第58話 ジジイ、断念
やあ、おいらです。
えー、以前ですねえ。おいらは二刀流読書などというご大層なアドバルーンを揚げました。実際に、手元に二冊本を用意しました。が、しかしムリだと球団付きのドクターに申し渡されてしまったので、大谷翔平選手同様、今シーズンは打者に専念します。ああ違う、一冊ずつ大切に読むことにしました。まあ、理由としては、読書中に集中力がなくなると眠くなっちゃうんで、次の本なんて読むことが出来ない。こいつは思いもよらなかったな。それから、誰も読まないけれど、自分は書いていて楽しい小説を書きたいのです。パソコンをいちいち充電しなくてはならないので、書けるタイミングが一日の中でそんなにないのです。だから、本読んで、寝て、小説を書くといううまいサイクルが出来ればいいなあと思います。
今回、言いたいことはここまでです。あとはくだらない話をダラダラと。
時期外れな話ですが、トヨタ・クラブワールドカップとかいうサッカーの催しがありますよねえ。あれを日本でやるとき、決勝戦を日産スタジアムでやるのはやめたほうがいいと思うのですよ。だって、スポンサーの関係で、日テレのアナウンサーが横浜国際総合競技場という、たいへんに懐かしい言葉をいうでしょ? まあ、アナウンサーはプロだから対応できると思いますが、サッカー解説者とか、ゲストプレーヤーなんかは、事前にディレクターなどに「絶対、日産スタジアムって言わないでください」って念押しされてさあ、かなりのプレッシャーじゃないのかな? 逆にさんま師匠なんか、平然と「日産スタジアム」って言っちゃって、関係者が処分されそう。トヨタ自動車のスタジアムってないんですか? おいらはサッカー素人なのでわからないのです。ああ、新国立競技場ができたら、あそこでやるのかあ? 杞憂でした。
日産さんよ……柳家小さんさん、アグネス・チャンちゃん、さかなクンくん。ああ、深い意味はありません。
呼び捨てにすればいいんだな。日産よ。ゴーン氏に貢いだ金のほんの一部でいいから、おいらにください。困窮生活を脱するばかりか家が建ちます。そうでないと、日産スタジアムの名前に「ゴーンに大金払った」っていたずら書きをしちゃうぞ。小机は近いからな。
ああ、無駄なことを書いてしまった。突然ですが、あなたの人生で一番怖かったのはどういうときですか?
今日はおいらの人生で、二番目に怖かった時をお話しします。それは最初にパニック発作を起こした時です。絶対に死ぬと思いました。
なんか、実はその前に、予兆があって、突然、前頭葉がチクチクして、記憶喪失になりそうな感覚に襲われ恐怖しました。その時なぜか、脳裏に「キムタク」って浮かんだの。たぶん、永遠に再放送されないドラマ『gift』を思い出したんだと思います。あれってキムタクは記憶喪失でしたよね。脳って、変なこと考えますね。
では次回は最も怖かった時の話を……たぶんしないような気がします。前に、散々書いたことに気がついたからです。
では。
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