悪循環

彼は遂にこんなことを言い出した

「好きな人がいるすごくかわいくておかしくなりそう」


私と付き合ってるのにだ。


誰?と聞いてみたところ同じ部活の子で男女ともに好かれている。


「そっか」としか言い様がなかった。

(彼の好きな子を仮名でゆいとします)


それから夏休みの初めもずっと「ゆいがかわいい」「ゆいとどうしたら仲良くなれるかな?」

辛くて泣き出す日もあった。なんで私じゃないの?つきあってるのに?なんで?頭がぐるぐると永遠に回っているようなそんな感じで


彼は私とは出かけないのにゆいとは何度もカラオケに行っていた

「ゆいとカラオケいって頭なでなでされたの!」

すごく嬉しそうな彼の声は嬉しかったが同時に悲しみも感じた。


その中でもショックを受けた言葉があった

「秋のお祭りゆいと行くことにした」


私とお祭りに行こうと誘ってくれていたことをすっかり忘れゆいと行くことにされてしまったのだ。


私はついに反抗した。

反抗した時の言葉や状況は覚えてないが一方的に「別れよう」と告げられ私は、電話を切った

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