第72話 ぶり返しの恐ろしさ
やあ、おいらです。
風邪をひいて、一気に鬱のゾーンに入りました。まともにキーボードも打てないよ。ここでストップするか? それでは駄文家としてのおいらのカゲロウのようなプライドが……ああ、『ダーウィンが来た』で、中学生の自由研究か何かで、成虫のカゲロウも食事をするそうです。口があるということだね。
だからどうした?
おいらが自分が数秒とはいえ、気絶するなんて考えもしませんでしたよ。だいたい気絶ってのは深窓の令嬢が、名探偵かなんかに、実父の犯罪を打ち明けられて、よよとするもんでしょう。しかも名探偵に倒れるのを防がれてさ。おいらなんか、一人だから誰も支えてくれない。いつも薬を置いているカラーボックスにぶつかっちゃって、睡眠薬が全部転落。気持ちも定まらぬまま、必死に睡眠薬を元の位置に戻したわ。そのあと、お手洗いで嘔吐。順番が違うね。
思い出すのは虚弱体質の幼少のみぎり、おいらは一度病気になって、よくなると必ずぶり返すのです。そして、ぶり返したときのほうが症状が思い。おいらは、嘔吐し、脱糞しました。しかし、実母は「そういうの片付けるの苦手」といって実姉に始末と後片付けをさせるのです。そんな子ども産まなきゃいいのに、とおいらは思いました。実姉だっていい迷惑だったでしょうが、なぜかそう言うことを屁もなくやってしまう人だったのです。かといって、おいらは実姉を慕っていたりは全くしていません。
話は変わりますが、おいらは様々な恐怖症を持っています。ポピュラーな高所恐怖症は、当然として、閉所恐怖症、広場恐怖症、満員電車恐怖症、先端恐怖所に、対人恐怖症、電話恐怖症、そして夜道恐怖症。探せばまだあるとおもいます。これは精神病でしょうか? 克服できるのでしょうか。もう、今さら遅いかな。だから、おいらは中高年の引きこもりなのです。
鬱だとさあ、ノルマの千字も書けないよ。躁状態なら三千字、四千字は当たり前! ってな感じでやってましたからね。前作、前々作はたぶんそうでした。まあ、双極性障害は波があるから仕方ないね。明日の亡母の三回忌も置き物になって黙っているでしょう。罷り間違って、スイッチ入っちゃったら、おいらの約十年に渡る、パニック障害から始まり、社会不安障害、うつ病じゃないと言われたのに、飲まされた最強の抗うつ薬トリプタノールとパキシル。そして合法麻薬の王様だったデパスの話をし、自転車で寺々を徘徊し、トレッサを恐怖に陥れ、お巡りさんと大相撲対決……と行く前に実姉に引きずり出されるでしょう。実姉の旦那の家はお高くとまっているのです。だから、長男が自殺した時も、あちらには病死って嘘ついてんだよ。おかしいよね。
では。
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