第74話 何でしょう? この疲れは!

 やあ、おいらです。


 前回、書きました通り、亡母の三回忌に行って来ました。四回忌っていうのはないそうで、あっても七回忌だそうです。おいらが死ぬか実父が死ぬかのチキンレース。まあ、実務は実姉が取り仕切るでしょう。


 で、精進落としじゃないけれど、新横浜のホテルで食事をしたわけです。おいらは年寄りに捕まるのが面倒くさいので、姪っ子のいる実姉一家の席に逃れたわけです。で、適当に、食べて、適当に相槌打ってたら、実父が親戚のおっさんにおいらの病気のこととか、保護のこととか話してんの。なんだ? 今まで、話していなかったのかよと思いました。もう、十年くらい経っていることだぜ。とっくに話していると思い込んでいた。しかも実父はおいらの病気を両極性障害とか言っている。北極と南極のエネルギーに支配されているわけじゃねえよ。息子の病名くらい、覚えとけ。たぶん関心が薄いんだろうな……


 帰って来て、もう人に薦められた本を読むのはやめよう。好きな本だけ、読むのだと、泡坂妻夫先生の『死者の輪舞』を手に取る。これ、買った時には遠藤憲一のドアップで引いたら、その裏からかわいい表紙が出て来たので一安心。なんの番宣でもなく遠藤憲一とは……あの人、ただの悪役だったのになんで人気者になったったかねえ。不思議だ。


 さあ、読むぞと意気込んだのですが、字が全く読めない。なんじゃこりゃと思っていたら変な夢を見ながら眠っていました。要は外出したことと、ビールなんぞ飲んでしまったので疲れていたようです。気がつけば、午後七時過ぎ、ああ『笑点』見逃したと思ったけれど、今日は土曜日でした。まさかとは思いますが、気絶していたんじゃないだろうな。


 ネタ切れです。


 ネタを探して来たけど、ベイは負けているしねえ。これくらいかな。十連休を喜んでいない人が四割いるそうです。そりゃそうだ。呑気に海外でバカンスだあって言っている人は悪徳不動産とかブラック企業の社長くらいでしょうね。休みゃあ休んだだけ、仕事は溜まっていくんですからね。帰って来た時に、書類のワールドトレーディングセンターの亡霊がツインで立っているかも知れません。中小企業なんて、大手の仕事が流れて来ちゃっって、十連投かもしれないんでしょ。差別を助長する方策。令和のはじめにやることじゃありませんね。ちなみに精神科も薬局もやるので、平成最後の日をおいらは精神病で過ごすのです。どうせTVは横並びでつまんないこと請け合い。


 さて、おいらの連休はいつ、終わるのでしょう。


 では。

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