「中東」系とはいえど、「イタリア」で暮らす際に、「名前」を、イタリア呼びに変えてしまったらしい


もともと、「中東」系のでである―少年とは、妙な親近感を感じる


「肌」が違う、とは言ってもそこまでではないし、何より周りが白人だらけの中

同じような髪色の少年を見てるとホッとする


ただし―王者のプライドゆえ、絶対見せないが

「あなたは、喪服って知ってる」


「喪服って、、、確か黒の」


「そうー日本でもそうよ、でもね、日本の喪服の黒は、明治に西洋のお葬式のイメージが伝わったから、、、ほんとうは「白服」なのよ」

いぶかしげに見る少年に対して答える

「おいおい、じゃあ君のその変わった服(着物)は、「喪服」なのかい」

「ええ、そうよー私には夢がある、大望があるそのために、「人」としての自分は、死んだ、、、私は、そうねここの言葉で言うなら「魔術師」(ウイザード)かしらね、、、ま、、悪い「魔女」(ウィッチ)になるかもしれないけど」


―――本気だ、西洋における「魔女」(ウィッチ)それがどういう意味か分かって逝っている

「魔女」(ウィッチ)とは、「西洋」において、「悪魔とちぎりしもの」といわれることもある、「嫌悪」され

「弾圧」の対象となるもの

ーそれは、「魔女裁判」なる、、「狂気」(プレデター)を見ればわかる

「聖女も危険だ、だましてるのかも、年頃の女も危険だ、、、という風に」

ある「異端審問官」の出したベストセラーは、「女」とみれば、「危険」

とみるという、いかれた所業が目を突くこともあるくらいだ


ーそれぐらい、「忌避」される「魔女」だが、そもそも「魔女」たちはじっさいのところ、「薬草」を取り、「シャーマン」的なことができる女性である


ーーむろん知ってはいる、ただ、同時にーこうもわかっている

ーそれでも、いまだ「ぬぐえてない」のだと


ーそして、自分はその「架空の悪いほうの魔女(ウィッチ)」になるかもしれないと本気で思っている

「だめだよ、君が言う「魔女」(ウィッチ)は悪いほうのだろ、、、やめなよ」

「んー、ただどうなるかわかんないのよねぇ、わ、た、し。今「錬金術師」(アルケミスト)になるためのお勉強会しようと思ってたし」

「化学者(アルケミスト?」

「ノンノン、錬金術師(アルケミスト)、もう一つのほうの意味よ、ところであなたの家に泊めてくださるかしら

お題は――そうね」にぃっと笑う、そして「少年」の耳に、何事かをつぶやく

「え、、、でも、、、ええと、、、その」赤面する少年ー「初心」な反応だ

「お願い」

両手を組み、「上目遣い」でみる

こくりとうなずく少年

(やれやれ男ってばかね、-とくに、「思春期男子」なんてちょろいもんだわ)

そういって、にぃっとわらうー髪をかきあげながら

いっぽう、「少年」はというと、さっきの「爆弾発言」と、今の「上目遣い」&「甘えた声」(ネコナデ声ともいう)に、「ノックアウト」


ー世の女性の言う「ぶりっこ」的な方法で「男」をおとしてみせたのである

ん?少し違うか

ーーそれはともかく、だまされてるぞ、「少年」とは、、、行っても聞こえず

「彼」の「生涯」きづかないのであった、、、このとき「騙されて」いたことに


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