第70話  イエルリング王子

 





 すっかり敵に囲まれている。

 ところがイースは普段とまるで変わらない態度。

 アベルは数々の殺し合いを潜り抜けてきた今でも、やっぱりこういうときは緊張する。

 手のひらに汗が、じっとり溜まっていた。


 対してイースは震えもなければ顔色に変化ひとつない。

 人間は動揺し葛藤すると指を擦り合わせたり呼吸が早くなったりするものだが、イースには全くそういう仕草がないのであった。

 そうした不動の姿を見るとアベルも気持ちが落ち着いてくる。

 隣に立つイースが淡々とした口調で聞いた。


「イエルリング王子様。話をしたいと言うことでしたが、私たちをどうするおつもりですか」


 イエルリングが優し気な笑顔で答える。


「ふふっ。お前たちをどうするか。たとえば死罪に処す……。これは簡単なようで難しい。なぜなら決死の反撃を受けることになる」

「そうです。私たちは死力を尽くして抵抗します」

「私には、お前たちを大勢で取り囲んで攻め殺すことができる……が、それをやれば窮鼠に指先を噛みつかれる。まるで意味のない無駄な怪我だ。戦略として価値のない戦いで親衛隊を失いたくない」

「……」

「それよりは、もっと他に方法はないかと考える。あわよくば、お前らを配下にすることはできないか、などと……。どうだろうか? 私の家臣にならないか? 

 ガイアケロンもお前たちを誘ったそうだな。弟が無理だったものを私が配下にすれば、箔がつく。これが一番上策だ」


 イエルリングは端正な顔で、にっこりと笑って見せた。

 なるほどとアベルは思う。

 武将は有能な人材を常に欲している。

 少し頭の冴えたやつなら大損害を出してまで殺すよりも、鞍替えさせた方が得だと判断するわけだ。

 だが、イースの答えは素っ気ない。


「裏切りはしません」

「むろん対価は払う。金や領地は欲しくないか。一年で金貨千枚の俸給を取らすぞ」

「その日を過ごすのに困らないだけの金があれば充分です。無用な大金は必要ありません」

「では、立場ではどうだろうか。将軍にしてやる。部下は五千人からでどうだ。働き次第で、もっと大軍を与えてもよい」

「私は将としての器ではありません。一人の戦士でありたいと願っています」


 イエルリングが、それまでの中庸な微笑を消して、どこか陰の差した表情で口元を歪めた。


「欲は少なく自分が見えている。甘言も効果がない……。こうした者こそ部下に欲しいものだ。

 この大鉈を持った戦士。名前はダレイオズ。こやつは強敵と戦いたいという望みを叶えるため、私に忠誠を誓っている。名誉や金も好きなのだが、一番は何かといえば戦闘そのものだという。騎士イース。おぬしに近い考えとは思わないか」

「……その男。強くはありますが戦い方は気に入りません」

「戦士の矜持か。私には分からんな。どんな汚いことをしても勝つのが戦というもの」

「それは一面、真実であります。しかし、特に子供を殺すのは許せません。醜い」

「醜いと来たか。美意識か。それがお前の行動原理だな……。ということは芸術家に似た精神だ」


 イエルリングは次にアベルへ視線を移した。


「少年。確か、君が最初に加勢に入ったな。やはり子供を助けるためか」

「そうです」

「なれば聞くが、主に子供を殺せと命じられたらどうするのだ?」

「断ります。解雇でいいよ」

「命令違反で処刑すると脅されたら?」

「たかが子供を殺すために部下まで処刑する……。そんなクズには始めから雇われないです」


 イエルリングは可笑しそうに笑った。


「お前ら、面白いな。まったく……。主の気持ちも考えてみろよ。必要だからやっているだけだ。王なんてものは自分の楽しみだけで行動していたら、たちまち行き詰まる。仕方なくってこともあるのさ」


