第1.5話

 人間の身代わりで殺す為に育てる山羊育てばよい。と考える悪魔祓い達が居ます。

 山羊を育てる役割を持つ父親から、幼い山羊一頭の一生を任された少女は、人のため犠牲になる山羊に何かできないか? と考え、一時の幸せを与えようと頑張りました。

 厄を祓う道具の様に用いる悪魔祓い達は山羊にお金を費やす価値はないと主張しています。悪魔祓いから理解されず協力を得られない少女はお金を使わずに頑張りました。

 悪魔祓いから山羊を幸せにする理由が無いと言われても、幸せにしてはいけない理由が無ければ幸せにしても良いと考える少女の気持ちを肯定した 魔祓いが居ます。

 少年を逃がして 魔祓い達を裏切った少女は帰る場所を自らの選択で失いました。

 少女理解者を裏切った事を申し訳なく思っていますが後悔はしていません。

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