死んだらTSガイノイドに改造されちゃいました
「ふう、やっとバイトが終わったよ…」
ちょっと怪しげな募集であった。電子工学うんたらの実験でありそれの助手みたいのをさせられた。
普通ならそんな正体不明な機械うんたらの仕事なんてうけない。そう俺ら男子高校生は色々と忙しいのだ。
勉強に恋にコイに…
「ごほん!」
俺にもきっといい出会いがある。そうだあの有栖というセクシーなお姉さん教授とお近づきになりたい!
とお金と下心まんまんで変な実験にと関わってしまっていた。
「ねえ君ったらキスは初めて?」
「え?んぐぅ!?」
何をされたのかわからなかった!
甘い何かが脳を走りめぐりそう初めてのアレであった。
「ウフフかわいい、キスだけでこんなに…同化反応は良しかな?」
「あ、んぐ…ハアハア」
脳髄がハッキングめいて痺れた俺はそうそう。
「ではまた明日も実験するとしますかねウフフ」
一眼惚れした女の人と!
「恋人関係に、ハアハア」
「ウフフ、キスだけで彼氏になったつもり?本当におバカさん!」
ただのエッチなお姉さんに遊ばれだけだろうか?
でもでも俺はもうこんな思い出だけでも一生食えるような火花が弾けていた。
「さてと明日もバイトでグフフ」
と深夜の夜道に奇妙な感覚を覚えた。
カツカツ…
それは女性の足音である。
「だれかついて来る?!」
変な気配であり根拠はないがあのお姉さんが俺をストーキングしてるんじゃないか?
「おいおいとうとう頭がおかしくなったか俺って…」
と初めてのアレで脳がマグロになった俺は、逆にとある罠をしかけた。
次の角を曲がると急いで物陰に隠れる。すると俺を見失った追跡者からの声。
それはそれは奇妙な女の声だ。
「はあ、……ど、…どこ行った?…電源がきれ、…」
やっぱり女の声である。きっとあのお姉さんに間違いない!ちょと若い感じだがきっとあのお姉さんだ!と意味不明な自信にかられた俺。
有栖のお姉さんも俺には素質があると言ってた。そうだ恋の素質なんだ!
もうたまんなくなった俺は後ろから抱きついてしまった!
むにぃ!
背丈は小さい…
お姉さんよりも…
「あれ…?」
人違い…
深夜の暗がりでよく見えなかったが俺と同じ年齢の女の子である。
「いやいやごめん…」
て人違いと詫びても深夜に見知らぬ男が抱きついたのなら
俺 の 人 生 終 わ っ た !
警察を呼ばれるかと少女の悲鳴の衝撃に備えた俺が耳にしたのは
「の、喉が乾く…おまえ。くれ…せ…え……き」
また呂律の回らない声。
虚ろな瞳でかつレオタードのようなロボちい格好の美少女…
「え?ちょっと君?」
おいおい…?!まさかここはSFエロゲー企業主催のコスプレ会場ですかい?
だがだがここは深夜の闇夜である。しかも人気のない住宅街でありがらんと静まりかえっている。
そんな中にチカチカ光る電光を放つ異形な少女はまさしく異界風景であった。
美少女と機械…
そんな不釣り合いな格好の女の子を目にすれば、俺が警察に突き出される恐怖とは別の恐怖にガンガンと音を立ててランクアップ中である!
と考えているやいなや…
ぐじゃ!
鈍い水っぽい音…
光が走ったように見えたが何らかのレーザー光線か?いいやそれは手刀であろうか?そんなメカちい一撃が俺に走る!
「う、やや、やはり……にんげん…もろい」
あれ、俺の胴体てこんなに柔らかいて?
そうかちぎれて…
「あれ?おれごほ…」
口から大量の鮮血がこぼれそれ以上声が出なかった。
やっぱり俺の人生終わっていた。
メカ衣装のコスプレ少女が放った手刀には激しい光の刀が生成されて大剣となり俺を真っ二つに切断したのだ。
そして俺が死にゆく様に見たのは、そう有栖のお姉さんが悪のメカ少女を倒す幻覚である。
「スキが多いわね。野良機械かしら?このクズ鉄はやっぱり無駄な動きが多いわ」
ガジィ!
そのままメカ少女を圧倒すると
残像を残して斬撃。
「ぐ、ぐやじい…ぐ…ぐぐ」
ドン!
やがてそれは爆発するも激しい爆発のはずなのにまるで小さな花火のような爆発音であり。
俺を殺害した狼藉少女は一瞬で倒され、そして文字通りクズ鉄となっていた。
「キミ!しっかり!」
と有栖さんが俺を抱きかかえる夢であった。
そうだこれは夢なんだ。こんなSFめいた機械美少女がいるわけないだろ?
きっと目が覚めれば夢でお、お、だ、だめだ流血がひどすぎる…
ナノマシン注入完了…
なんなんだこれは?
同化率10%…
「だめね、こんな率じゃこの子は助からないわ…」
有栖のお姉さんだ。でも何言ってるんだ。俺はもうまっぷたつに切られて死んだんだ。
急速同化50%…
人格改変同化100%…
蘇生完了…
「なな?あれ?ここは?」
まだ夢の世界なんだろうか?
痛みは消えた。そしてどうやら生きているらしい。
そしてここはどこだ?どこかのSF世界の研究所のようなメカメカしいデザインでありそして奥に佇む人物は?
「ウフフ、ナノマシンの同化に成功したようね」
セクシーなお姉さん教授、有栖さんであった。だがナノマシンて?
