第60話 ジェットコースター・テンパーチャー?

 やあ、おいらです。


「三寒四温」とか「暑さ寒さも彼岸まで」って言いますけど、もうとっくにお彼岸なんて終わっていますよねえ。今日は「灌仏会」お釈迦さまのハッピーバースデートゥディアゴータマ・シッダッタですね。甘茶でかっぽれ。今日と言う日にお釈迦さまは「天井天下唯我独尊」っておっしゃったのね。

 キチガイだったころ、いろんなところで写真を撮っちゃって、港北図書館でブッダ展みたいなもののポスターが貼って合ったんで、そいつも撮影したんです。その頃はいまだったら絶対しないんですけど、自分の顔も写真に撮っていて、MACに流し込んでたわけです。で、なんと言うのかな、顔をマッチングさせるみたいな機能がありますよね。それで、自分を試したら、ブッダの絵が出てきたり、Amazonで買った大仏の顔が出てきたんで、キチガイだから「おいらはお釈迦さまの生まれ変わりなんだ!」って勘違いしちゃって、仏教入門の本を図書館で読んだり、インターネットで調べたりした挙句、近所の寺周りを始めちゃったんです。神社にはあまり興味なし。で、真剣に探すと、お寺さんってむちゃくちゃあるんですよ。なんか、TVで観た時、コンビニより多いって言っていた記憶があります。寺だけか神社も含むのかは忘れました。

 なるべく神社は無視していたんですが、神明社って知っていますか? おいらもよくはわからないんですけど、民間信仰の、まあ神様ですね。で、キチガイの時に住んでいた港北区師岡町って隣がすぐ鶴見区なんですよ。鶴見区には石原裕次郎の眠る、曹洞宗大本山總持寺があるでしょ。永平寺と並ぶところですね。まあ行ったことないんだけど(汗)、そのせいかどうか知らないけれど、神社仏閣が多い。さっきの神明社も、おいらのボロアパートの近くに、上神明社と下神明社なんてものがあるらしい。なので、早速捜索に出たんですが、おいらは名うての方向音痴の上に、地図が読めない。iPhoneの地図なんて、上下の位置関係が理解できないからはじめから見ない。結局は勘が頼りなの。下神明社はおいらがよく行っていた光明寺さんの近くだったんで、わかったんですけど、上神明社がどうしてもわからない。で、それらしきところをウロウロしていたら、仲良しの宅急便のママさんに会って(なんで、仲が良いかわかりますよね? そう、毎日のようにAmazonで買い物をしてたからさ!)聞いたら、教えてくれて、ようやく発見。今思えば、だからどうしたって感じですよ。勉強したはずの仏教のことも忘れちゃったしね。でも、守護仏、不動明王と平将門公のことは忘れないのだ。

 いけない。今日の論旨は寒暖の差が激しくて、昨日蹴飛ばして追放した冬の掛け布団に、今日はお詫びして戻ってきてもらうという、恥をかき、精神病、心身虚弱体質に超アレルギー体質のおいらにはしんどいですわってことだったんですがね。話が吹っ飛びました。まあ、いいね。

 では。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る