第20話 虚言を吐く、ジジイ
やあ、おいらです。
なんか、猛烈な虚脱感に襲われまして、まあ、春の無気力月間、絶賛突入中なんで仕方がないんですがね。ところで、無気力商品に貼り付いている青いシールは集めてますか? 百点で、かっぱくんの頭のお皿が当たりますよ。ああ、心配には及びません。かっぱは脱皮しますので、そこから取ったお皿です。なんてね。
ああ、虚脱感ね。何にもする気が出なくて、午後十時に睡眠薬等を飲んだわけです。そうしたら、超遅配で有名な元妻宅配便がきましてね、先週の土曜日には届くはずだった、ハルヒの新刊をやっと持ってきて、お詫びもせずに帰って行きました。その背中に疲労が色濃く出ています。もしかして、人手不足に乗じて、引っ越し業界にも手を出しているんじゃないか? そりゃあ疲れるよな。おばあさんなんだからさあ。
午前二時に目が覚めた。最近はイヤフォンを耳の穴に突っ込んで、ミュージックを聴きながら眠っているのだが、曲がワープするので、浅い眠りながらも寝ているんだなと実感する。まあ、どうやったってこの早期覚醒は逃れようがないね。
すぐに、Yahoo!ニュースを見てしまう。完全にネット依存している。でも、ゲームとか課金とかはしていないから、安心してください。もちろん、ネット通販は一生やらないという決意も揺ぐことはありません。やったら即、病院に行きます。
それはともかく、一番に目に飛び込んできたのは近藤昭仁氏、死去。ベイスターズ初代監督にして、弱小、ベイスターズを作り上げた無能な監督。気が短くて、先発投手をあとワンアウトで勝利投手の権利を持てるのに、交代させちゃう人。特に有働克也投手には厳しかった。でも、現役時代は輝いていたそうです。もちろん、リアルタイムで観たりしていませんよ。背番号1をつけてさ、ホエールズの初優勝に貢献。山下大輔登場までは遊撃手として、内野のキーマンだったようです。そして、信じがたいことに、ヘッドコーチとしてはとても有能だったようで他球団で歴任しています。参謀としては有能でも大将としてはダメだったのね。さらに、マリーンズの監督になって、悪夢の十八連敗を食らったのがこの人。こうなると、同情を禁じえませんね。とにかく、安らかにお眠りください。合掌。
ピエール瀧をマトリが仕留めてたので、ライバル関係にある警視庁組対5課が色めきだっているんだって。なんで、同じ仕事をする部署が二つあるのかが、とても疑問だが、マトリがピエール瀧を仕留めっちゃったから、5課の方は、しばらく動けない。被疑者というかターゲットが気を使って、ひっそりしちゃうからね。で、その5課が狙っているのが、紅白にも出演していて、カラオケランキングの上位に曲もある、大物女性歌手だってさ。責任は取れませんが、文面を見ていたら、どう考えても、一青窈なんだよね。もうちょっとぼかしてくれよ。
さらに、勝手な憶測。たぶん間違っていると思いますけど、杉並かどっかの保育士殺人事件さあ、犯人、大家さんじゃないの? 犯人の目撃者って大家さんでしょ? 間違っていても怒らないでね。推理ゲームですよ。ゲーム。
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