いい作品でした、これも。
こころにズシンときますね、
作者からの返信
関川 二尋さま!
こちらにも足を運んでいただき、ありがとうございます!!
中々複雑なこと書こうとしたので、技量が足りないのを思い知らされた作品です(笑) それでも、何か心に残ったのならば嬉しいです。
物語のルール、確かにありますね。私もある作品に納得いかないラストを迎えたことがあります。バッドエンドでしたが、意味のあるバッドエンドで物語としては問題なかったのですが、エピローグで、唐突に、しかも何の伏線もなくハッピーエンドに切り替わって終わりました。
なんじゃこりゃ?となりましたが、思うに物語のルールに縛られたのかなと今になってふと思いました(^_^;)
この物語のように、本来、人の未来はルール通りにはいかないと思いました。そのあたりにつっこんで描かれているせいか、かえって新鮮に感じました。
バッドエンドかハッピーエンドか。それを決めるルールも、本当は存在しないのかもしれませんね(^-^)
作者からの返信
小森日和さま!
本日は辛気臭い小説に足を運んでくださり、ありがとうございます!
……今回の物語を書き、そして小森さまのコメントを読んで、一つわかったことがあります。
ルールを外れると、読者が置いてけぼりになると言うことです!!!!(そりゃそうだ!)
やっぱりルールってある程度大事だなあって、ルール嫌いの私は思いました……。
それでも、大概の出来事は理不尽で、筋なんて通っていないことが多いと思うんです。
おばあさんは筋を通そうとして、最後は伏線なんて一切ない現実を突きつけられた。ルールがあれば物語としてわかりやすいし、綺麗に完結できる。でも、沢山の物語がある中で、本当にそれだけでいいのかなって読んでいて思うのです。綺麗にするために、削られてしまうものが多いんじゃないかって。
……まあこういうの書き上げるには私の技量が今の十倍ないといけなかったなー、って思っちゃったりするんですけど!!(おいおい) 新鮮と言って頂けて嬉しいです! わからん話って思ったらごめんなさいッ!!!
大抵の物語は、ある種ルールとも言える定番ストーリーがありますけど、それが全てではありませんね。
バッドエンドを変えようとしたお婆ちゃん。病気と共に生きて、その上で幸せを手にする未来を掴むことはできましたけど、旦那さんが……世の中、理不尽なことばかりですね。それはきっと、現実でも物語の世界でも変わりませんね。
結局これは、バッドエンド?いいえ、そうではありませんね。
ハッピーエンドではないかもしれないけど、バッドエンドでもありませんね。何かを産み出すことができたのですから。
物語が改編されたこの世界で、この後も強く生きていくことを願います。バッドエンドにさせないために。
作者からの返信
無月弟さま!
この度は辛気臭い小説にコメントありがとうございます!(三回目)
ルールと言われて、校則以外になんか思いつきたいと思った私は苦し紛れに「物語のルール」って解釈したうえで違反しました。だってルールしんどいんだもん!!!(社会不適合者)
難病と抱えた人が物語の最後で死ぬって、病気したら生きちゃいけないみたいなメッセージ持ってそうで嫌だったんです。完治してハッピーエンドも。
なので、逆に健康の人が病気で死ぬオチにしちゃえと思いました(鬼畜)。
実際、余命告げられた人が死ぬ前にパートナーが突如病気になって置いて行かれた話がリアルにあったのです。(なんて暗い話を続けるんだ、あたし)
はい、バッドエンドじゃないです。
主人公は「病気した負い目」を抱えていたからこそ、自分は愛されないと思ってました。でも立場が逆転した時、「なにがあっても愛せる自分」に気づき、相手もそうだと気づけました。
この子が苦しんでいた理由は、「すぐ死んで悲しませるから好きになっちゃいけない」という苦しみだったんじゃないかと、一日経って思ったり思わなかったり。こんな複雑な小説書くには百年早かった自覚はある。
とはいえ、書いてて楽しかったです(限りなく暗いのに)。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
ああ、ばあちゃん(ノД`) 最初は「なんか変なばあさん来た!」というところからはじまったのに、ラストでは自然とその心に寄り添っていました。口は悪いけどw あったかいですね。
作者からの返信
野々ちえ様!
