皆さんの職場には、お土産文化はあるでしょうか?
それで悩んだことがある方は、きっと共感できる内容です。その内容を少しご紹介いたしましょう。
このお話の主人公も職場に持って行く「お土産」のことで悩みます。
最初は、義務のようになってしまっているので、無難なものを買えばいいと思っていた主人公ですが、あるとき職場で最年長の川端さんが、話題のお菓子をお土産で買って来てくれるのです。それはとても美味しかったのですが、一方でもやもやとした気持ちにさせられます。
それは、「最年長の川端さんが話題のお菓子を買ってきてくれたのだから、今後は、それと同じくらいのクオリティのものを買ってくる必要があるのではないか」という、発想が生まれてしまったせいです。
実際、そのあとに旅行に行った人たちのお土産は、以前よりもクオリティの高いものになっていってしまい、美味しいものを買わなくてはいけないプレッシャーを感じるようになってしまうのですが、さて、このあと主人公はどうするのでしょうか? そしてタイトルの同盟とはなんのことなのでしょう? それは是非、本編を読んで確かめてみてください。
お土産を買うことにプレッシャーや義務のようなものを感じている人にとっては、きっと共感できるでしょうし、最後のどんでん返しのような展開に気持ちがすっきりすると思います。
爽快なお話をお求めの方はきっと楽しむことができると思います。気になる方は、読んでみてはいかがでしょうか。