第2話 電車の窓…卒業。

毎日、朝、6:25の始発のJRに乗り

札幌まで通う。

高校までは、地下鉄南北線に乗り、

幌平橋で降り、徒歩15分くらい歩い

で着く距離だ。


ーこれを3年間通ったー


振り返ると、良く3年間通ったなぁ

と思う。

でも、本当に楽しかった、高校生活。

もし、タイムマシンで、戻れるなら、


ーもう一度、高校の時にもどって、

思いっきり、青春時代を味わいたい。

それほど、私の人生の中で、価値のある高校生活だった。


今でも、思いだす。

この3月。


卒業式が、終わって、クラスの皆と写真を取って、メッセージを卒業アルバムに書いて回る。


お世話になった先生方にも、友達とメッセージを貰いに行った時だった。

先生は、理科室にいて、たまたま、ラジオが、流れていた。

ラジオから、流れてきた、歌詞が、もの凄く印象に残り、「花になれ」

バンド名は、分からなかったけれど

曲名だけは、凄く印象に残った。

その曲名は…。


「花になれ」でした。のDJの言葉。

…が、忘れられず未だに思い出す。



毎朝、やはり眠くて、席に着いたとたん、私は寝た。

朝が、苦手だ。

私は、大体夜行性なのだ。

慣れない、JR通勤で、1年の時は

辛かった。始発の列車は、大体、向かい合わせの席が多く、私は、嫌いだった。


また、この頃から、本格的に"詩”を

描き始めた。描き始めたのは、窓から

見える、紅葉が、赤と黄色に染まり、

綺麗だなぁと思い、ノートに書き留めた。まだ、1年の時は、携帯電話を持っておらず、2年になって、要約、携帯電話を持った。

最初は、学校が終わり、札幌ー南千歳

まで行く、快速に乗る。

ちなみに、朝は、普通列車しかないから、1時間くらいはかかる。

帰りは、快速で30分くらいだから、いいが、夕方の17:00~18:00の列車は、中々座れない。サラリーマンの方など、この時間帯は、帰宅ラッシュ。

30分も立ってるのが、きつかったが、今、思いかえせば、いい思い出

だ。


ー3年間、電車の窓から、見飽きていた、街並みも。卒業式の最後の列車は、とても感慨深いものになった。

いつもの街並みが、この日だけは、

静かな街並みだった。

目が、ウルウルきたー


3月は、卒業シーズンだ。

出会いがあれば、別れがやってくる。

そうして、私たちは、成長したいく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

123cmの私 ~season 2~ Rin @Rin_2019

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る