千年の時を超えて

千年の時を超えて

ぼくの言葉を伝えたい

千年後の誰かに

ぼくの言葉が届くなら

壮大なことにしよう

どうせ誰だか分かりはしない

嘘八百もおりまぜて

勢いのあることを語ろう


すぐ隣にいるきみに

ぼくの言葉を伝えたい

同じものを見ているはずの人に

それでも伝えたい言葉がある

単純な調子にしよう

ぼくのことがよく分かるように

本当のことしか語らない

それがつまらないものだとしても


これを読んでくれているあなたに

ぼくの言葉が伝わるだろうか

伝わる人にだけ伝わればいい

そんな傲慢なぼくの言葉

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