第2話 誰も君を見せてあげない
※前回から数年後の話。肌色表現多めです。
「――ねえ、なんでいるの?」
私は、ベッドで布団にくるまっている妖怪に声をかけた。それは、反応するようにもぞもぞと動いてから、可愛げのない唸り声を上げている。
「おはよう。なんでいるの?」
ベッドに近寄って挨拶をすると、それは自ら纏っていた布団を剥いでこちらを寝ぼけ眼で見つめた。
「……おはー。会うの久しぶりだよね。いま、何時?」
「21時前。くるなら来るって連絡してよ」
「あぁー、結構寝ちゃったねえ」
寝起きで頭が回っていないのか、『藍』は私の言葉の主要な部分を何一つとして聞いていない。
「早く撮影終わったから、ちょっと家事してた。洗濯物取り込んであげたから、感謝してよね」
「……外から見て、洗濯物なくなってたからびっくりしたわ。泥棒かと思ったっての」
急いでアパートに駆け寄って見れば、見覚えのある奴がグースカと眠っていた。一発ぐらい殴らせてほしいものだ。何が「感謝してよね」だ。自分の家の掃除は私に任せるくせに。
「んん……。あと、ビールとチューハイしこたま買っておいた。一緒に飲もうよ」
「なんで?今日なんかあったの?」
「まあ。ちょっと雑誌の売り上げが良かったよねみたいな。わたしが表紙だから。素敵な藍ちゃんが表紙のおかげで!」
「あー、そういうことですか。ハイハイ」
私がおざなりな返事をすれば、「はあ?」と怒気のこもった声が飛んできた。重たい瞼で閉じかけていた目が、かっと見開いた。
「『圭子』はさー、なんで雑誌買ってくれないの?私が出てるんだよ?愛しいジョカノが出てる雑誌を買わないとかありえないじゃん?」
「だって、あんたくれたじゃん。上手く撮れたやつだからって」
「そーだとしてもさあ……。なんかもっと他にあるでしょ?保存用に買うとか、ベッドで眺める用に使うとか、妄想するのに使うとか!なにか?このGカップが目に入らんわけか?!」
藍はスウェットシャツの上から、自らの胸を鷲掴みにしてその大きさを誇張した。何ならそこから上下に揺らしてみせた。やけに満足げな顔が腹立たしい。ただの脂肪なのに。ただの脂肪なのに。
「何、あんた欲しかったの?じゃあ返すわ」
「違う!圭子の手で勝って欲しいの。圭子はすごく欲しいって思ったかってこと!」
「別にいらないよ。あんた家にしょっちゅう来るし」
「ばーっかやろう!圭子のばーっか!そこは欲しいって言え」
「なんなの。めんどくさいな」
さっきまで着ていたトレンチのコートをクローゼットに仕舞おうとしてる最中、ガッと後ろから抱きつかれた。ちょっと不安になるほど細く白い腕が、首のあたりに巻きつく。
「構ってよぉ……。帰ってくるまで暇だったんだからさあ……。寝るしかなかったんだよお」
「ハイハイ。着替えるので、離れてください」
「私、脱がすよ。脱がしてあげる。ほーっら。こっち向きなさい?」
目の前の女のテンションは完全に酔っ払いだったので、私は大人しく彼女に正面を向いた。抵抗したら可笑しなイチャモンをつけて泣かれたことは、記憶に新しい。(ちなみにその時はあるはずもない浮気を疑われ、果てにはビンタまでされた。)
灰色のジャケットを乱雑に脱がしたかと思えば、ぷちぷちと、上から丁寧にブラウスのボタンを外し始めた。
「ハイ、センセ。今日もお仕事お疲れ様ですぅ」
「はい。どうもね。ありがとう。吉田さん」
面白くもないごっこ遊びが大層気に入ったのか、藍は「センセ」を連呼して、私の服を着せ替え人形のようにぽいぽいと脱がした。
インナーも取っ払われた下着だけの姿になると、いよいよその手が肌に触れる。へそから胸のラインを這い寄るその手つきは、最早教師と生徒内で行われるものではない。
「ね。センセ。この後、二人っきりで内緒の課外授業しましょ?藍にいっぱい色んなこと教えて?」
ブラジャーのホックを外そうとする調子に乗った手を押しのけて、私はだぼだぼのジャージに着替える。
先生は寒すぎて、我慢の限界だった。襲うならもっと暖かいところでやれ。
「ハイやめて。しないから。勤務時間外だし。先生いまから、ビール飲むから。人の金で買ったビール飲むわ。おつまみとか買ってあんでしょ?」
「あーっ。なんなの?!ノリ悪い圭子ちゃんきらーい。大丈夫?マジで生徒から嫌われてないの?」
そう言っておきながら、藍も同じように寒いと思ったのか、わたしの身体をまさぐるのをやめて、ぴゅーっとこたつへ逃げ込んだ。
