第84話 季節の潮流は高速に

 やあ、おいらです。


 なんとか動けるようになってきたので、食材を買いにダイエーに行きました。ここでさあ、二十日くらい絶食すれば、若干は下腹の揺れもおさまるんでしょうが、行ってしまったらもうダメですね。あれも買いたい。これも買いたい。ああ、食いたいの間違えかも。結局、いくら支払ったかもわからないくらい買い物をしました。でも、決してゴミにはいたしません。食品ロス0がおいらの自慢です。


 それにしても暑い。初夏なんじゃないかと思う。長袖のシャツを着てしまったが、半袖でちょうどよかった。皮膚の状態も他人様が見て「気味が悪い」とは感じない程度には戻っている。乾燥のシーズンももう直ぐ終わるから、アトピーにはいいね。

 しかし、暑すぎないか? これから春真っ盛りの気持ちの良いシーズンを迎えるはずなのに、下手すれば、真夏日、猛暑日の新記録が出てしまうよ。梅雨? 梅雨ねえ。なんか毎年、期間が短くなっていない? 今年あたり消滅なんてこともありそう。真夏はさあ、もう酷暑で「昼間の外出は控えましょう。エアコンを躊躇なく使いましょう」って緑警察署の広報パトカーが何往復もする。綺麗な婦警さんでも乗っているかとみれば、声は当然ながら、録音で、疲れ切ったおっさん警官が懸命にお仕事されている。お疲れ様です! 生涯平巡査殿……実は人手不足で駆り出された刑事部長だったりしてね。


 夏の次は秋ではなく冬。四季というものは日本から消滅しました。夏と冬。酷暑と厳冬。風情のない国になりましたなあ。あまり関係ないですが、新天皇は新後嗣と不仲なようで、平成の天皇陛下に三男でもおられれば、毛利元就の「三本の矢」の教えでも説かれましょうが、黒田清子さんではそうもいかないようです。まあ、よしなに。


 話は変わって、ボケーっとyahoo!ニュースを眺める。なんと、引きこもりの中高年が実は二百万人くらいいるのではという記事がありました。おいら自身も引きこもり中高年だから、積極的な発言は控えますが、内実「五百万人超えてんじゃねえの?」なんて考えちゃいます。たぶんですが、日本人、特に男性はDNAの段階で、昔より相当弱くなっているのではないかと思います。人間は男性社会ですが、ハチやらアリは女王が権力を持っている。それに働きハチだのアリは同じ女王が産んだメスです。オスの役目はただ一つ、後尾のためです。あとはなんの役にも立たない。カマキリだって、後尾したオスをメスが食べちゃうでしょ。ライオンだってオスライオンは生殖のためだけに存在し、エサを狩るのはメスばかり……


 少々脱線しましたが、染色体がX Xと安定しているメスは強く、 X Yと不安定なオスは弱いって理科で学びましたよね。


 それがさあ、現在の複雑な社会、人間関係、セクハラ、パワハラ、ハラハラ……みんな、精神おかしくなりますよ。特に男性がね。女性も当然おかしくなっちゃう方がいると思いますが、生物学的にいえば、壊れるのは圧倒的に男性! だから、人間社会って歪んでいるんですよ。母性を頂点とした女性社会に転換すればハッピーになれる。男だって無理せず働ける。そして、こう言うんです。「わたし、定時で帰ります」ってね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る