第135話  予感の朝

 




 木戸を開けると体に纏わりつくような細かい雨が降っていた。

 アベルが空を見ると、重たく湿った曇天である。

 ディド・ズマの手下たちが天気によって活動を止めるはずもない。

 今日も王都のそこかしこで金のために奔走することだろう。

 人を脅し、略奪品や奴隷を売り買いして黄金を手に入れる。

 欲望のまま蠢く男たち。

 そんな奴らを襲って倒すと決めた。


 アベルの主張をガイアケロンは認めてくれた。

 危険な決断だ。

 失敗するわけにはいかなかった。


 まずは装備を整える。

 目立つ姿は良くない。

 それなりに考えて行動しなければならなかった。

 もし襲撃に失敗して、さらに捕らえられでもすればガイアケロンにも責が及んでしまう。


 それでも行動をしなければならないほど、敵たちは確実に力を付けている。

 もしディド・ズマとハーディアの婚姻が成立してしまうと後継者争いは長兄イエルリングの勝利となるだろう。

 もはや受け身で状況は好転しない。

 危険を承知で動かなければならなかった……。


 アベルは鉄の覆いがついた長靴と脛当てを付ける。

 それから上腕と手を籠手で覆った。

 胸甲と背当てで胴体は覆うが、冑は持って行かないことにした。

 最後に愛用の刀を二振りと棒手裏剣。

 顔を隠すための布。

 雨除けの外套を羽織って準備は整った。


 部屋を出て大邸宅の玄関で待ち合わせているとオーツェルにスターシャがやって来る。

 彼らも外套の下には防備をつけているようだ。


 アベルはオーツェルに挨拶をしてみる。

 彼は普段通りの落ち着いた雰囲気。

 殺し合いを前に緊張しているかと思えば、全然そうした気配はない。

 由緒正しい貴族の郎党にはときどき、無表情でありながら言い知れない品格を漂わす者がいた。

 数百年に渡って領民を支配し続けた血統の証。


 アベルは痩身の学者風であるオーツェルに貫録というものは感じないのだが、今見せている態度はどうだろう。

 まだ二十代でありながら百年生きたかのような静けさ。思慮深い眼差し。

 そこらの小狡さだけで成り上がった者には到底、真似できるような態度ではなかった。

 普段、彼はガイアケロン軍団の裏方であり、ほとんど表に出て活躍するということはない。

 名将揃いの幕僚たちにあって存在感は薄いぐらいだったが、それはわざと隠れているからなのかもしれなかった。


 アベルはオーツェルの個人戦としての能力を知らない。

 ダガーの柄が外套から覗いているので一応は接近戦もやるつもりなのだろうか。

 気になって聞いてみたが、泥まみれになる格闘戦など頼まれてもやりたくないとの返事だった。

 よって魔法を主体として援護するという。

 不本意だが協力してやるという態度が見え隠れしていた。


 やがて階段から人の気配がした。

 カチェとハーディア王女が降りて来るところだった。

 ハーディアは一同の前まで歩み寄ると、他人に聞かれないよう小声で言う。


「話しは聞きました。今日これから強襲に及ぶそうですね。兄と私のために、またもや危険なことをさせてしまいます」


 輝く琥珀よりも美しい瞳は、アベルにこそ注がれていた。

 憂いを含んだ王女の表情からは、心からの哀切や遣る瀬無さが感じ取れる。

 

 勇ましくも戦姫と呼ばれるハーディアであったが、異常な野心と傲慢さを持ったディド・ズマに付け狙われ、それでいて身動きの取れない状況。

 その苦しさが隠すこともできずに滲み出た態度は、単に優雅な微笑みを浮かべているよりも魅力的だった。


 オーツェルは思わず動揺をさとられないために目を閉じて、ハーディアを視界から強制的に消した。

 美しさにはいくつもの種類がある。

 美人であっても男に負担を感じさせない穏やかな女性がいる一方で、その逆がある。

 心を奪われ、どんな不幸に陥ろうとも喜んで人生の全てを捧げてしまうような女。恋してしまえば円満な成就でなく、むしろ破滅に近づく。

 だが、それすらも甘美と感じさせてしまう。


 自分が心から敬服し仕えているガイアケロン王子の妹、ハーディア王女はそうした種類の女性であった。

 オーツェルは努めてハーディア王女に特別な感情を持たないようにしてきた。

 それは厳密に守られている。


 どんな手段を使ってもガイアケロン王子を次代の王に据える。

 それまで黒子に徹するのが自分の本分だと理性が命じていた。

 自分自身を一つの駒として扱うのみ。行き過ぎた想いを誰かに持つことなど思考を鈍らせるだけだ……。

 そうして今日までやってきたが、今朝のハーディア王女はなお一層、立ちすくむほどの魅惑を感じさせるようだ。


 それはどうしてか……。

 参謀の誇りとして自分の気持ちは揺るがない。

 となればハーディアにこそ何か変化があるのだろうか。男の心に炎を焚きつけてやまない何かが。

 オーツェルは考えてみるが分からなかった。

 強いて言えばますます危険になる日々が情念を惹起させるのだと結論してみる。


 ハーディアは実用的だが武骨な装備に身を固めたアベルを見る。

 はっきりと貴族的な品のある顔立ちに、凶暴なほどの情熱が宿った群青色の瞳。

 燃え盛るような魔力が体の内に秘められている。

 敵国の使者でありながら今や腹心の人間となった。

 なにより兄ガイアケロンが深く信頼を置く青年。

 彼が再び、ズマの手下たちを襲うと言う。


 ハーディアは、これは自分のための戦いだと思わずにはいられなかった。

 ズマの力を少しでも弱らせるためではあるが……なにより結納金の回収を遅滞させればそれだけ婚姻は遠くなる。

 気心の通じた大事な配下たちが、ある意味では皇帝国の軍勢と戦うよりも追い詰められた戦いに臨もうとしていた。

 心が締め付けられるようだ。


「どこでズマの手下たちを襲うつもりですか」


 スターシャが王女の問いに答えた。


「奴ら、昼間は方々で金を手に入れて夜は乱痴気騒ぎと決まっています。夜中に宿舎へ戻るので、そこを襲うつもりです。通る道もだいたい調べはついています。ロディア広場を通過するはずなので、そこで攻撃を仕掛けるのです」

「……皆よ。必ず無事に戻ってください。機会が無ければ何もせずに帰ってくるのです」


 ハーディアの言葉に答えてアベルは無言のまま頷きはしたが、攻撃をしないで戻るつもりなど全く無いのが伝わってくる。

 ハーディアは人に戦わせるだけで、ここに残るだけの自分の立場に嫌気がした。

 できればディド・ズマなどとは自らが先頭になって戦いたい。

 堪えきれずに、つい、カチェに言ってしまった。


「カチェ。貴方が羨ましい程よ。私こそ戦うべきであるのに。そう出来たらいっそ楽なことでしょう。心苦しく思っています」

「いえ、心痛には及びません。わたくしはアベルと共に戦うために付いてきたのですから。アベルもズマの手下と戦うのは本望というものです。決してハーディア様に命を捧げてのことではありません。変に悩まれないでください。単に真の利益のために働いているのです」


