第62話 配線が敗戦
やあ、おいらです。
はてさて、困ったもんですわ。
おいらが面倒くさがりでいらちな性格はもうご存知でしょ? さらに、今回付け加えるべき弱点は「電気関係の知識が全くない」ということです。なのに、キチガイだった頃、電気コード類やTVアンテナ線だのをしこたま買い込んで、TVも中型のがあるのに、小型のものまで買ってしまい(本当にあの時は狭い部屋で、正面と背後にTVがあるという理解不能な状態。リモコンを押すと両方のTVが同時についた)、さらにBlu-rayが再生専用(安いのにつられて、よく説明を見ないで買っちゃったの)を入れて四台もあるという、宮﨑勤もびっくりのカオス状態。しかも、それを自力で配線しちゃったんだから、キチガイって素晴らしいですよ。(自虐)
電気コードだって、五つ又のコードというヤマタノオロチみたいなものがあって、それに延長コードをはめて行くわけです。もう、部屋中延長コードのハイウェイが完成したんですけどね、狭い部屋だから、アンペアが小さい。電子レンジとエアコンを同時に使っただけで、ブレーカーが落ちましたよ。DAIGOに無礼講と言ったところです? こんな部屋に住んでいたら、キチガイにもなりまさあね。親分。
まあ、夏に狂って、冬に鬱に移行しました。そして同時に元妻とルームシェアという名の要介護を五年くらいしてもらっていたのも覚えてらっしゃる方もいると思うんですが、正気になったというか鬱になったら、キチガイの時に簡単にやっていた、TVアンテナ線の配線が全然わからない。というか、なんでキチガイ時はすんなりできたんでしょうね? キチガイ最強! 天才と天災は忘れた頃にやって来る。違うか!
まあ、とにかく、やれるだけやって見たんですけど、TV台の裏で配線がぐちゃぐちゃ。ああいうのって、埃がたまるんですよね。五年間、見なかったことにしていました。
それで、諸般の事情により、再びの独居。師岡のキチガイ製造部屋よりは日当たりもいいし、若干広い。隣の松本酒店のババアと娘、自動車、バイクの騒音さえ気にしなければ駅近だし、いいと思う。でも、突然のラップ音とか、外から帰って来たら、部屋中がウ●コ臭くなっているなど、もしかして、心理的瑕疵物件(『視えるんです』参照)って気もするんですが、おいらは霊感がないんでね。問題なし。で、配線。アンテナは頑張ったんだけど、小さいTVの方がNHKさんとフジテレビが映らない時がある。理由は不明。アンテナ線が長すぎるのかな? 増幅器二台も使ってるのになあ。それより問題は電気配線。やたらめったらつなげたから、問題多発。例えば、掃除機。師岡のときから、大きい掃除機は機動性が悪いのでハンディクリーナーを使ってるんです。コードも長いんですけど、お手洗いの奥までは届かない。さらに、パソコンやら、電気シェーバーやらWi-Fiなんかをつなげているメインの延長コードにハンディクリーナーのコンセントも差しちゃってるから、限界超えると、その延長コードに刺されている全てのものが、地面に墜落。うーん。これはなんとかしなきゃとは思うんだけど、面倒臭くて絶賛放置中。ああ、この話にオチはありません。落語じゃないからね。えっ、この前の落語もオチがなかったって? ぎくっ、あれはシチュエーションコメディなの!
全然関係ないけど、日産の西川社長って長谷川町子先生の描いた、漫画の方のカツオみたいな顔なんでごまかされちゃうけど、たぶん極悪人だよ。目がねえ、笑っていない。
では。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます