かむばっく、ざ、まいわーるど2
装甲にボディスーツそして刀、、、どっからどう見てもロボ系アニメの世界である
はて、地球ってこんなんだっけ
「逃げよう、今すぐに」
我流ー逃げ足
腰から上を動かさず早く動くことで、タイミングをずらす
「ちっ、、、小癪な」
剣道のすし足に近い動きのため、それ系の使い手でなくてよかったということか
ついでに、視線をそらさず後ろに下がる
声をかっけてくれた人を担いでだが
とりあえず、どっかの格闘家が見せた構えを張ったりで決める
胸がドキドキするーーもう一つの人格たるくろも自分も戦闘は得意ではない
だがいまはそれに頼るしかないだろう、、、ある程度の距離を取ってから
爪を伸ばすーーそして、右足を曲げ左足のみ膝を立て、左手を地面につける
五指を第2関節から曲げる構えをとる、
たいして刀を担ぐ構えーー低い姿勢からの右足で足を薙ぐ
飛んでかわされるが、そこに膝蹴りをかます
ただし勢いだけで威力はなかったが
「ぐっ」-隙を作る程度はあったか
とりあえず、これで――あとは前方に走って逃げる
「貴様マテ」
刀を持った少女が、装甲のブースタ部分を活性化させ飛んでくる
当然のことながら地理に詳しくない
なので
「おい、起きろ聞こえるか」
片手で頬を叩く
「うっ、、、すまないもう大丈夫なようだ」
顔色はこうがみからは見えないが声だけで分かる平気ではない
「大丈夫じゃなさそうだな、ところであれをまきたいどこにいけばいい」
「どこ、、、か、かそれならここまでこの区画まで攻めてこられた段階で逃げ場などない、、、おろしてくれ、頼む死なせてくれ―あいつとせめて」
「そうだな、覚悟は必要だな」
「え」
「ただし、生き残る覚悟だがな」
ーーー見せてやるよ、骨の髄まで鬼になった女の力ってやつをなぁ
彼女が使うのはーーもう一つの世界の知識、
かって、お姉さんの愛用の札をもらったことがある
そのせいでこの身を呪われてしまった
呪いは全身をむしばみ、心を絶望に落とした
タイムリミットがゆっくりと動く中かれは、ないて、本を見て――悟って笑って
忌々しい呪いの力を聖なる光に変えどうかした
人間をやめた彼の力はーー同時にもう一つの人格を呼び起こす
「来たれーーーくろ」
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