いやいやすごいレオタード姿なんですけど?装備が厳重であるがあの夢のSF機械美少女と少し似ている。
「あら?あんなクソザコ低スペのクズ鉄と一緒にされたら嫌だわ…」
カツン!とヒールを鳴らす床も近未来な金属めいておりしかもお姉さんのヒールもかなりSFチックである。
しかも長い足を覆うSF装甲がオーバーニーソーのようになっていてハイレグ絶対領域がもうたまらん!
だが、あたしのマグナムは暴発せずに、代わりにおっぱいの辺りがツンツンしてkきわた…てあれ?
「なんなのよぉ!」
何か声が変だよぉとか、あたしどうしちゃったのかしら?えあたし?
「どうかしら?セクシーなガイノイドになった気分は?」
「が?いのいど?」
女性型アンドロイドという意味だろうか。
「どうゆっくり眺めてみなさい、ウフフ生まれ変わった自分をね…」
ピピ…と有栖さんの指をなぞるようにタッチパネルが現れると背中からメカメカしい羽のような板が数枚現れる。
その青い光があたしと共鳴して
「うわっ背中から?」
あたしの背中からも何やら同じモノがでてきた?
そして薄っぺらい光はそのまま鏡のように長方形にあらわれたその姿は…
「そ、そんな…」
犯罪的であった…
背丈は女子高校生ぐらいであろうか。その割には顔立ちが幼く加護欲をムラムラと掻き立てられてしまう。もしこんな女の子がいたらクラスの男子に集られまくってそれを見た女子生徒共が半ギレで追っ払うだろう。
間抜けっぽい顔だがモデルでも食っていける程の顔立ちの整った良さはタチが悪い。
そんな美少女なのに首から下は既に成熟済みでありいわゆるボン!キュ!ボン!であるのに問題はその格好である。
有栖のお姉さんとお揃いのメカ風レオタードを装備しており少女のハイレグはあまりにも悩殺的である。
色が白く雪のような肌に漆黒のエナメルの鋭角ハイレグはあまりにも犯罪である。
そんな美少女が
「あ、あたしだなんて…え?ちょっとまって?なんであたしなの?」
「ウフフ、貴女の知能指数も弄ってあげたから頭の回転も早まったのかしら」
あたしだなんて!
だがそんな動揺を無視してゆっくりとお姉さんはあたしを抱きしめる。
「きゃ!む、胸があたりゅりゅ!」
「あらいいじゃないもう女同士でしょ?」
二体の同じ型番のガイノイドの肌が重なるとあたしのおっぱいにむにゅ!という脳汁感が合わさった!
「らめ!ああ!おかしくなりゅりゅ!」
そんな少女と共鳴してメカボンテージにも光がキュンキュンと走りこむ。
そして背中の羽が完全に展開しきり文字通り飛んでしまうといった女性感であった…
「ああ、どんどんはえちゃうよおおお!」
だがそれだけでは収まらない!機械少女のマシン生成が終わり戦闘体制に入ると次は食い込みしきる漆黒の三角形からなにやらナノマシン汁がこぼれだした!
ああ、もうあたし人間じゃなくなったのね?
だがだがそれも序の口である。
にょきにょき!
そう生えて来たのだ。
「あらあら立派な砲台だこと」
「そ、そんな女の子なのにぃ!」
ハイレグの股間から生えたのは文字通り大砲でありレオタードと同じ素材でもあるがSFメカな代物であった!
「ウフフ、こんなになるだなんてさすが元男の子のガイノイドちゃんね?」
「な、なめないでああ!エネルギー発射しちゃう!」
ちゅうどどん!
敵の戦艦が真っ二つに折る音がした。
「ちょっとなんでこんな研究室に戦艦が?」
「どうやら敵さんは電子亜空間を生成したようね?」
「な?」
「あんたらの世界的に言えば魔法の結界という所かしら?」
ようは空間を弄り放題てわけか?
「まるで魔法だわね、お姉さま…あれお姉さま、ああ、あ…」
「ウフフ、どうしたの我が妹よ…」
あれ、あたしは有栖お姉様の妹であり、お姉様が大好きでよく同じ任務のガイノイドから百合有栖と羨む程のガイノイド姉妹でありあれ?あたし元はなんだったっけ?
「ややめろおおお!」
あたしは精一杯抵抗するも
「ウフフ、貴女のAI管理者権限はこの有栖お姉様が所持してるのだがら。もう人格も弄り放題よ…そして肉体もね?」
ビリ!とあたしの眼前にエラー発生と警告メッセージが流れると機械の女の子の肢体が麻痺して動かなくなる。
「そろそろ初恋ウイルスもきいてきたようね?どう気持ちいいでしょ?」
「にゃあああ!快楽信号が痺れりゅりゅ!」
砲台を握られながら胸部の装甲をねっとり揉みメンテナンスされていく。そして耳元に
「男だったくせにこの変態クン…」
と囁かれるとガイドイド少女はより激しく絶頂しきるのであった!
変態性癖プログラムのインストール50%…
90%…
「や、やめ、はぁんもう我慢できないわぁん!」
変態美少女ガイノイドに変貌した、あたしはもう我慢できずハイレグ尻を有栖さんに突き出した!
「もっとぉお姉様のナノマシンを注入してぇ!あたし我慢できないよお!」
変態性癖プログラムがあたしのガイノイドAIを支配してえっちい事を口走るだけでももうナノマシン汁がドビュドビュであったのだ!
支配されたい!
支配されたい!
支配されたい!
と可憐な機械少女の顔がアヘと歪み清楚な顔を汚す。
「あらあら、これ以上人格プログラムを弄ったら男にいいや人間に戻れなくなちゃうわよ…」
「いいの!お願い弄って弄って!もっとおかしくなりたいの!」
「ウフフ、これで敵に対抗する戦力の可愛い妹が出来上がりだわ」
ビリビリと激しい断末魔が流れると彼いいや既に彼女はその後どうなったかだれも知らない。
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