第91話 おいらとしたことが! の巻

 やあ、おいらです。


 もう、うっとおしいと思うでしょうが、お願い、言わせて。

 意味のない疲労感が過労感にまで悪化してきました。

 耳も遠くなる一方です。

 でも、もういいんだ。耳なんか聞こえない方が、世の中の悪いニュースを聞かなくて済むでしょ。それに、目が見えなくなるよりは不自由の度合いが違うと思うんですよね。日々の生活、どうせ、ダイエーかクリエイトに行くくらいなら支障はないし、区役所や病院には事前に伝えておけば、善処してくれるでしょう。ラジオやミュージックが聴けなくなるのはさみしいけれど、なけりゃなくていいものだから。おいらがミュージシャンじゃなくて本当によかったですよ。だったら自殺ものですよね。


 気温と室温が二十五度の夏日になりました。半袖のT、T、T、T、T! なんでチョコレートプラネッツになっちゃったんだろう? そんなに好きでもないのにさあ。とにかく半袖のTシャツをタンスから引っ張り出して着たのはいいんですけどねえ、腹に布を持っていかれてその分、チビTになってて恥ずかしい。まあ、去年の今頃より、三十キロは増えてんだからしょうがない。なんか、痩せる気もなくなってきて、本物のクマよりデブになりそうです。エゾヒグマなんて野生だから筋肉あるし、エサが食べれなくて痩せてるのもいるからね。


 電子レンジですか? 試しに使ったきりです。困るのはセッティング。今回、新しいお友だちとしてトースターがやって来ました。これはもともとウチにあったトースターを元妻が「……を焼くから貸してくれ」というので貸したんですけど、全然返してくれず、挙句に「ぶっ壊した」というので、弁償しろとさんざんいっていたのがやっと来たのです。まあ、元旦那にトースターを借りに来るのも考えものですが、快く貸してしまう、おいらもバカだよねえ。でもさあ、おいらがこういう精神状態で、恐怖症が多くて何にもできないときに、手伝ってくれるのは元妻だけだからね。大事にしないと。だって、肉親がさあ、全然面倒のめの字もみてくれないんだからさあ。この世で、信頼できるのが別れた元妻っていうのも、いびつだけど、それが現実なんだ。ああ、偽装離婚じゃ、絶対にないですからね。だって、我々にもう愛はないんだもの。あるのは情だけだってさ。元妻にしては名言だと思うよ。


 で、何をやらかしたかというと、疲れすぎたので、夜の八時過ぎに電気を消して、目をつむって肉体と精神を休まそうと思ったの。割とよくやるんだけど、普段なら絶対に眠れないの。なのに今日に限って、何分か眠りに落ちてた。よだれ垂らしてさあ。ああ、恥ずかしい。それだけのことです。


『悪の権化』、アイデアは湯水のごとく出て来ているのに、筆が止まっております。タイトルから、よろしくま・ぺこりを消そうと思っています。近いウチに。今からやるか! もう一つの小説はどうもこの駄文との親和性が高く、ついつい、僕をおいらと書きそうになります。内容も、かなり、かぶりそうな気がします。ネタ元は一緒だからねえ。これは仕方がない。数字的には微妙な読まれ方をされています。どうなるのでしょうか。

 では。

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