第61話 ネタ切れ、ボケ増し

 やあ、おいらです。


 そうなんですか。カクヨムって三周年なんですか。気がつくの一ヶ月遅いですね。

 ああ、なんかキャンペーンというかコンテストをやっていたんですね。毎日のように新作をあげているフォロワーさんがおられて、お知らせベルマークに出てくるじゃないですか。「なんだろう? 開眼されたのかなあ」と思っておりました。もう、終わったんですね。それはお疲れ様でした。


 なんですか? カクヨムでお金がどうこうと書いてありますがねえ、個人的には反対ですねえ。損得抜きで、駄文を載せていただいているだけで、満足なんですが、そうでないユーザーさんもいるということですか?


 おいらも、最初のうちは、「コンテストで賞金ゲットして、出版化だぜ!」と意気込んでいましたが、己を知り、現実を知り、だんだん出家の道へと進みかけ、危うく西行法師のように「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」と詠んで死んじゃおうかと思いましたが、十日市場付近の桜並木の下で、死んじゃったら、完全なる変死体で、お巡りさんがわんさか来ちゃって、おいらはブルーシートに包まれて大学病院、この辺ならどこだろうな? 慶應病院はお高くとまっているからイヤだなあ。ブルーは好きな色だけど、ブルーシートは勘弁だな、ということで挫折しました。

 桜は年に一回見ればもういいですね。心の中で一年中咲いていたら……病気か? ええ、おいらは完全にそうですけどなにか。


 本題に戻ります。おいらの場合、病床の徒然に駄文を書いて(本当は大したことないんだけど、お布団大好きだから寝ているの)、少数のお客様に詠んでいただくだけで結構です。お代はもちろん結構です。ただねえ、ずーっと読み続けてくださる方って少ないですね。必ず、ドロップアウトされてしまう。なんか、お気に召さないことを書いちゃったのでしょうな。一期一会だから、来るものは拒まず、去る者は追わずという心境が肝要でしょうね。


 表題の件。あまりにも作品がウケないのでやけくそで始めた駄文をエッセイ・ノンフィクションに仲間入りさせてもらった『カクヨム廃人』のスタートが、2016年6月。皮肉にも小説より倍以上読まれて「おいらはユーモア小説かであってエッセイストではない」という信念が砂上の楼閣のごとく、崩れ落ちました。ただ、おいらの持っているネタは基本的に、精神病、バカ書店の悪口、女の中の男、メンタル最強の元妻話に、読んだ文庫本の感想くらいしかなく、皆さまが忘れているのをいいことに、結構、過去に書いたネタを使いまわししていることを告白いたします。真面目にいえば、ある時点からおいらは社会から相当に隔離されているわけで、新鮮なキトキトのネタなんかないのです。


 なので、皆さん、おいらの駄文を無理に読み続ける意味はありません。ただ、書き続けないとイライラするので、おいらは書き続けます。ただ、螺旋状に同じネタの繰り返しになるでしょう。まあ、たまにTVやYahoo!ニュースをパクって、感想を書くこともあるのかな?


 その際、今までは極力、抑えて来ましたが、若い読者にはわからないと思われる、ジジイギャグおよび無駄な情報を増し増しで打ち込みますから、どんどん検索して、知識を増やしてくださいよ! 若人たちよ! でも、全く若い読者がいない確率は……わからないから、考えません!

 では。

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