……空洞みたいな感じがする。開けるだけ無駄……というより危険なだけと見ますが」 


 ヒエラルクは無言。

 キヌバは諦めて一気に箱を開けた。

 武器を構えて誰しも警戒を最大限にするが……音一つない。

 拍子抜けしたキヌバが呟く。


「なんだこりゃ……奥に階段? これは箱ではなくて入口だ」


 突然、アベルは肌が粟立つような悪寒を感じる。

 前にも感じたことのある、この感覚は……。

 何もない空間から青白い腕が現れ、すうっと伸びるやキヌバの肩を抱く。


「ひぐっ!」


 網に絡めとられたように藻掻くキヌバ。

 だが、体は早くも麻痺しているらしく痙攣するばかりだ。

 何も対処できないまま、見る見るうちに彼の肉体は恐ろしい勢いで老化していく。

 髪は白髪となり、次には抜け落ち、肌は干し肉のごとく罅割れていった。


「あ、悪霊か……!」


 カラカラに干からびたキヌバの体は、砂さながらに崩れ落ちる。

 生命を奪われる悲惨な死だ。


 ぼんやりとした霧のような何かが、蠢き、凝縮して突然、顔面となる。

 悪霊は長く長く沈殿した怒りと怨みを湛えた表情。

 どうやら女の霊に見えたが、怖気の出る不気味さだ。

 アベルの耳へ囁くように届く不快な声。 


〝悔しい……悔しい……アレキア……許さない……〟


 神殿の床に伏して動かなかったエルナザルとシェバの遺体が、びくんと震えた。

 ほどなく、武器を手に立ち上がる。

 表情のない、出来の悪い人形さながら。

 間違いなく傀儡にされたと見るべきだった。


 ヒエラルク以外は皆、後ずさりをして距離を取る。

 悪霊の類いを滅ぼすには炎を用いるか、魔素を吸い込む装置で封印するしかない。

 だが、神殿の結界は依然として魔術を妨げてくる。


 しかも、アベルの肌に直接伝わってくる桁違いに邪悪な敵意と攻撃性。

 最悪の状況だ。

 ところが、どういう精神なのか、この有様でも余裕を失わないヒエラルクが言う。

 

「少し距離を置くか」


 意味を図りかねていると、ヒエラルクは生き残った弟子のプラジュとザルーファを抱えて逃げ出す。

 それは脱兎のごとく。

 凄い速さだった。


 アベルや囚人たちも全速力で神殿から駆け下り、出口に向かって走るが、なにしろ暗くて方角が定まらない。

 ぼんやりと光る花々が足元に咲いているものの遠くまでは見渡せなかった。

 アベルは叫ぶ。


「慌てるな! はぐれたら終わりだぞ!」


 神殿から離れたので結界の影響が薄れてきた。

 すると、すぐ傍から尋常ではない魔力の漲りを感じる。

 正体はサレムだ。

 受け取ったばかりの錫杖を水平に構え、韻を踏んだ詠唱が紡がれていく。


 アベルは暗闇に目を凝らす。

 何か、邪悪の塊とでも呼ぶしかない霧が渦を巻きつつ近づいてくる。

 目覚めた悪霊は、あくまで生命力を求めて追って来るらしい。

 しかも、新たな動く屍も伴っている。

 あんなものに追跡されながら地上まで戻るのは不可能だ。

 ここで決着をつける他ない。


 いよいよサレムの強烈な魔力が魔術へと変換されていく。

 空中に妖しげな炎の塊が幾つも生まれた。

 魔力の膨張は絶頂に達し、そして、魔術の名は高らかに詠まれる。


「焔獄怒轟来」


 瞬間、思わず怯むほどの熱波がアベルにも伝わる。

 それは強力な火魔術「竜息吹」をも上回る、指向性を持った火焔攻撃であった。

 炎の色は赤を超えて蒼い。

 しかも、持続性があるらしく一帯を舐めるごとく焼き尽くす。


 あれほど禍々しいパワーを孕んでいた悪霊だったが、猛烈な火焔と熱波に晒され、抵抗するように渦巻くものの、やがて蒸発する。

 動く屍と化した弟子たち、可憐に輝いていた蝶や花々を巻き込んで全ては灰になった。

 魔術が終わると、殺人的な熱気が漂うばかり。

 あまりの威力にアベルは息を飲むしかできなかった。


「サレム。さすがではないかぁ」

「おかげで魔力のほとんどを使ってしまった。この魔術が効かぬ相手ならば、いよいよ我らの命運も尽きていたぞ」

「何を言うか。お前に花を持たせてやったのだぞ。俺は死霊の類いも斬って斬れぬことはないのだ」


 サレムは呆れたように首を振る。

 アベルも似たような気持だった。

 しかも、死霊すら斬ろうと思えば斬れるとか……。


「迷宮巡検など二度とはしたくない。それに私は、しばらく役に立たぬ」

「だから剣も鍛えろと言っているのだぞ。俺が教えてやろう」

「絶対に断る」


 そりゃそうだろうとアベルは小さく頷いてしまった。

 それからヒエラルクは何やら神殿の方を名残惜しそうに見ている。


「あの隠し階段の奥、どうなっておるのかな。玄室か、さらに下層ということか」

「ヒエラルク。いい加減にしろ。神殿の化物は一掃した。任務は終いだ。早く私を無事に地上へ戻せ」


 言葉こそ抑制されているが本気の怒気を発しているサレム。

 ヒエラルクが苦笑する。

 

「戯言だ。弟子どもに早く治療を受けさせねばならん」

 

