第7話 天皇制を考える

 日本国憲法第一条は象徴天皇です。国家を表す憲法のトップに天皇が出てくるのは民主国家としてはどうかなって思います。大日本帝国の反省という側面があるのかもしえれませんが、それならば、尚のこと国民主権を謳うべきだっと思います。


 私は天皇制を止めるべきだと思います。何故なら、皇族が可哀そうだからです。自由な気操り人間が皇族です。天皇が象徴であるということはそういうことです。もう神様ではなくなったのだから、普通の人間として生きてもらうべきではないかと思います。


 選挙で選ばれる天皇ではないので、天皇の選択権はありません。もし、あなたがそういう人生を求められたらどうでしょう?


 この自由な世界にあって自由を満喫できない人生は辛いとは思いませんか?


 そういう人権を認めない人間が作る国家は、きっと他の人権も認めないのではないかと思います。江戸時代にあった士農工商という身分制度が明治になって取れたかと思えば、今度はお金や地位や名誉を使ってわざわざ身分を違わせている。


 そして、少しでも高い身分に行こうと他人を攻撃したり出し抜いたり・・・


 そして、必死で築いた身分に執着し他人のことはお構いなし。おぞましいというか哀れとしか思えない人たちです。そういう人たちが、天皇制を好み、天皇の人権など考えることもない。


 一事が万事なのです。この国には未だに基本的人権などない。まあ、それを強力に作っているのが学校教育であるのは言うまでもありませんが。


 自由と平等。これがある社会にしたいのですよね?


 ならば、先ずは天皇制を止めることではないのでしょうか?


 誰もが自由意思によって平等に生きていける社会。もう21世という時代なのですから明治みたいな過ちは許されないと思います。

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