 アベルとイースは黙った。

 もう、これ以上言葉を重ねることは無かった。

 破格の条件で誘われようと配下にはならない、子供も殺さない。

 笑顔から一転、気に入らない劇を見せられたような顔をしたイエルリングは首を振る。

 それから従者に命令した。


「ゼノ家の捕虜を連れてこい。それから、あの生き残りの娘も必要だな。少年。すまないがここに連れて来てくれないか」

「あの子の命、約束ですよ」

「少年。このイエルリングは約束を反故にしたりはしない。命だけは助けてやる」


 そう言うこの王子、少しも信用できなかった。

 イエルリングは顔だけ見ると穏やかな善人のような気すらしてしまうのだが。

 なにか、この男からは平気で約束など無かったことにする誠意のなさを感じる。

 いや、そもそも誠意というものがどうしたものであるのか全く理解していないような……。

 とはいえ、とりあえず交渉のために連れてこなければならない。


 アベルはシフォン・ゼノと家令ハンジャを陣幕に導いた。

 ハンジャは白い口髭を生やした六十歳ぐらいの老人で、胆力というよりは枯れた心持ちのせいか、それほど動揺した様子もない。

 むしろ、背筋を伸ばしているから堂々としているように見えた。

 アベルはハイワンドの家令ケイファードを思い出す。

 彼もハイワンドを支えるためか、武人ではないのに緊張感を漂わせた人物であった。

 どんな道でも信念や誇りがあると筋みたいなものが通るらしい。


 少女シフォンの足は恐怖で小刻みに震えていた。

 当然の反応。

 アベルは背中をさすってやる。

 するとシフォンが顔を真っ赤にさせてアベルを見てきた。

 アベルより頭一つ分ほど背が低いから見上げるような感じだ。


 シフォンは名前ぐらいしか知らない少年を必死に凝視する。

 本当は抱き付きたい欲求を堪えた。

 ほとんど殺される寸前に助け出されて、今は敵と交渉してくれていた。

 自分の助命のためだろうと察しはつく。

 なんて素晴らしい男性なのだろう。

 見れば顔つきも凛々しく整っていて、眼つきなど剣呑なほど鋭い。

 きっと何とかしてくれるに違いない……。


 アベルに向けたシフォンの視線には、ほとんど救い主を見るような気配が漂っている。

 相変わらず突発的な失語症のようになっていて、言葉は上手く口から出ないようだが……。

 それでも少しだけ元気を取り戻したシフォンを見て、僅かに安堵した。

 だが、それも長続きしなかった。


 イエルリングが命じて連れてこさせたのは凄惨な拷問を加えられた男と女だった。

 惨い死体などいくらでも見てきたアベルすら思わず目を見張る姿。


 鎖に繋がれ、木の棒にくくられて荷物のように連れられてきた。

 服は着ていない。丸裸にされている。

 背中の皮が剥がれるほど、鞭で叩かれていた。

 破れた皮膚の下から、ぬるりと赤い肉が露出している。

 口に轡をされていて喋られない状態にされていた。


「お、お父様……お母様……!」


 シフォン・ゼノが顔面蒼白で声を搾り出した。

 イエルリングが変わらぬ微笑を湛えて言った。


「拷問には意味がある。バルティアの支配者だったゼノ家のこの姿を見て、反乱を起こそうという者はいなくなる。ゼノ家とブリガン家の郎党や家臣はほとんど殺し尽くした。だから、こいつらはなるべく惨めに生きていればこそ価値がある。死体はもうたくさんあるからな。これ以上増やしても意味がない。

 本当はバルティアの族長どもが見ている前で娘の死体を渡してやる予定だったのだ。それで平定は完了となるはずだったのだが、お前らが現れた。私の筋書きが狂ってしまったが……、まぁ、些細なことだ」


 シフォンは自分の意識が遠くなっていくのを感じる。

 この現実、悪夢であると思いたかった。

 立っていることが出来ず、その場で膝をつく。


 アベルはイエルリングの苛烈な手段に戦慄を覚える。

 やっぱり見かけに騙されたら駄目だ。

 この王子は無害そうに見えて、だが、どんな残虐な行為だろうと必要なら実行するという価値観を持っている。

 ただ、それは権力者一般に言えることなのかもしれないが……。


「おい、そこな娘。シフォンと言ったか? もう二度と王道国に逆らうな。此度のみ成り行きから助けてやる。バルティアから疾く出てゆくのだ。今後、一度でもバルティアに立ち入れば処刑する」


 イエルリングが手で仕種をすると捕虜にされていた両親とシフォンらは陣幕から引きずり出された。

 イエルリングはゼノ家の件は済んだとばかりに、再びイースに語り掛ける。


「騎士イース。決闘の際、ガイアケロンとハーディアはどうであったか? 強かったか」

「過去に類のない最も手強い相手でした」

「お前はあのガイアケロンに手傷を負わせたそうじゃないか。あいつは少年の頃から何度も強力な暗殺者に襲われて、だが、ことごとく殺し返している猛者だぞ。

 知っているか? あいつは子供の頃、犬のふりをしていたのさ。私もすっかり騙されていた。あいつは変な薬を飲まされて脳が腐ったのだと思っていたのだ。哀れなことだと本気で同情していたのだが全部、嘘。演技だったんだ。まったく、笑わせる弟だ」