「知らんわ」
「かわいそっ。末松先生かわいそうっ!」
吐き捨てるような言葉を無視して、私は台所へ直行した。冷蔵庫には、無造作にごろごろと置かれたビールたちとコンビニ袋に入ったままの珍味類。それらを抱えて、こたつへ置いた。
そのまま身を潜り込ませると、まだ温まっていない空気が触れて、藍の足がぶつかった。
買う大きさを間違ったこたつで行われるこれは、いつものことなので、もうお互いに気に留めることもなくなった。早く壊れてくれる日を待つばかりだった。
「藍ちゃんさあ。あたしのために敬ってちょっとは何かを作ってよ。なんでコンビニで買ってくるわけ?料理作るの趣味ですってこの間トーク番組で言ってたじゃん」
「今日は趣味の気分じゃないのよう。家事したから許して」
藍はこたつの上のリモコンで、テレビをつけた。丁度ディスプレイに移った人物と同じ女が私の目の前にいた。
画面の向こうの彼女は、女優らしい置物みたいなコメントを残しているが、こちらでは豪快に缶ビールを飲んでいる。ごくごくと喉を鳴らす音まで聞こえるほどに。
「なーにが『料理、ちょっとできまーす』よ。黒焦げのパンケーキ作って、火災報知器鳴らしたの私忘れてないからね」
「圭子が、書いたレシピのせいでそうなったんでしょ!?だいたい、焼く時間とかちゃんと書かなきゃダメしょ。強火にするわそんなの!」
怒りを撒き散らしていた藍は、テレビに映る自分の顔を見て、にやにやと気持ち悪い笑みを浮かべた。「うへへ」と女優らしからぬ声を出していたのは、気のせいと思いたかった。
「っはー。ホント私はかわいいなあ。国宝級」
「キモ。なんで自分が出てる番組見るの?ナルシストって本当ヤだ。存在そのものが嫌」
「あたしのきれいな顔を画面越しに確認するためだって言ってるでしょ、バカ。あたしの顔好きなくせに。素直になりなよ」
「あんたの顔は好きだけど、あんたのその行為は好きになれない」
「そう言っておきながら、心酔してるんでしょ?意地ばっか張っちゃって!やーね。この子は!」
どの目線で私を見ているんだこの女は。
藍が出ている番組は、何やら世界の謎に包まれた部分を解き明かすと言った面白系の特番だった。ツチノコは実在するだの、UFOを発見しただの、ビール片手にして笑えるものだった。よくテレビの中の藍もこんなの見て嬉しそうに「気になります!」とか言えるな。
タイムマシン密造計画と言ったいよいよ嘘を極めたようなそれを番組で紹介し始めた時、目の前の藍は「あー、これか」と声を漏らした。
「あ、これこれ。見て、これ本当だよ」
「なに?これ本当なの?」
「タイムマシン製造計画って、結構マジなんだよ。業界では有名だもん」
「ふーん」
私は、藍の金で買ってきたチューハイを飲んだ。苺の甘酸っぱい味が舌に残る。藍の開けたビールはもう三缶目に突入していた。
「ホラ、アイツいるじゃん。いっつも朝に出てるアイツ。この間あたしが大っ嫌いって言ってたの。あいつとか、あとホラ大御所芸人とか言ってちやほやされてる司会のジジイいるじゃない?あいつもね、かかわってるらしいの。お金いーっぱい出して、いつか乗せろって言ってるとか」
「めっちゃどうでもいいね」
「まあ未来に興味はないけど、過去には戻りたいかな!高校時代に戻って、また圭子と二人でこっそりいちゃこらしたいかなあー」
「そーですか」
高校生時代は正直戻りたくない。藍と付き合っていたことがバレないように、神経を使っていた日々だったし。こいつは何故かとんでもなくモテるし。私の目の前で男といちゃいちゃしてた時は、正直殺してやろうかとは思った。
「なーんでそんなに興味ない反応するかな……。うちらの間では、結構盛り上がってる話なんだけどねえ」
「あ、そういえば、うちのクラスの子もなんかそういうの言ってた気がする」
「へー。そうなの?」
「なんか、作ろう作ろうとか言ってた……」
教室で女子二人が、キャンパスノートに何やらそんな文字を書き連ねていたのを思い出した。あまり年頃の女の子が盛り上がれるような話題ではなかったので、記憶に残っている。
「じゃー、もう結構広まってる話なのかもね」
「ねえ、チャンネル変えていい?ドラマみたい」
藍が開けたスルメを噛みながら、リモコンに手を伸ばした。番組は、いつのまにかタイムマシンの話を終わらせて、CMにさしかかっていた。
