第53話 超絶技巧、二刀流読書
やあ、おいらです。
だいぶ落ち着いてきましたが、まだナチュラルハイです。パソコンの充電が完了する度に書いてます。でも、小説は書いていません。
さて、『涼宮ハルヒの動揺』が今日明日中に読了できそうです。おいらに新鮮な風をくださった谷川流さんと角川文庫さん、ありがとう。でも、あと二ヶ月出るのね。なんか、五月に出る『涼宮ハルヒの驚愕』に限定版があるらしいのです。フィギュアとかだったら全く要らないのですが、どうも、特別な小説がつくようなつかないような。それだったら欲しくなるのが文庫マニアの習性。いつも、思うのですが文庫本には、特別書き下ろしつき、とかあるじゃないですか。高い金を出して単行本を買っている人がかわいそう。伊坂さんみたいに、雑誌連載、単行本、文庫と全部違うって人もいますけどね。興味のある方は、新潮文庫の『あるキング 完全版』を読むといいです。同じストーリーなのに、三つとも違う小説で、これが三つとも読めちゃうんですよ。すごいね。
さて、四月末の角川文庫発売まで、間が空きますので、積読本をなんとかせんといかんでっしゃろ。鶴瓶でございます、状態です。マジ、やばい。ただ、創元推理文庫は分厚い傑作選しかないので、慌てずに寝かしておきます。薄めの文庫をサクサクと行きたいのですが……精神病と加齢で、集中力が続かなくて長く読めないということは、以前にも書きました。
なので今回、できるかどうか不安ですが、高校生以来の荒技、二刀流読書を投入しようと思います。まあ、文字面を見ればわかると思いますが、同時に二冊の文庫を読むということです。ああ、もちろんおいらは奇人変人ではないので(変人は自信がないけど)右目と左目で別の本を読むわけではありませんよ。そんなことできるの、京極夏彦かユリ・ゲラーかマギー司郎くらいでしょう(?)。
おいらが挑戦するのは一冊目に飽きてきたら、二冊目を読む。二冊目に飽きたら、一冊目に戻るというものです。普通の読書だと読んでいて飽きたら、別のことをするでしょう。それよりも、読書時間が増えるという企みなのです。高校生の時はできました。選書としては出来れば別ジャンルがいいのですが、ビジネス書、語学書、理工学書などはおいらには不必要で無意味ですね。時代小説なんていいんですけど、手元にない。あっ、二年くらい前に実父に借りてというか、無理やり持たされた高田郁さんの文庫があるけど、高田さんって読み出したら止まらない系の人気作家でしょ。余計な散財と積読本が増えるからダメだ。あと、高野秀行さんのノンフィクションと海音寺潮五郎先生の『武将列伝』『悪人列伝』とかがあるにはあるんですが、おいら的に、こちらの本はお部屋のインテリアに分類されております。高野さんのは爆笑できるんですけどね。もともと、電車通勤のお供にと考えて購入したので、ちょっとトラウマが……。海音寺先生は母校の大先輩、ああ学部は違いますよ、なのですけど、『天と地と』を読んだ時から若干の違和感が……じゃあ、なぜ『武将列伝』『悪人列伝』があるというと、それはキチガイの時のおいらに聞いてもらえます? 一応、正気に戻ってからちょっと読んだんですけど、難しいわ! ああ、ちなみに南條範夫先生は本名で母校の経済学部の教授をされていたんですよ。残念なことに、おいらが入学するちょっと前に定年退職されてしまいました。司書講座とか上記の二先生の名前書いちゃったら、おいらの母校バレバレだね。まあ、そこは気づかぬふりをしてください。大人だったらね。
本道に戻ります。以上の点から、考えられる方法は謎解きものとハードボイルドの組み合わせぐらいしかないですね。超本格密室ものとかは持ってないからさあ、結構限定されますわ。
まあ、どうでもいい話でしたね。
では。
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