 イエルリング王子が乾いた笑い声をあげて言う。

 あいつは王宮の柱に立小便をしてたんだ、と。


「ガイアケロン王子は技、力ともに達人です。心も出来た戦士でした」

「……。このダレイオズとガイアケロン。戦ったらどちらが勝つと思う? ダレイオズはな、私の配下にいる戦士の中では個人戦と限定すれば最も手強い男だ」


 イエルリングが隣に控える上半身裸の、岩のような戦士を指さす。

 ダレイオズという戦士は主人の会話に口を挟まない主義らしい。

 彫像のように立ち尽くしている。

 しかし、特に構えもしていないのに、どこからどんな動きがあっても即座に対応できる気配があった。


「そこの戦士とガイアケロン、戦えば……。優劣の見極めが難しい段階です。運は無視するとして、互角を感じます」

「互角か。お前たちも知っての通り、私は魔法で集められた魔力を打ち消すことに長けておる。では、ハーディアの魔法を消したら、どうなると思う。魔法なしのハーディアとお前たちなら、どちらが勝利するか」


 これにはアベルが代わって答える。


「ハーディア王女の魔法は非常に強力ですが、片手剣とダガーを使った二刀の剣技も凄まじいものでした。気安く、こうすれば勝てるなんて言える相手ではありません。僕は王女と直に剣を撃ち合ったのですが今でも勝てる気はしないです」


 イエルリングは頷いた。

 それからイースに聞いた。


「また、ガイアケロンと戦ってみたいか」

「不本意に中断させられた戦いでした。決着はつけておくべきでしょう。再戦の機会はなさそうですが」

「そうでもないぞ! 望むとあらばこのイエルリングが、いつかお前とガイアケロンを再び戦わせてやる。

 騎士イース。お前の本質は戦闘の芸術家だと見た。命が輝くのは戦場のみと思っているはずだ」

「命は大事にしすぎると濁り、腐るものです」


 イエルリングは手を打つほど喜色を露わにした。


「素晴らしい。至言だな。奴隷は奴隷として、戦士は戦士として働かせるから輝く。人には相応しい立場というものがある。無駄に長生きする必要などない。命などさっぱり使い切るのが正しい。お前は、やはりダレイオズに似ているよ。いつでも私のところに来い」


 アベルは面食らう。

 どういうつもりの提案なのか……。

 しかし、イースをして戦闘の芸術家との評価は実に鋭い。

 イエルリングは満足げに深く首肯した。


「ハーディアはな、いずれ私の臣下に降嫁するだろう。殺したら、そいつが怒るから手を出さないでくれ。妹の相手はディド・ズマという男なんだけれどな。欲望の塊みたいな奴で分かりやすい。お前たちとはまるで逆だな。ははは……。

 ハーディアとガイアケロンはいつも一緒にいるから、なかなか厄介なのだ。しかし、あいつが嫁に行けばガイアケロンは一人になる。そうしたら、どうなるかな。はははは……」


 アベルはとっさに表情を隠したが驚く他ない。

 ハーディアは恐るべき敵であり片目まで潰されたが、それとは別に高潔で気高そうな女性だった。

 それが残虐非道で世の中を震撼させているディド・ズマの妻に……。

 似合わないような気がした。


 それにしてもイエルリングの語り口は軽妙で一見は魅力的なのだが、その感性や語りの深奥には不気味なものを感じる。


「騎士イース。色々と話が聞けて楽しかった。よって約束だから今回はお前たちを見逃す。できれば犬死などしてくれるな。どんな人間にも私は働き場所というものを与えるからな。ガイアケロンと戦いたくなったら、私がお膳立てをしてやろう。あいつを倒せば英雄殺しの最強戦士と呼ばれるぞ。歴史に名を残すだろう」