 ハーディアは不意を突かれたようだった。

 言外に、貴方一人のために戦っているのではないと伝えられているようだった。

 秘密同盟の維持にはガイアケロンとハーディアの健在は必須条件と言えた。

 そのために戦うのだと……そう主張するカチェこそが正論だった。

 ハーディアはアベルを見るが、彼は無言のままだった。


「……どうやら私は感情的になっているようです。見送りはここまでといたします。ご武運を」


 スターシャやオーツェルは軽く一礼をして玄関から出て行った。

 数万の敵を前にしても慄くことの無いはずだったが、ハーディアは今という時、恐怖にも似た気持ちで祈るしかなかった。

 しかし、胸騒ぎは治まらない。

 嫌な想像ばかり湧き出てきた。




~~~~~~




 アベルたちは馬に乗り、まだ早朝の内に邸宅を出る。

 スターシャが合図して顔を隠すために布を巻き付け、外套の覆いを目深に下げた。

 貴族街を出て王都へ入ると、数え切れないほどの人々の間に混ざり込み、全く没個性となった。それぞれの心には激しい戦意が渦巻いていたが……気づく者はいない。


 纏わりつくような雨だが、人々は活動を止めることはない

 何が起ころうとも腹は減るし、売り買いはしなければならない。

 早朝から昼にかけてこそ、一日のうちで最も労働が盛んな時間帯だ。

 商店に物資を運ぶために運搬人が荷物を担ぎ速足で進んでいく。

 水や葡萄酒を売り歩く男が往来で歌うように呼びかけていた。


 アベルはスターシャの先導に従って見知らぬ街を横切っていく。

 どうやら、いくらか貧しい者が多く住む地域に差し掛かったようだ。

 貧民街というほど荒れてはいないが、家屋の小ささや生活している人間の身形などでそういうことが分かる。


 道の舗装は無くなり、ぬかるんだ泥を馬が歩んでいく。

 やがて石造りの小さな神殿が見えてきた。

 馬はワルトに任せて、内部に入る。


 中年というよりも初老の気配を漂わせた、深い皺を顔に刻んだ男が一人、待っていた。

 バザックだ。垂れた瞼の奥にある鋭い眼光が、据わった目線を投げかけてくる。

 スターシャ旧知の男であるバザックには昨夜、何のために偵察を手伝ってもらっていたのか告げてある。


 真の狙いはディド・ズマであるということ。

 いよいよ幹部である十傑将を襲うつもりだと……。

 

 それを聞いた彼は酷く喜び、さらなる協力を申し出たものだ。

 やっと復讐の時が来たと感慨深く口にした。

 アベルがこれ以上の深入りは危険だと警告したが、それを鼻で笑い、スターシャが戦うのに自分が助けないわけにはいかないと断言したのだった。


「よう。本当に来たな」


 当たり前だとアベルは答える。

 バザックは、皺だらけの顔をやたらと楽しそうにさせた。

 彼は満足げに深く頷いた。


「覚悟の決まった奴らと一緒に戦えるのは俺も願ったりだ。頼むぜ、大将……。ところで本当に加勢はいらないのか。俺が声を掛ければ命知らずを十人ぐらいは集められるぜ? どいつもこいつもズマには恨みがあるし、上手くいけば金貨を奪えるとくれば命懸けで戦うぞ」

「いや、やめてほしい。これは俺たちの戦いだ。余計な者を巻き込みたくはない。それに情報が洩れる恐れもある」

「俺のことは信用してくれたのか」

「スターシャが頼ったんだ。あんたは仲間だ」


 バザックの鋭い眼つきが緩む。


「……俺も歳だからな。あと十年後にはこんな腐った都で不満を持ちながら老いぼれて独りくたばるかと思っていたが、思わぬ幸運が巡ってきたもんだ。あの糞蛙に一撃食らわせてやらないと男の誇りが痛むのさ。傭兵団が解散してから俺の人生は変わってしまった。似合わない仕事が終わって寝床に入る。朝、目が覚めると……どうしてこうなったと思わずにはいられねぇ。だが、それも今日で終わりだ。やれるところまでやってやるぜ」


 彼は何やら並々ならない気迫を内に秘めているようだった。

 乗ってきた馬はそのまま神殿に付属している馬小屋に預けた。

 金を払うことで馬を世話する場所は至るところにある。管理をしている神殿付きの奴隷に相場以上の金を渡して、夜中に帰ってくることもあるから頼むと言い含んでおいた。

 年配の奴隷は馬小屋で寝泊まりしているので、金次第でそういう融通が利くのだった。


 それから徒歩で移動。

 街道沿いには雨にも関わらず物乞いたちが立ち竦んでいた。

 他に糧を得る方法がないのだから天気は関係ない。

 旅人たちは一様に外套を頭から羽織り、どこかへ向けて歩いていく。


 しばらく歩いてロディア広場についた。

 ここが襲撃予定地だ。

 建物が密集したままだと火事が起こった時などに被害が拡大してしまう。それを防ぐために都市の要所には広場が設けられていた。

 その一つが、このロディア広場。


 下見を続ける。

 貯水池があって、それは景観のためでもあり火事の時は消火に使われるようだ。

 ところどころに石像などがあって、地面は石畳と土が入り混じっている。いくらか植樹されているが、その数は少ない。


 十傑将らは夜、酒の飲み、女で遊んだあとは大方の場合にこの広場を通過するという。

 昼は人通りが絶えないが、夜の様子はどうであろうか。

 アベルは道に座り込んでいる乞食の中で、わりあい話しのできそうな者を選び、銅貨を与えた。


「なあ。ちょっと教えてくれ。この広場は夜もこんな感じか。人はたくさんいるのか」

「いいや。以前なら俺ら乞食が寝ていたんだが、ディド・ズマが来てからはそういうこともしていない」

「なんでだ」

