百二十話 現状報告と妙な悪寒

「あ、あはは……まあそれはそれとして、イーリス。今はユメジさんたちに……」

「そ、そうっすね!」


 本人たちも少しはワーカーホリックの自覚があるようで、俺の呟きに気まずそうにする女神二人は分かりやすく話を変えようと、テーブルにタブレット……のように見せかけた“映像”を出現させた。

 さっきの星を見せたのと同じような光の魔法のようだけど、今度はよりマップ感がする地上の様子が見て取れる…………これって……。


「重ね重ねご迷惑をお掛けするのは恐縮っすが、お二人には確実にもう一度向こうに飛んでいただく必要があるっす」

「そうりゃ……承知してますよ。最後の一人がいますからね」

「カムちょん……無事だと良いけど」


 三女神、アマネ……いや“天音”の友人たちの中では単純な戦闘力では最も低いと思われるオカッパメガネの神威愛梨さんの所在が未だに判明していないのだ。

 元々世界的にも安全な場所で育った戦闘とは無縁のオタク女子な彼女が、命の価値が低い世界でどういう目に合っているのか……。

 しかしそんな当然な心配をする俺たちにイーリス様は微妙な顔つきになる。


「今のところはあんまり心配ないと思うっすよ……何しろ我々が未だに発見できて無いんすから」

「……え? どういう事ですか?」


 アマネの疑問に答えるように、テーブル上の映像……マップ上にある二つの場所で赤と黄色の光が煌々と灯った。

 一つは大陸の東側にある都市部で、もう一つは南西部にある広大な森の中……これってもしかして……。


「今回の召喚騒ぎは非常事態でしたので、帰還までの間最低限の防衛を可能とする為に我々から魔力の供給……お二人には“魔力チート”と言った方が通りは良いでしょうか? それを一時的に譲渡しているのは聞いていますよね?」

「ええ……そう言うお話でしたね…………」

「聞いてますとも……ええ」


 チート……その言葉に俺たちは揃って“スン”と色んな感情が抜け落ちてしまう。

 同じ異世界召喚であったのに俺達にはそんな恩恵が無かった方だからな……。

 今更その事に言及するつもりも無いし、あの世界を救うのに意味があったのも分かるけど……何というか“普通受験で合格した後で推薦で入った後輩を見る”みたいな何とも納得が行かない感情と言うか…………これ前も思った気がする。


「逆説的な言い方になってしまいますが、そんな魔力を経験のない者が発動する理由は危機的状況である事が原因になりますので……平たく言えば我々に発見されないって事は“身を守るほどの魔力を発動する理由が無い”って事で無事でいる可能性が高いって事になるんですよ」

「なるほど……つまりカグちゃんが発見された理由は『不死病の森』でアンデッドに襲われた事で魔力を発動したから……」

「そうっす。加えて彼女は守護神の稲荷神との融合でかなり強力な魔力を発動してたっすから、冒険者になってからは発見がしやすかったんすよ」

「アマネさんの発見は言わずもがな……ですね。貴女についてはチートでも何でも無いですけど……」

「魔力感知どころじゃ無かったっすね……火山っすか? あの高温…………ドラゴンは食事中とアレの最中を邪魔されると怒り狂うって通説はあるっすけど……」

「イーリス様……もう少し穏便な喩えは無いでしょうか…………ちょっとそれは……さすがに……」


 ドラゴンに喩えられるのは流石に女神様だとしても納得いかないのか、アマネは抗議の声を上げる。

 ただ……俺はこの時妙な悪寒を感じていた。

 今聞いたのは探し人の神威さんがおそらく無事であるって情報なのに…………はて?


「ともあれ今後危険が起こらない保証はないっすから、ここからは今現在のあの世界の大陸の情勢を説明したいと思うっす。お二人ともこの大陸で起こった戦争とか国政の状況は知ってるんすよね?」