 イエルリングは祐筆に命じて何かを書かせた。

 そして最後に一筆、署名する。

 それを従者に渡すとイースへ持って行かせた。


「それは通行許可書だ。バルティアを自由に移動できる。さぁ、これでも私は忙しい。去れ。また会おう」




 アベルとイースは陣幕を出た。

 イエルリング王子……ガイアケロンとは異なる凄味を持った男だ。

 必要ならどんなことでも平然と実行するだろう……。

 それとも、あの態度こそが帝王学を学んだ者のなれの果てなのか。

 アベルには想像もつかなかった。


 両親の惨状を目の当たりにしたシフォンは、ほとんど自力で歩ける状態ではなくて、カチェが肩を貸している有様だった。

 見ていて哀れに過ぎるが、両親までも助け出せる状況ではなかった。


 アベルたちは西の方角へできるだけ早く移動することにした。

 成り行きからシフォン・ゼノと家令ハンジャも共にする。

 イエルリングが気変わりでも起こしていたら命取りなので、急いで離れることにした。

 騎乗するなり馬に気合を入れて走らせる。

 王道国の精兵たちは棋盤遊びの駒のように動かないままだった。


 夕方、森があるのでそこで野宿となる。

 念のため、追っ手が来ても見つからないように奥まで入って野営を作った。

 シフォンは精神的なダメージが大きく、ぐったりと横になってしまった。

 見かねたカチェが、ずっと張り付きで世話をしている。


 すると優しく介抱されているうちにシフォンが感情を取り戻してきた。

 今は啜り泣きをしている。

 悲しみも表せないほどの状態からは、少しマシになったことだろうか……。

 やがてシフォンは疲労で昏倒するように寝てしまった。


 アベルはお湯を沸かし、お茶を作ってイースに渡す。

 イースは何か考えごとをしているようであった。


「イース様。どうかしましたか」

「イエルリング王子。我々を見逃したのは、なぜだと思う」

「追い詰められた僕らの決死の反撃を恐れて……」

「それもあろうが結局のところ我々など取るに足らない者と見ているのだろうよ。話をするのも殺すのも自由になる相手と」

「……、もう一度ガイアケロンとイース様を戦わせてやるとか言っていましたね」

「敵の敵は味方という考え方がある。イエルリングとガイアケロンは次期王座を巡る間柄なのだろう」

「王道国も皇帝国も何だか似ていますね。民衆はそっちのけで権力闘争。僕、どうも権力者とか好きになれない」


 夜の森で梟が鳴いていた。

 焚火に枯木を放り込む。


「かつて私は騎士として戦うことにしか関心がなかったが、権力者の争いに巻き込まれるばかりだと……うんざりする気持ちにもなる」

「はい」


 イースは赤い紅玉のような瞳で見つめてきた。

 アベルはいつもながら、その神秘の美しさに吸い込まれそうになる。


「……騎士は辞めて別の道で戦う方法を探してみようか」


 我が耳を疑うようなイースの発言にアベルは息を飲む。


「イース様」

「とりあえず、アベルには私の従者をやめてもらう」

「えっ!」

「アベルと私の二人で放浪の武人になる。そうしたら人を食い殺す竜の退治でもするか」

「……イース様がそうしたいなら、それでいいけれど」


 イースは、ほんの少しだけ笑っていた。

 アベルは首を傾げる。


「冗談さ……。アベルはハイワンド家の人間だ。帰れば武勲が認められて、きっと確かな立場を与えられるだろう。立派な貴族だ。よしんば、そうならずともアベルの力ならどこででも認められる。自覚はないかもしれないがアベルは随分強くなっている。お前の未来は開かれているよ」


 そう言うとイースはアベルの頭を撫でてくるが、すぐに横になって寝てしまった。

 明らかにいつもと違う態度。アベルはかつてない奇異なものを感じるが、声を掛けることは出来なかった……。



 翌日、朝早くから慌ただしく移動を再開する。

 イエルリングの書状は絶大な効果があった。

 いくつかあった関所で与えられた通行許可書を見せれば妨害する者は誰もいなかった。


 アベルは家令ハンジャに地理や街道について質問をする。

 ハンジャは地元の者だけあって、そうした事情に詳しかった。

 西へ三日ほど進めば中立の商業都市であるクタードという街があるらしい。

 そこはもう大河ドナに隣接する場所で、皇帝国への渡し舟が出ているという。


「わしらもバルティアにはいられません。共に皇帝国へ逃れましょうぞ」


 ハンジャは老いた顔に苦渋を浮かべる。

 生まれ育ち、さらには地位も作った土地から追われるとは大きな苦痛に違いない。


 カチェに面倒を見てもらって少し回復したシフォンが、アベルに聞いてきた。

 出会ったばかりの頃は柔和な令嬢らしい表情をしていたのだが、今は極限体験をしたせいか眼つきが鋭いものに変わってきていた。

 人間とはこうして変化していくのか……。


「アベル様は、どうして命の危険を犯してまで私を助けてくれたのですか? ゼノ家が皇帝国に親しいからですか?」

「……そうじゃない。実は言うと自分のためなんだ」

「ご自分のため? 今一つ意味が分かりません。自分のためというのなら危険な戦いには参じないものでございましょう」

「説明が難しいけれど、強いて言うなら自分を救うためなのさ……。ずっとずっと遠い所に誰にも助けられなかった子供がいたんだ」

「貴方様本人のことでしょうか」

「いいや。アベルの両親は素晴らしい人間なんだ。それに騎士イースという師にも恵まれた。アベルは幸運なんだ」

「幸運と言えばこの私も同じでございます。アベル様に助けられ、次にはカチェ様に優しく励まされて元気を取り戻しています。皇帝国に逃げたのちはゼノ家とバルティアのために行動します。

 いつかお父様とお母様を助け出すのです。そして、憎き王道国と叛乱勢に必ず復讐を!」


 可憐で穏やかだった少女の眼に焼けるような情念の炎が宿っていた……。





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