この度は辛気臭い小説にコメントありがとうございます!(二回目)
おばあちゃんコールありがとうございます。あったかいと言って頂けて嬉しいです。(´▽`*)
口汚く勝手にわめくお婆さん。なのにその言葉が、どうしてここまで胸を打つのでしょう?
改編されてしまったこの世界は、本来辿るはずだった感動の物語とは違うかもしれない。そしてそうまでしても、主人公は最愛の夫を亡くすと言う新たな悲しみを背負ってしまった。
それでも、バッドエンドなんて壊してしまえとあがいた彼女の行動は、代わりに別の幸せを生むことができたのだと思います。
作者からの返信
無月兄様!
この度は辛気臭い小説に、コメントありがとうございます!(自分で言ってどうなんだ)
胸を打つ、と言ってくださりありがとうございます。意地っ張りで口の悪いけど一本筋が通ったおばあちゃんが好きなんです(突然の性癖の暴露。今更か)。
三回目は男女、四回目は兄弟だったので今回は女性同士で喋らせたいと思いました。百合じゃないけど、一種の愛情を主人公に向けていたばあちゃんです。おばあちゃんは彼女になりたかったんだと思います。
難病と抱えた人が物語の最後で死ぬって、病気したら生きちゃいけないみたいなメッセージ持ってそうで嫌だったんです。そもそも人間いつか死ぬのに、どうして死ぬことを美しく際立たせようとするのかなあと。
なので、逆に健康の人が病気で死ぬオチにしちゃえと思いました(鬼畜)。実際、余命告げられた人が死ぬ前にパートナーが突如病気になって置いて行かれた話があったし。(なんて暗い話を続けるんだ、あたし)
死ぬ=バッドエンドじゃないとは言え、明るい話を好む私からしたら生きて穏やか幸せに暮らしてほしいと願うので、それをばあちゃんに代弁して貰いました。なんか締まりなく長文になってしまいすみません💦
わかってもらおうと願った後悔がって言葉いいですね。
作者からの返信
飛鳥 休暇さま!
初めまして! コメントありがとうございます!
その一文は恐らくこの中で唯一小説らしい表現だと自負しております(笑)。ピックアップしてくださりとても嬉しいです。
病気モノで感動を呼ぶ小説のルールに、トリッパーのババアが文句をつける話への応援コメント
拝読遅くなりましてすみません(><)
愛するということ。幸せとは何か。
物語の中だけでなく、リアルな人生の中でも常にテーマとなり続けることですよね。
小説は区切り良いところでハッピーエンドにすることができるけれど、リアルではその後も人は生き続けます。その中には幸せも不幸せも当然あって……。
何が幸せなのかかは、結局読者にはわからない。人生の主人公が幸も不幸も全てを抱いて生きていくということが物語になっていくのかなと思いました。お婆さんも読者というだけでなく、幸と不幸を抱えて人生という物語を紡ぎ続ける主人公でもありますね。
深いお話をありがとうございました!
作者からの返信
陽野ひまわり様!
この度は辛気臭い小説に足を運んでいただき(笑)、そしてコメントまでいただきありがとうございまーす!(感涙)
くみ取ってくださり、ありがとうございます!
小説では区切ることは出来るけど、リアルではずーっと続く。
シンデレラも白雪姫も「幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」で終わるけれど、んなわけあるか! っと大きくなってからわかるわけです。
幸せはすぐ浮かんだり消えたりするけれど、ないわけじゃない。なくすことはそう怖いわけでもないんだよ、別の幸せだってあるよ、と頭ではわかっていても、やっぱり持っていた幸せがなくなるのは怖い。
幸不幸は言い聞かせるものではなく、自分が素直に感じるものなのではないかと思います。
お付き合いいただきありがとうございました!(≧▽≦)