 俺は何かに引っかかったのだが、イーリス様が話を進めだしたので思考を放棄する。

 確かに今後危険が無いとは欠片も言えない状況だからな……。


「スズ姉から大まかな事は聞いてますよ。2年前くらいにシャンガリアがアスラルを奇襲で攻め落とした~ってくらいは」


 確認するようにイーリス様がスズ姉をチラッと見ると、彼女は何時の間に頼んだのかトロピカルドリンクを飲みながら頷いた。

 雰囲気作りなのかグラサンをしている彼女は『出来るOLの休日』って感じだ。


「周辺国家の情勢は大まかには教えましたよ。もっとも、今の二人に対しては蛇足になる事が多いですけどね」

「そのようですね……」


 蛇足情報……ようは異世界的な、魔法とかそう言った常識についての事だろう。

 確かに今の俺は以前の“異世界の記憶”を一時的に取り戻しているからその辺の常識は既に周知、その辺は今更って感じだからな。

 同様にアマネも……。

 俺たちの様子にイーリス様は納得したように頷いた。


「了解っす、では詳細は省いて周辺国家の現状をお伝えするっすよ?」


 そう言いつつテーブル上の映像にイーリス様が手をかざすと、そのままマップが移動拡大し……そのまま大陸の東側に位置する都市部で停止した。

 中心部に行くにつれて石造りの立派な建物が目立ち始める、よくある中心部に行くにつれて位の高い貴族たちが住居を構える国みたいだけど、一つだけ妙なモノが……。


「まずは諸悪の根源、今回の元凶である『シャンガリア王国』っす。現国王カルロスが即位してからは邪魔になる大臣やら宰相やら、挙句に血縁の人々も色んな難癖やら無実の罪をでっち上げて罷免やら廃嫡をやらやらかし……当時13歳だった弟に至っては部下に命じて事故に見せかけて暗殺やらかした……分かりやすいクズっすね。もしもアタシが直接地上に手を下せるなら真っ先に焼却処分にするんすけどね……。無忘却の魔術師が城を溶解、消滅させてくれた瞬間は最っ高にスカッとしたもんすよ!!」


 さっきは“ドラゴンの○○”とか何となく否定的な態度だったのに、実はこっちが本音だったようだ。

 説明に含まれる本音がイイ笑顔と共に駄々洩れである。

 神が直接地上に手を下すと、とんでもない弊害が起こると言うのは以前に聞いた事があるけど……本人たちには相当なストレスなんだろうな……。

 本当に普通の感覚を持っている者は管理者ってのに向いていない。

 だからこそ代わりにやらかしてくれたアマネに対してイーリス様は大絶賛、手をガッシリと握って「ありがとうありがとう」とお礼を繰り返す。


「いや~それ程でも……」

「アマネさんのお陰でただでさえ国政が怪しくなっていたシャンガリア王国の主力だった魔導師団の上層部が軒並み使い物にならなくなっちまいましたからね。そりゃ~いつまでも引火した炎が消えない連中が戦場に立てるワケもね~ですし」

「……は? まだ消えてないの私の炎が??」


 これには元凶のアマネですら驚いていた。

 何しろアマネの“消えず殺さない炎”は喰らった相手が恨まれていればいる程、延々と焼き続ける地獄の炎……つまり怨念が晴れれば消える炎なのだが……。


「えっと……アマネがやらかしてから、あっちの世界ではどのくらい時間がたったんですか? 2回目の夢渡りでは2か月はたってたけど……」


 俺がそう言うとイーリス様が腕時計を確認するような仕草で何かを確認した。


「そうですね……貴方たちが帰還してからも向こうの時間は経過してますから、アマネさんがシャンガリアに召喚されてからは4カ月は経ってます」

「「4カ月!?」」


 俺もアマネも同時に声を上げてしまう。

 4か月間も焼き続け未だに消えないとか…………しかしイーリス様は真剣な表情で首を振る。


「ご存じの通りっす、燃え続けているイコール許しを得られていない……奴らはそれほどまでに多くの人々から怨念を受けているのですよ。そんな奴らを見せつけられたシャンガリアの軍人の士気は駄々下がりで……」

「……ん? でも燃え続けている理由までは他人には分からないんじゃ? それを見たからって士気に影響とかあるの?」


 俺のそんな疑問にイーリス様はヤレヤレと手を広げて見せる。


「努めてそいつらを見せつけているヤツがいましてね。そいつは燃え続ける部下たちを羨望の眼差しで見つめて理由を説明してるんすよ……より多くの怨念で燃やされるべき自分を燃やしてくれないと嘆きながら」


 その説明だけでそれが何者か俺たちには予想が付いた。

 魔術師団長ドワルゴンだったか? 誰よりも多くの恨みを買っているにも関わらず、52年放置される夢を見た事で罪悪感を植え付けたマッドサイエンティスト。

 しかし罪悪感が芽生えた後には誰からも“断罪をしてもらえない”という地獄を味わう羽目になった大罪人。


「最早戦意喪失の原因にしかならず、シャンガリアの軍は魔術師団を師団長ごと隔離隠蔽したみたいっす。処分しようにも炎が邪魔して殺せないらしいっすから……師団長ドワルゴンに至っては処刑しようと斬ろうが燃やそうが何をしても死ねないらしく、毎度毎度『殺してくれ』って懇願するんすけどね……」


 怨念の炎を受ける事を許されず、死に逃げる事も許されない。

 あの男が地獄に行ける日が来るのかは……それは神すら分からない事なのだろう。

 