 大空間への入り口まで戻るとアベルが置いてきた荷物が残っていた。

 するとヒエラルクが籠を漁り、中から肉の塊を取り出して美味そうに食べ始める。


「なんだか中身が少なくなっておるようだが」


 ヒエラルクがアベルに問いかけてきた。


―――やべっ。バレたか。 


「あ、あの。ヒエラルク様。すみません。空腹に耐えかねて少し分けてもらいました」

「許すぞ。俺は弟子を餓えさせたことがないと言っただろう。ほら、お前も食べろよ。遠慮はいらんぞ」


 僕は弟子じゃないが……。

 思わずそう反論しそうになったがアベルは黙って、差し出された肉を受け取る。

 狂った剣聖に繰り言など無意味どころか有害でしかない。


 正直、苛烈な戦いの後で食欲などまるでなく、平然と咀嚼しているヒエラルクが信じられない。

 だが、無理やりにも腹に入れておくことにした。


 冷静になって考えてみれば帰り道も危険に満ちた、恐るべきものになりそうであった。

 戦力は激減している。

 サレムもリティクも消耗により魔法は使えない。

 斥候であるキヌバ、後衛の治療魔術師も死亡。


 どうか強い魔物など出てきませんようにとアベルは願うが……そういう希望が叶ったことなど無いのだった。


 しばし休憩したのち、誰に言われるでもなくアベルは先頭に立つ。

 歩き出した。

 意外なことにヒエラルクがアベルのすぐ後ろについた。

 前衛支援としては頼もしい事この上ないが、逆に言えば背後を取られるのがこれ以上嫌な男もいないのだった。

 複雑な気分……。


 疲労困憊した巡検隊は暗い迷宮を進む。

 傷ついた体を互いに支え合う弟子たち、疲労しきったリティクやサレムが続き、後衛をドルゴスレンとギャレットが務める。

 なかなか悲惨な有様だがヒエラルクは、やたらと上機嫌であった。

 今にも歌い出しそうなほどに。


 わけの分からない屍と戦い、おぞましい悪霊に襲われ、弟子は殺され、金銀財貨が得られるでもなく、これから危険極まる迷宮の底から這い上がろうというのにだ……。


「アベル。俺とお前でなら恐れるような敵などおらぬよ。楽しもうではないか」


 ヒエラルクにあるのは純粋な喜悦、満面の笑み。

 本物の悪魔はこいつだと、アベルはそう思う。


 可能な限りの急ぎ足。

 角ごとに印があるので道に迷う恐れだけは無い


 問題なのは闇から這い出てくるバケモノたちだ。

 アベルは奇怪な光景に目を見張った。

 まるで子供にしか見えない体格の何かが複数、歩いて来る。


 無論、こんな所に子供がいるはずもない。

 それは、醜怪な小鬼の群れだった。

 銀色に光る眼を怒らせた小鬼は涎を流し、牙を剥きだし、粗末なナイフなどで武装している。

 十匹ぐらいの群れだ。


「くそっ! 数が多いな」


 アベルは後ろの囚人たちを考える。

 彼らを守らねばならない。

 自分を突破されると彼らが危うい。


 だが、あの小柄なバケモノは予想外の俊敏さを隠していると見た。

 とにかく先手で小鬼らを蹴散らさないとならない。

 アベルは自分自身が不利になるのも構わず駆けるが、それよりも速くヒエラルクが走っていく。

 

 グングンと彼我の距離が縮まる。

 そして、ヒエラルクは居合い斬り。


 ねっとりとした闇の中にあって、なお冴え冴えと輝く斬撃。

 まるで奴の身が伸びたと感じた瞬間、刃が明滅する。

 瞬きの間に奇怪な小鬼たちの体がバラバラになっていた。 


 アベルは二刀流の構えでヒエラルクに追随する。

 体格を生かして足元から嫌らしく攻撃を仕掛けてくる小鬼ら。

 小癪な素早さ、癖技や連携を仕掛けてきた。


 小鬼は足ばかり狙って来たところで突然と壁を蹴り、跳躍。

 普通なら予期しない頭上から飛び掛かって来る。

 だが、アベルには予感があった。

 あらかじめ防御的に構えていた二刀で逆撃。


 ところが小鬼は空中で身を捻り、驚くべき回避を見せた。

 アベルは少し微笑む。

 こんな意外な動きを仕掛けてくるだろうと想像していた。


 アベルは長剣を突き、さらにダガーで詰め寄る。

 この二重の攻撃、さすがに化物は対応できなかった。

 ダガーが小鬼の腹を抉る。


「ギギィ!」

 

