銃殺

ぱん、ぱぁんーー祖母が、妹が、父が殺されていく

「怪物に」

怪物の前はとうに忘れた「役割は母親だだった」戸籍上の

「未知ーーいいかい、よく聞いてくれあの子を助けてやってくれ」

目を失った父はもう死んだ妹を助けろと私に頼んだ

「ゆっくりと、撃鉄が上がる


ーーー私はその顔を忘れない、悪魔の表情を忘れない


ーーそこからすべては始まった、一冊の黒い本に出合うまでは

私は憎んでいた、すべてを


ーーーーーそして、何もかもが虚無に感じられて、、、時が止まった

「懐かしいな、あの当時のことを思い出すなんて」


でもーーその事件は始まりにすらならない、いわばプロローグの前くらい

6年前ーーあの女が呪われた絵を持ってきて


自らの胸をナイフでかききりーー肉に到達するぐじゅりといいう音

まるで、、噴水のようにあふれ出す血

スコップで硬い地面をえぐり、中から土と絡みついた木の根をはぎ取るように

時間をかけて、ぐろくーー肉を取りべちゃりと絵に着けた

ろっ骨を――方いくて重いものを引っ張るかのように持ちパきんと割る

そして、心臓を引きずり出し、中の血を一滴残らず垂れ流した

ふる

その動作は見覚えがあった、ほら、あと数滴しかないジュースを飲もうとするときにふる感じで

「、、、あ、、、、あ、、、あ」

異常な行動はその後も続き、心臓を破り倒れ伏して死んだ

ーーーーーこれが本当のプロローグ


そしてそれから6年がたった、だが元の世界では一日も進んでいない

そして、知っているーーすべてあねころみつによりきかされた

ーー呪符の存在も、そしてその組織「鬼の秘術」があることで判明する妹の正体も

、、、だがまぁ、話を始めようか

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