「あいつら道に寝ている人を邪魔にして殺しやがるからさ。遊びなんだ。遊びで殺すのさ。それで夜は危なくて寝られないんだ……」

「物乞いにだって仲間はいるだろう。そこまでやられて黙っているのか」

「あいつらは本当にヤバい。まず王国警邏隊と取り引きをしているらしくて野放しなんだぞ。貴族たちも無視を決め込んでいる。これまでいくつもの組織がズマのやり方に反感を持って争いになったが、戦闘では奴らのほうが上手だ。逆に負ける始末……。もう誰も手出しできない」


 そうした話しを聞きだした後、アベルたちは広場の周辺を隈なく歩いてみる。

 広場の視界は悪くないが、ひとたび街中に入ってしまうと複雑に路地が入り組み、どこへ進むか分からなくなる有様だった。

 建物は石や木造で作られていて、二階建て以上のものがほとんどだ。家と家の間に隙間はほとんどなく、迷路のような印象すらある。

 アベルなどは王都の地理を知らない。オーツェルならば分かっているのかと思い聞いてみると、彼は首を振った。


「私が詳しいのは貴族街や王城だ。王都の有名な遺跡や建物などは知っているが、市民街などを歩き回る趣味は持たない。方角を意識してだいたいの方向に見当をつけて歩くことはできるが下町のことなど何も知らないのだ。以前、王子が驚くほど街の路地に至るまで詳しくて驚いたことがある」

「……たしか幼少期は民間で育ったそうですね」

「そうだ。母親に連れられて様々なところを見て回ったそうだ。貴族の中には身分を隠して悪い遊びをしに城下へ行く者もあるが、私にそんな機会は無かったのでな」


 入念に路地や建物の配置を確認して、それから襲撃の方法を具体的にしていった。

 アベルは作戦のイメージが出来てきたので説明する。


 まず人数を二手に分ける。

 自分自身とカチェ、ワルトが先制攻撃を仕掛け、その場で戦闘を続ける。頃合いを見て残りのスターシャ、オーツェル、バザックがさらに不意打ちを仕掛ける。

 前後から挟み撃ちをすれば、かなりの人数差でも戦闘の初期段階で敵を数十人は殺せるだろうという考えだった。

 後は殲滅を狙って徹底的に攻撃する。


 とはいえ相手は何人いるか正確には分からない。

 昨夜の酒場を偵察した感じでは、少なくても五十人以上の手勢に六人で挑むことになる。

 多勢に無勢であるし、ズマがわさわざ王都まで連れてきた部下らならば、その技能や練度は高いはずだった。さらに十傑将はかなりの腕前に違いない。

 オーツェルは疑問を口にする。


「安全を考えると一撃離脱が良策と思うが。魔法で攻撃したら直ぐに逃げる。この路地の多さならば逃走は難しくないはずだ」

「ああ、その通りだ。しかし、最低でも傑将の一人ぐらいは討ち取りたい。金も奪えば敵にとっては大損失となる。前にマゴーチというズマの会計を殺したのは僕だったんだ」


 あの襲撃の実行犯がアベルであったのを今知ったオーツェルは驚愕する。

 それは確かな噂だった。

 ズマの有能な会計が殺されたと。

 どうやら輸送中の金貨を狙われたようだった。同行していたズマの手下たちは尽く、殺された……。


 ズマの金を強奪するとは肝の太い奴がいるものだと呆れるやら感心するやらだったが、何ということはない。

 犯人はずっと目の前にいたわけだ。


「あれはアベルの仕業であったのか……。その時はどうやって戦ったのだ」

「さっき説明した作戦と大差ないよ。基本は先制攻撃と複数方向からの仕掛け。重要なのは囲まれないことだ。敵の数が多くとも一対一を繰り返すのなら勝てる……はずだ」

「一応、理に適った方法ではあるな。ひどく野蛮だが……。もし敵が百人以上いそうな集団ならば今夜の攻撃は諦めよう。本当は五十人だって止めるべきなのだ。十倍の敵に挑むなど狂気の所業だぞ」


 スターシャが不満そうに反論した。


「前は五十人ぐらいの手勢をアベルたち三人だけで殲滅した。今度だってやれるさ。弱腰になんなよ」

「いいや、これは譲れない。私がアベルとスターシャに任せられないというのはそういうところだ。ぎりぎりのところで止まらなければならない場合もある。今度という今度は絶対に捕まるわけにいかないからな。慎重にいきたい」


 オーツェルの説得のようなものにアベルは頷いた。

 彼は彼でガイアケロンに忠誠を尽くしているものだった。その方法がアベルたちとは少し違うだけだ。

 広場周辺の下調べが終わり、バザックが単独でズマの配下たちの偵察に向かった。

 間違っても気取られるわけにはいかないので自分一人のほうがやり易いという。


 アベルたちはバザックと申し合わせた飲食店で少し飲み食いしながら時間が過ぎるのを待つ。

 少量の葡萄酒や麦酒を飲んだ。

 盗み聞きされると厄介でもあるので会話はほとんどなかった。

 すぐに夕方となり、夜になってバザックが戻ってくる。

 彼が席について小声で語った。


「ズマの手下ども、今日は何組かに分かれて行動したようだ。一隊は六十人ほど。そっちの行動は把握できている。だが、残りはどこにいったのかはっきりとは分からなかった。王都東の郊外のほうとか、曖昧なところまでしか掴めなかった。もう少し時間や人手があれば見逃すはずはなかったのだが……。力不足で済まない」

「いいや。元々が無理な頼みなんだ。そこまで確かめてくれて感謝している」


 アベルたちは静かに店を出る。

 相変わらず小雨が降ったり止んだりしていた。

 もうすぐに死闘が始まろうとしていた。





 









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