 耳障りな悲鳴。

 アベルは小鬼を突き飛ばし、長剣を一閃。

 刎ね飛ぶ小鬼の首、牙を剥いた顔のまま憎々し気にアベルを睨みながら落ちていく。


 ヒエラルクは縦横無尽に殺戮を楽しんでいる。

 小鬼にしてもかなり強い魔物なのだが、まるで子供扱い。

 獰猛に駆け寄ってきた小鬼の胴を真っ二つに、頭を輪切りに切断。

 さらに死体を蹴り上げ、高笑いをするヒエラルク。

 刀から血が滴る。


 人間を食い殺すことしか頭に無さそうな小鬼たちが狼狽している。

 襲ったつもりが、むしろ襲われるような展開だった。

 ヒエラルクは残った小鬼を壁へ追い詰め、美しいと呼べるような連撃を見せる。

 まるで芸術家の筆捌きのごとく刀を振るい、小鬼どもを皆殺しにした。

 鬼気迫る、剣聖の妙技。


「なかなか楽しい化物どもであった」


 ヒエラルクの嘯きには深い愉悦があった。

 切り刻まれたバケモノの死骸を踏み潰し、再び移動する。


 アベルが五感を澄ましていると、迷宮全体が不穏にざわついているような気がした。

 迷路を抜ける風と共に魔素が蠢いている。


 サレムにそういう気配がすると相談すれば、彼はもっともという様子で頷く。


「あれだけ派手に戦い、魔術を行使したのだ。それに、どうやらこの迷宮にはさらなる下層があるようだ」

「あれよりもっとおぞましい化物が、さらに下層から……?」

「想像したくないが、有り得るな」


 そうとなれば急いで脱出するしかない。

 ヒエラルクは、いかにも愉快という調子で弟子たちを叱咤しながら突き進む。


 不意に、翼の生えた大蛇が天井から飛び出してくる。

 矢のような速さ。しかも、数匹いた。

 ここでも機敏に反応したヒエラルク。

 奇怪な有翼大蛇を燕返しさながら打ち払い、あっという間に斬り捨てる。


 その後も湧き出してくる魔物を尽く、殺していった。

 鏡のように磨かれていた鎧は血塗れになっている。

 剣聖の遊戯は、もはや最高潮。

 ヒエラルクは自由自在、歓喜のまま敵中を切り裂いてゆく……。




 そして、ついに地下二階へ続く階段へ辿り着くが、そのまま休まず階層を昇る。

 ヒエラルクは止まらない。

 戦いに酔い痴れ、欲しいまま敵を殺し続けた。

 

 ほぼ休みなく移動を続け、さらに地下一階にまで戻った。

 ここまで来ると魔素は薄らぎ、出て来る魔物の脅威は薄まる。


 大鼠や巨大な蝙蝠など、これで充分におぞましいはずなのだが、神殿付近の魔物に比べてしまうと迫力不足のような気がするから不思議だ。


 事実、この辺まで来るとヒエラルクは刀を鞘に納めて興醒めの表情。

 あくびをする始末だ。

 代わりに忙しく戦うのはアベルだった。


 そうして、とうとう最初の長い階段に戻ってきた。

 アベルは深い溜息を吐く。

 これで終わりだ。


 この迷宮というのには、確かに蠱惑的な魅力があった。

 濃い魔素のなか、異様な魔物との戦いを繰り広げていると地上の価値観が覆され、本来自分が居るべきなのはここではないのかと感じるようになる。


 さらに財宝なども手に入れば、地上で散財して、気の趣くまま装備を買い揃え、常識的に見れば破滅的としか言えない危険な探索に病みつきとなる。

 アベルはそんなことを考えていたが、やはりこれは自分のやるべきことではないと思う。

 自分のやりたいこと……。


 イズファヤート王への深く激しい殺意、繰り返し蘇るイースへの憧れ、アスの全てを手に入れろという囁き。

 そうしたものが、ぐしゃぐしゃに混ざり合い、計り知れない塊と化して胸の中で膨らみ続けている。

 

 長い階段を昇っていく。

 アベルなどは体が熱く、まだまだ体に力は漲っていたが囚人たちは酷く消耗しきっている。


 リティクは階段を昇るだけの力を失い、ドルゴスレンに背負われていた。ギャレットは瞳に何らかの情念を宿しつつ、黙々と足を運ぶ。

 ヒエラルクの弟子、ザルーファとプラジュの兄弟は歯を食い縛り、刀を杖のように扱いながら、よろよろと階段を這い上がっていく。


 最上部は鉄格子で閉ざされていた。

 そこにいた番人が怯えた様子で合言葉をと叫ぶ。

 答えたのはサレム。 


「王道国は永久とわに栄える」

 

 幾人もの衛兵が現れ、鉄格子が開けられる。

 ヒエラルクは話しかけてくる役人や兵たちを無視して外に出て行った。


「おい! 奴隷や囚人は収穫物を持って行っていかん。置いていけっ」


 迷宮の管理役人がアベルを見咎め、偉そうに注意してきた。

 手に持つ錆びた長剣とダガーを役人の足元に放り捨てる。

 がらんと、大きな音がした。

 まだ何か言いたげな役人を睨みつけると相手は気圧され、黙る。

 

 アベルも墳墓のような入り口から出た。

 目も眩む陽光の輝き。

 どうやら朝のようだ。


 天高く晴れた空。

 爽やかな樹々の香りがする。

 暗い迷宮の入り口を振り返り見て、やはりここは墓場だったなと感じた。









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