「ま~そうでしょうね……罪人が簡単に楽になろうとか甘すぎる」

「自分達が人に与えて来たものを返されているだけだからね。4カ月たってもまだ消えないとか……どんだけバカやらかせば行けるのかしらね?」

「そういう世界っすから……管理者としては恥ずかしい限りっすけど……」

 

 呆れを含んだ溜息を吐く俺たちにイーリス様は本日何度目になるのか分からない、申し訳なさそうな顔になる。

 話が進まないから一々気にしなくてもいいのだけど……。

 イーリス様がマップを南西部へ操作すると、何となく懐かしい気分になる街並みと一緒に広がる森が姿を現した。


「そして次に南西部に位置する『ミューストス共和国』っすが、こっちは国としては様子見状態……っす。けどご存じの通りアスラル王国からの難民を条件付きで引き受けて街まで作るのを許可してるっす」

「スコルポノックね」

「ええ、さっきまでお二人に行ってもらっていた街っス。元々『不死病の森』からの防波堤の役割だった街っスが、今回“たった三人の冒険者”により『不死病の森』は元の大森林へと浄化され……結果シャンガリアにとっては防壁にもなっていた森がフリーパス状態になったんすよ」


 彼女の説明であの森が元々は獣人たちの故郷だったって話を不意に思い出した。

 ……あの熊獣人の門番とかもそうなのかな?


「今やスコルポノックの街には亡国アスラルの王子であるブロッケンを旗頭に反乱軍が集い始めているっすね。ミューストスも正面切って協力はして無いっすけど、秘密裏に武器食料の供給をしてるようっすし……」


 ざわ…………ん? また?

 何故か、本当に何故なのか言いようのない悪寒を感じた。

 今のイーリス様の情報の中に何か不穏なモノがあった気はしないのに……。

 しかし深く考えようとした矢先に、驚愕するアマネの言葉が俺の思考を寸断した。


「ブロッケン……ってもしかしてギルド長のエルフの!? え!? あの人アスラルの王子様だったってワケ!?」

「あ~そういやアマネは知らなかったんだっけ、ギルド長の正体を……別に俺たちにとって重要ってワケでも無いから言うの忘れてたな……そういや」


 俺が搔い摘んでその辺の事を説明すると、アマネは妙に納得したと頷き……そして不愉快そうに顔を歪める。


「なるほど……だからあのエルダーリッチ気取りの死霊使いはワザワザあの場に『アスラル王国近衛騎士団』のアンデッドを向かわせたワケだ。スコルポノックの住民たちに動揺と絶望を与えるつもりで……」

「自分は一切傷つかない場所からってのがより一層ムカツクけどな……」


 肉親や知り合いがアンデッドになり襲って来る。

 ホラー映画では使い古された手法と言えるけど、意図的にそれをやれるというのは外道でしかありえない。

 

「予定通りにユメジが『死期覚醒』をやってくれたから事が上手く運んだけどね。先に『夢想の剣』を盗み見て置いてよかったよ。そんなの『夢葬の勇者』じゃなきゃどうにもならなかっただろうし」

「……おいコラ」


 アマネがたった今漏らした言葉で『夢葬の勇者いまのおれ』が覚醒する事を知っていた上で計画していた事が明らかになった。 


「やっぱりそういう状況になったら記憶が一時的に戻るってのを盗み見てやがったな。俺がアンデッドが苦手なのは知ってんだろうに……」

「あ~~……いや~やっぱり備えあれば~って言うじゃない? 責任感の強い女神様たちが何にも準備してないワケは無いだろうって思ってさ~」

「ほ~う……」


 俺がジットリと見つめながらグイっとアマネの肩を抱いて顔を近寄せると、彼女は顔だけそっぽを向いて何とか視線を合わせないようにする。


「確かにあの場で哀れなアンデッドたちを向こうに送ってやるには必要な事だったとは思う。戦力的にもあの分け方は的確だったのは認めるけどな……」

「う、うん、そうでしょ? それこそ私にも出来ない貴方だけの特技なんだから適材適所って事で……ん!」


 さらに俺はそのままアマネの首に腕を回して顔を耳元まで近寄せる。

 くすぐったそうに体をよじらせるアマネから“いつ聞いても”ゾクゾクする甘い声が漏れた。

 この流れは……イケそうか?

