第10話趣味についてだってよ
この短期間で4回婚活パーティーに行き、
あまりの変貌ぶりに家族も友人も驚いている。
実は、次のパーティーも予約済みだ。
いつもとは場所を変えて、ザ☆都心にしてみたので、期待したいところである。
初めて友人と一緒に行くので、婚活の極意を教えて貰う予定だ。
ところで、今日書くのは「趣味」の話だ。
婚活パーティーに行くと、プロフィールカードを記入する。
会社によって、多少内容は異なるのだけど、氏名や年齢等の基本情報と共に、必ずあるのが「趣味」の欄。
わたしは、もちろんカメラと書いている
。(モンハンは流石に書いていない)
結構、話が広がるきっかけになったりするので、良いのだけれど、カメラ女子の可愛いレベルではなく、ガッツリと、おじさんが持ってそうな装備で撮影しているので、深掘りされればされる程、オタクであることが露呈する。
(一眼本体3台と望遠レンズの数々…。私の宝…。プライスレス!)
わたしは、動物を撮ることが多いのだが、対動物なだけに、こちらの思い通りにはいかないので、「待ち」が重要になる。
野生なら、お目当ての動物が現れるまで、可能な限り待つし、動物園でも良い写真が撮れるまで、同じ場所で2、3時間留まることもある。
別に誰かと一緒の時に長時間待とうとは思わないし、何を差し置いても撮影命ではないのだが、この話をすると、結構な確率で引かれる。そして、カメラ講義で話が終わる場合もあった。
ライトな趣味程度で話しておけば良いのだけれど、どうしてもカメラの話になるとオタク魂が爆発してしまう…。
困ったものである。
さて、前置きが長くなったが、
男性が書いている趣味の中で多いのが、「スポーツ」「映画」「旅行」である。
特に、「スポーツ」に関しては、群を抜いて多く、今までのパーティーでは、ほぼ全員書いていた。
わたしは意外と素直な性格なので、男性はスポーツがお好きな方が多いのね。と思っていた。
しかし、婚活の先輩である友人に話したところ、「それさ。スポーツが好きと書いておくと、ゲームや漫画が好きよりも相手に与える印象が良いので、書いているのだと思う。世の中、そんなにスポーツが趣味の人ばっかりいないよ」と言われた。
そういうものなのか…。
そうすると、わたしの「カメラ」も、「料理」とかに変換した方が良いのだろうか…。
(料理は得意なほうだが、毎日作ってるから、趣味とは違うけども)
否、あまり自分を作りすぎると後々苦しくなってくるので、これからも趣味欄は変えるつもりはないが、オタク度を少しだけ低くしてみようと思う。
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