「はー?私の顔じゃ満足できないの?」
「まあ。あんたの顔よりも、ドラマのほうが面白いしね」
「私知ってんだからね。あのドラマの主演の男、圭子のタイプでしょ。小学校の時好きだって言ってたアイツに似てるもん!そっくり!むかつくわあ。何よ。私の圭子をたぶらかさないでよ!」
藍は、飲み干したばかりのビール缶をべこべこと凹ます。よくもまあこの女は、恋人の昔の好きな人(しかも小学校時代)なんて覚えてるものだ。
そんなこと言うのなら、藍が中学の時に好きだと言っていた他校の男だって、どこかで見るアイドルグループの一員に似ている。そっくりすぎてちょっと怖い。それこそ、私の恋人を誑かさないでよと思っているのはこちらの方だ。
あんたは芸能人なんだから、競争率がえげつないぐらい高いってことをわかっててほしい。
まあ、それを全部押しのけて、あんたの一番は私なわけだけど。
「はーあ。やだやだ。圭子ちゃんってば。浮気?やめてよね。慰謝料発生すっから。ていうかそいつ、私より顔面偏差値低いくせに、私の彼女に手出すのやめてよね。私は、負けるんだったら自分より顔の良い奴に負けたいんですけど?」
「なにバカなこと言ってんの?ハイ、チャンネル変えますよ」
切り替わった画面では、旅行会社のCMが流れていた。年の瀬が近づいてくるこの頃は、売り手市場だろうなあ、とぼんやりした頭で考えていた。
「ああそうだ、圭子。今度、ハワイ行こうよ」
「ハワイぃ?」
いきなり出たトンデモ発言に、思わず素っ頓狂な声を出す。明らかにCMみて決めたでしょ。
藍は、何やら嬉しげにアロハのハンドサインをしている。
「いいじゃんいいじゃん。なんか芸能人みたいにバカでかいサングラスして、ばっしゃばっしゃ週刊誌にとられるの。絶対面白いでしょ。で、腕組んで道歩くの」
「……いいかもね」
「えっ?嘘」
「なんで驚いてんの」
「賛同すると思わなかった。圭子こういうの反対すると思ったから」
やけくその肯定の言葉にびっくりした藍の顔に、ふふっと笑ってしまう。自分の提案に、まさか乗ってくると思わなかったんだろう。
「なんか、どっか行きたくなっちゃって。そのスキャンダル云々はよくないけど、どっかに行くのはいいと思う。お互いのスケジュールの兼ね合い次第ですけど」
そう聞くと、藍の顔がぱっと華やぐ。それはまるで、おもちゃを買ってあげるよと言われた子供みたいに見える。
実際吉田藍という人間は、女が憧れる女だの大人の女性だの何だの銘打って、女優として活動している。私から見れば、そんな要素どこを捻ったら出てくるのかと疑問に思うほどに。
この間なんて、道端で四葉のクローバーを見つけて喜んでたぐらいなのに。いつも「ラジコンヘリ30機ぐらい飛ばして遊びたい」とか言ってるのに。
「ええ、やったー。ていうかもっと早く言ってよおー。めっちゃいいホテル取ろう?一泊100万ぐらいするとこ。それで、呆れるぐらいにイチャイチャしよ。プライベートプールとかで、考えらんないぐらいえろいことしよ」
「普通のでいい。普通ので。普通のにしなきゃ行かないからね」
疲れを取りたいのに、疲れさせてどうするんだろう。否定の色を示したら、藍は途端に機嫌が悪そうに口を尖らせた。
「つっまんねー、まあいいですけどお。これでツイン取ってとか言ったらはっ倒すよ」
「言いませんよ。ダブルでいいよ。はー、めっちゃきれいな海とかみたい……」
「おっけー。行こ。じゃあ明日ね。ちゃんと荷造りするんだよ」
「いけるわけないでしょ。もっと先にして」
更に否定を重ねたら、藍はコタツに突っ伏した。その拍子に、おつまみたちがばさばさと床に落ちる。「やだあ」と駄々をこねる様子は、子供というか赤ん坊だ。
「やだ。明日行く。明日の便で行く。もうガッコとか休みなよ。ていうか教師の仕事辞めろ!あたしが養ってあげるから。女優とかすっごく頑張るからさあ。ねー、そうしよ?で、毎日あたしの家に居てえ、メイドっぽいことしてもらう」
しなをつくって「いいでしょ?」と甘えたな目で問いただす恋人を、この瞬間だけは好きになれなかった。いつも好きってわけじゃないけど。
「嫌です。仕事は続けます。やめる気なんてありません」
「じゃあさあ。もうさあ、ちゃんと結婚しようよ。マジでまじめに。ホントにプロポーズね、これ。ちゃんと手続きとか私するからさあ」