 計画には有用だったとしても俺に苦手分野を担わせた少しの罪悪感があるせいなのか、今度はあんまりあからさまに俺の接触をかわそうとしないアマネ。  

 しかしそんな俺の下心満載の策略を女神様たちが見逃してくれるはずも無く……イーリス様がコホンと小さく咳ばらいをした。


「ユメジさん、お気持ちは分かるっすけど今少しそういった攻防は我慢して欲しいっス。我々は伝える事を伝えたらさっさと退散するっスから……」

「く……個人的には公共の場でイケるギリギリを突いていると思うんですけど? ダメっすか?」

「ダメっす……周辺の親御さんたちが自然と子供の視界に貴方たちを入れないようにし始めている辺りで察して欲しいっス」

「う……」


 チラッと周囲を見渡すと、ご家族が何やら気まずそうに「ねーママ、あそこのお兄ちゃんたちがチュッチュしてる~」「こら、邪魔しちゃ……もとい見ちゃいけません!」な~んて会話を繰り広げていて……。

 くそ……さすがにこれ以上は早すぎる保健体育の授業になってしまう事は否めん。

 異世界という特殊な環境下で色々と育んできた俺達ではあるけど、日本という環境下ではどうしても発揮できる力は制限されてしまう。

 何だかかんだで日本の治安や道徳的観念は行き届いているという事なのだろう……こうなれば!


「アマネ、やっぱりこのまま部屋に…………」

「行かないってば……もう」


 ぐぐ……まだまだ嫁のガードは硬いようである。

 ええい、せめて手を握ってやる! 恋人つなぎで!!

 俺が最後の抵抗とばかりにアマネの手を握る……さすがにこのくらいは譲歩してくれたようで“しょうがないな~”とばかりに彼女も握り返してきた。


「そろそろ話し進めてもイイっすか?」

「あ、どうぞどうぞ」


 そんな俺達の攻防にそろそろ呆れて来たようで……イーリス様がため息交じりに話を進める。

 そろそろおふざけが過ぎたようで……。


「余談っスが『不死病の森』を支配していた件の死霊使い“ゾル・ビデム”はシャンガリアのカルロス王と繋がっていて、森の支配と素体として戦場での死体提供の交換条件で南方からの防衛とか、特殊な呪いの提供なんかを担ってたんっスよ」

「じゃあ……あの森のアンデッドの呪いはシャンガリアの国防目的で?」


 本来の国防であれば国境を警備したりする為に莫大な資金がかかるのだが、国境付近に単純な危険地帯が広がっていたとすれば、それは自然の国境のような役目を果たす。

“経費を掛けずに、人工的に作ったと誰にも分からないように、そして国が関わっていたとも知られないように”。

 人道という物を一切考えないのであれば有効な手と言えるだろうけど……。


「……でも聞いてる限りではシャンガリアの現国王にそんな頭があるの? 今までの感じでは“バカな傀儡として国王に仕立て上げた上層部すら手に負えなくなってしまったバカ”としか思えないんだけど?」

「おっしゃる通り、ヤツそんな頭脳は無いっスよ。そもそもあの森が『不死病の森』になったのは先代国王の時代っスから。国防云々については代替わりした後に“ゾル・ビデム”から提案した同盟っス、コイツならお友達になれるって……」

「腐った者同士の相互フォローって事……そいつらが仲良しだったって聞いても少しも意外とは思えないね」


 アマネの意見に俺も激しく同意だった。

 悪人同士が互いの利益の為に手を組むのは何処でもよくある話だし。


「その南の国防の要だった『不死病の森』が今や“金色の獣使い”のお陰でただの大森林に戻ったってワケか……。心配する気は無いけど、大丈夫なの? シャンガリア王国は」

「お察しの通りっス。今まで自動で国防を担っていた『不死病の森』が無くなっちまったんですから必然的に南側へ国防の為に軍を派遣する必要があるのに、肝心な軍を構成する人も武器も、資金すら先の戦争のせいでカツカツで捻出できないのに、バカ王は何よりも溶けて無くなったお城の再建に金を使おうとしてんスから始末におえねーっスよ」


「「うわ…………」」


 有名な格言である“人は城~”ってヤツの見事に逆を突いて来るとは……。

 かの国が余り長い事は無いだろうな~ってのが予想出来過ぎる。

 

「こんなのを見てると、私たちが戦った魔王の軍勢って優秀だったんだな~。ユメジが各々を『夢葬』して戦意を崩して行かなかったらどんだけの犠牲があった事か……」

「スズ姉……さすがに比べるのは失礼だぞ。俺に『夢葬』って反則技が無かったら犠牲どころじゃない、確実に俺たちは負けていたハズだ」


 スズ姉の呟きに俺は思わず“事実”を口にしていた。

 元々憎悪によって強固なつながりを持っていた魔王軍がその結束を武器にぶつかって来ていたら……考えるだに恐ろしい。

 だからこそ俺は『夢葬』を使ってあらゆるモチベーションを下げる事に終始した。

 姑息に相手の情報を調べて、テンション爆上げの輩に当たらないように……可能ならばそもそも戦闘の舞台に上げないように…………おそらく俺は誰よりも勇者らしくない勇者だったのだろう。


「今となっては単なる英語教師に捕食される古文の先生だけど、思い返してもあんなのによく勝てたもんよね……私たち」

「ほんと……それな」

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