カタリくんが小説を仕上げました。☆を一万個もらえるほどの自信作だそうで、早速バーグおねいさんに読み聞かせます。
しかしそれは、開始たったの数秒でボツを食らってしまうほどの作品で……。
地の文なしに、会話だけで繰り広げられる本作品。
カタリくんの天才的小説に、バーグおねいさんは突っ込むことに大忙し。物語の感想を求められ、純粋無垢なる瞳に射抜かれ、この小説をどう形容していいものかと答えあぐねていた……その時。
彼の者の雄姿を、あなたは目撃する――。
一万個というのは夢のまた夢ですが、きっと一つはもらえることでしょう。心優しきバーグおねいさんから。
たった一人の☆だけもらう、見た目は子供、発想ヤバい、その名も名文豪(?)カタリ!