第82話 おいら小金はいりません
やあ、おいらです。
いけねえ、内科に行くまであと少ししか時間がないのに、書き始めちゃった。たぶん、途中離脱があります。読者の皆さんは完成稿をご覧ください。おいらも焦る必要はないんだ。
なんか、カクヨムに広告を載せたり、読者さまから料金をとるんだって? それじゃあ、おいらの駄文なんか誰も読まなくなっちゃうじゃないですか? ただだからさあ、フリーだから、好き勝ってに書いていられるのになあ。あ、時間切れ。ではまた。行って帰ってきたら考えが変わっていたらかっこ悪いね。
帰ってきましたよ。
行きは野花のことを考えていました。ソメイヨシノは終わっちゃったね。とか、他人の家の庭だけどフジが満開。野趣あふれるとはこのことだと言いたいのです。上品さもあるけど、砕けている。いい女……いい、花だなあ。とのんびりと鴨居の病院に行くと様子が変だ。患者がいない。すると、なんということでしょう。診療時間が変わって、内科は金曜日だけに激減している。くそー、バカ院長がまた動いたな。以前ここは内科胃腸科だったんだけど、院長だった女医さんが、おそらく死んでしまったの。そしたら、親戚かなんかの整形外科医が院長になって名前も整形外科内科になって、内科は火曜と木曜日になり、そのうちにまた変わって、木曜だけとなったところで波乱が。突然、全営業日の午前中と木曜の午後は内科になったの。思うに、内科の方が整形外科より患者が来ていたんじゃないかな? 昔からの付き合いでさ。お年寄りも多いし。なのに、この仕打ち! 許せん! 呪う! だけどおいら、あれだから、簡単に病院変えられない。当分は月一で金曜日に行くよ。皮膚科も金曜日なんだよな。こっちは調整つかなかったら「病気で来れませんでした」って言って月曜か火曜に行くか。前回の気絶の件、内科医に聞きたかったんだけど、怒ったおいらは沈黙を通した。「はい」「いいえ」のみ。
いずれ、ケースワーカーのおばあちゃんが来たら、とっぷり話し込んでくれよう。他の病気のこともあるからね。視力でしょ、聴力でしょ、あとは歯が大事。
毎回恒例、まいばすけっとでお買い物して電車に乗って駅についたら、毎回恒例になってしまった感のある、脱糞がしたくなってしまいました。部屋まで徒歩十分。地獄の中距離走です。今回は道に人が多くて、恥ずかしいから、必殺技の下腹部持ち上げができません。なんか、おならが漏れてます。かなり危険でしたが、大人の意地でゴールしました。
なぜかその時、ふと思いました。おいらの子供の時って、桜は入社、入学の頃のお花だったよなあ。でも、なんか、今や桜って、別れや卒業ソングになってねえ? ああ、それだけです。
本題ってなんだっけ?
ああ、カクヨムが読者からお金を取る件ね。何か違う? 著者が広告元や、読者からお金をもらう? だってカクヨムさん、マージン取るよね。だから、カクヨムがお金を取るんでいいんじゃない?
当然、ユーザーとして、お金をもらうかどうかの選択肢が欲しいね。だって、お金をもらうに登録したのに、一銭も入って来なけりゃ、恥ずかしいニョロよ。
どうしても金貰えというなら、すみませんが、横浜市緑区役所の生活支援課に行って「ぺこりさんの駄文がいくらいくらの収益になりました」って言ってきてもらえますか? そうするとおいらの生活保護費、減るんだけど、きちんと面倒見てくれるのかい?
カクヨムはKindleみたいな電子書籍が世界を圧倒する。そのための布石として今回のことを考えているのかもしれないけれど、三百年後の未来にさあ、紙の本はないと思います? ビブリオマニアの力を侮っちゃいけない。CDや配信の時代に、有名アーティストがこぞってLP版を出すように、紙の本の隠れ需要はどんどん上がって行くのさ。おいらだって、絶対に、文庫以外では本を読まない……とは言い切れない。端末買ってくれる人がいたならなあ。そっと寝ころぶ、おいら。霞んだ春の青空を見上げる。JR横浜線が踏切を通り過ぎる。寒くなったきたので、窓を締める。
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