過去編―③

「金」はある、「霊能者」のしごとでたっぷりもうけた


だがーー、、、それをする前に、より完成されたものにするために、「考えた」

何をしたらいいか?

ーそう、「ヨーロッパといえば、「錬金術」-「錬金術」といえば「ホムンクルス」

彼女は、「ホムンクルス」の技術を、「南雲一族の技術」に織り交ぜることにより

より完成されたもの作ることを求めた

だ、から、--ヨーロッパへ行った


ーーただし、「錬金術」に関しては、「大きな町」までいって、「教えてもらえ」ばいいが

「寝床」となるとそうはいかない、行くわけがないのである


「金」は無尽蔵にあるわけではない-それでも十分すぎるほどあるが、

だが、まぁそれはそれこれはこれ

何かのはずみで使うかもかもしれないし


「スペアのスペアを作るくらいの」額は絶対的に必要だった


そのためには、「土地」が安いところに泊まる必要があった

「術」を行使すれば、「大きい町」(都市)まで行くのは造作もないが

ー「寝床」がないのは危険だ


女だからというのもあるが、「何より」自分のプライ尾が許さなかった

自分は「特別」な人間だ

ーー犬(故郷の人を含めた、全「世界」人)とは違う

ー「浮浪者」みたいな真似はしたくない

そう、考えて―ここについた

「同じ国」でさえあれば、「距離」なんてあまり問題にならないので


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る