第42話 おかまの日って言っちゃダメ!

 やあ、おいらです。


♫陽は昇り 風熱く 空燃えて 地平を駈ける獅子を見た♫


 今日は四月四日、獅子の日です。『おかまの日』とか言ってはいけません。言うなら『LGBTの日』と言いましょう。時代は変わったんです。寛容な気持ちを持ちましょう。

 冒頭の曲はご存知ですよね? 作詞阿久悠、作曲小林亜星ですって。同じコンビがザ・ドリフターズの名曲『ドリフのピンポンパン』を作り、遥か昔、バカ書店の商品管理課の生意気なベテランバイトが倉庫でそれをカセットでかけていて、あまりの素晴らしさに感動したおいらは横浜駅近辺のCD屋を駆け回るという、都市を駆けるバカとなった挙句、まったくモノが見つからず、「時代が違うよな」と悲しみに暮れて、相鉄線に乗り、三ツ境駅で下車し、「ああ、三ツ境ライフにもCD屋があったな」とダメもとで行ったら、なんということでしょう、二種類もベストアルバムがあって、曲が被っているのにもかかわらず、両方購入しちゃったという話は前に書きましたよね。ははは。

 とにかくザ・ドリフターズは音楽バンドなのです。『いい湯だな(ドリフのビバノンロック)』そのほか、実は隠れた名曲が多数あるのです。皆さんが気付いていないだけで、バラエティのBGMで結構使用されています。おいらは「あっ、ドリフ使ってる」ってすぐにわかりますよ。

 ドリフをただのコント集団にしてしまったのは、荒井注の脱退、志村けんの加入とその急激な人気上昇につきます。志村加入以前のドリフはメイン加藤茶、サブ仲本工事、お色気高木ブー、労働者的視線荒井注と役割が決まっていて、いかりや長介はリーダーですけど歌はマズイので、怖い人、怒り役に徹していました。みんなに役割があったのです。でも志村けんは全てを独り占めしてしまいました。『東村山音頭』がその代表です。以後、ドリフのレコードが出ることは、ほぼ皆無となり、音楽バンドの冠が消えてしまったのです。


 だからなんだ、このヤロー。


 わからない人はスルーで。興味があったら、荒井注を検索検索。


 そうそう、前に県知事選と市長選は何たらかんたらと言いましたが、横浜市長選挙は今回ないみたいです。ここに訂正ロシアさせていただきます。


 さて、LGBT問題ですよ。おいらは最初、体にいい、ヨーグルトのことだと思いました……不謹慎な冗談でございますね。

 おいらは、幸か不幸か身体と心の性が一致しているので、全く、そういう方たちの苦しみは理解できません。ごめんなさい。推し量ることすらできない。本当に申し訳ございません。ただ思うことは、自分がそうなんだって、告白というか公にすることがものすごくたいへんなのだろうと言うこと。いくら時代が変わっても偏見や奇異な目で見られるのは避けられない。TVに出て、好きなようにできるのはごく少数。あとの方は一般社会人の生活をしながら、心に苦しみを背負っているのでしょうか? 正直いうとおいらも、申し訳ないけど、奇異な目で見ていると思います。マツコ・デラックスは大好きだけど、マツコのおともだちで出てくる人たちはイヤだわ。なんていうのかなあ、新宿歌舞伎町二丁目って感じの商売っ気と化粧、香水ダバダバ系は全く受け入れられないなあ。そうじゃなくて、普通の人だけど実は心が苦しいって人たちは支援、ああごめん、お金ないから、気持ちだけだけど、してあげたい。

 しかし、人間の心というか脳みその構造っていうのは難しいですね。

 では。

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