藍はガバっと身体を起こして、私の左手の薬指をすりすりと撫でた。彼女の綺麗に磨かれた爪が、ぴかぴかと光る。さらには、上目遣いで「だめ?」と甘えたな声で誘惑する。
ヤな酔い方するなと素直に思った。こんなのだったら、変なイチャモンつけられて喧嘩になった方がまだマシだ。
ダメと思ってないから、余計悪質だ。
「なんで今日そんなにめんどくさいの」
「だってえ、圭子ってまじめに生きてるんだもん。きちんとお仕事してるし、美人だしさあ、ちゃんと生きてる奴だしさあ。性格だってめっちゃくちゃいいしさあ。いつどこぞの男に襲われるかと思うと不安でしょうがないの!いつか男と籍入れたら、まじで結婚式奪還しにいくわ」
ぼーっと藍の話を聞きながら、お腹のあたりが熱くなるのを感じた。頬も熱を持っている。
たかが3%しかないアルコール度数のチューハイで、酔いが回るなんて酒に弱いにも程がある。
「好きなのは、藍だけだってば。襲われてないって。それを言うならあんたの方が危ないと思うんだけど」
「私はいいんだよ。圭子以外の人類に興味ないし。そういうやつと事に及んでもなんか興奮できないし。本当に危ないのは、圭子みたいなのなんだってば。気をつけなさいよ。私に隠れて付き合ってるとかだったりしたら、それはそれで……まあ。ちょっと燃えてくるよね」
説教じみたことを垂れていた藍は、急ににやにやと気持ち悪い笑みを浮かべた。吐きたいと思っているのは、酔いのせいだけではないのかもしれない。
「――なんで嬉しがってるの?キモ」
「想像したらわりといけるなって。男と付き合いつつも、私にしっかり抱かれてるんでしょ?ちょっといいなそれ……。明日の晩のネタにするわ」
「そんな元気ありません。あなたで手一杯ですけど」
私は、先程開けられたスナック菓子に手を出す。カロリーが控えめとパッケージに書かれている通り、薄味であんまり美味しくなかった。食べた気がしない。
「まーま。そんな風にならないようにね!男に抱かれたって、悦べないように教えあげるよ。センセ」
「あんた、その生徒キャラなんなの……」
「あ、セーラー服着てヤります?いいね、なんか普通に興奮してきた。ちゃんと丁寧に脱がしてね。あんたんとこにあるよねえ?昔ふざけて買ったやつ」
「やらないっての」
何だその高度なプレイは。セーラー服なんて、毎日学校で嫌というほど見ているのに、どうしてそれを自分が着なくてはいけないんだ。こいつが着ているという事実にも耐えられない。
「不機嫌になんないでよ。なあんだ。圭子はブレザー派かあ。どうせアレでしょ?最後に裸にリボンだけ残させるんでしょ?いやだわー、ど変態じゃーん」
「どの口が言ってんの?このスケベ!」
「ねぇえ、やめてよ。そうやって書き立てるようなこと言わないでってば。もー、ますます変な気になるわあ」
「一人でしてろ!私、風呂掃除するからね」
風呂場に向かおうとする体は、藍に引き止められた。そしてそのまま腕を引かれ、ベッドに強引に押し倒される。重みで、スプリングが軋む音がした。
「ちょっと、もうお風呂入って寝るんだけど!?」
「知らないよ。恋人がその気なんだから、応えるのが恋人でしょ」
「は?恋人が寝たいって言ってるんだけど?それに答えるのが恋人でしょ!?」
「はいはい、わかりましたよーっと」
藍はおざなりな返事をして、上下のスウェットを床にぽいぽい脱ぎ捨てた。再びベッドに体を沈める。桃色のレースで覆われた胸が、たゆんと揺れた。
「じゃあ、優しい藍お姉ちゃんと一緒に楽しいことして寝ようねー。ていうかホントに嫌なら、力尽くで止めてよ。抵抗しないんだったら続けちゃうから」
文句を言いたい私の口は、唇でふさがれた。歯を舌で撫で回す、馬鹿みたいにねちっこいキス。
それを息が続くまでして、次に呼吸して、また同じことをする。どちらのかわからない唾液で、口がべたべたになるまで。
藍はこっちを見て、私を楽しむ。
私はこの女の獲物を狩るような目が好きだ。
テレビのディスプレイ、映画のポスター、雑誌の一面。どこにも、そんな目線を向ける彼女はいない。それが今この瞬間、自分だけにしか向いていない。その劣情の入り混じった眼差しは、自分だけのものだと告げられているみたいで、なんだか気分がいい。
そんなの、誰にも見せてなんかやるものか。
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