第64話 昭和も平成も遠くなりにけり……

 やあ、おいらです。


 気がついたらさあ、午後四時半まで寝ちゃって起きれなかったんですよ。気温のせいですよね? 他の理由だったら怖いわ。明日はもっと寒いんでしょ? 凍死しちゃったらどうしよう。それよりも、次に目が覚めて、午後八時半だったら『八時半の男 宮田征典二世』って呼んでほしいな。


 最近思うんですがね、おいらの繰り出す、上記のようなギャグに読者さまがついてこれているかとても不安なんですよ。おいらとしては生きて来て印象に残っているものを軽い気持ちで持ち出しているだけで、昭和中後期から平成全般の風俗を研究したりして博学ぶっているわけではないのですが、読者さまの一部には「ちょっと、何言ってるかわからない」とか「ウザイ。フセイン元大統領の息子だ」みたいに思っていたら甚だしく不本意であります。なぜなら、そういうギャグこそおいらの考えるところのおいらの生命線(くどい文章だな。フセインの息子にはクドイはいなかったよね?)なのです。

 そういうわけで、もし、若い読者が存在するのなら、ギャグに秘められた昭和・平成の風俗の一部を検索してください。知識が増えれば何かいいことあるかもしれない。気分はピーチパイ!

 でもなあ、あくまで想像すると、この駄文の読者さまはおいら(年齢非公表)と同世代の人が多いんだろうな。ああ、お名前出して恐縮ですが、うさこさんはお若いですね。羨ましい。黒猫屋さんは同世代かちょびっと先輩という感じ。あとは全然わかりません! この際、カミングアウトしちゃいなさいよ! 誰もこの駄文なんか見ないから大丈夫だよ。


 ウソ、ウソ。匿名性がカクヨムの命。素顔晒したら事件になっちゃう。おいらなんてもし、バカ書店の人間、アルバイトさんなら大丈夫だけど、社員だと悪名が轟いていたから、現在の幹部に今までの暴言がご注進されて、民事訴訟を起こされかねない。そしたらおいらは被告人席で「おいらは一言も〇〇堂とは書いておりません。それともあなた方は本当にバカなのですか?」って言うんだ。弁護は絶対、弘中惇一郎弁護士を中心としたメンバー……には、金が払えるわけがない。国選弁護士だよな。


 しかし、『ガイアの夜明け』までつぎ込んだ『ヒビヤ……忘れた。なんとか』っすけれど、その後音沙汰なしですね。机竜之助もびっくりだ。これは「音無しの構え」です。はい、検索して!

 なんか、おいらの放っている密偵の話を総合すると、社内で緘口令が敷かれているらしいです。「ヒビヤの話はするな」ってね。これじゃあ、六億円持ち逃げされたのとおんなじ。

 さらに三鷹に新店舗がオープンしたんですが、その店長に内定していた社員が謎の無断欠勤を続けて、どこか遠くに飛ばされたんですって。どう思います? 奥さん。


 最近さあ東京都下ばっかりに店を出しているけど、十日市場にも出して欲しいよ。淵野辺みたいな僻地よりお客がくるよ。バスでさあ、東洋英和女学院大と付属高校のおねえちゃんがわんさかとね。ウザイけど横浜商科大学もある。そしたら、おいらも足繁く立ち読みと女子大生見物に行ってやるよ。万が一、知り合いが店長で、割引してくれるなら売上に貢献してやってもいい。『元妻ババアの遅延便』は遅い上に、汚れた本を平気で買ってくるからなあ。駅前に土地が空いているよ。早くしないと駐車場になっちゃうよ。

 では。

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