水に濡れたら女の子になるのでよく悪友からプールに誘われる俺
「よお、今週の日曜とかヒマか」
「おうヒマだけど」
楽しげなに男子高校生の悪友同士でぐだぐだとたわいもない話。
二人の男子の一人はゲスな兄貴肌でありもう一人は色白の可愛い顔立ちである
「それじゃあプールの無料券あるけど」
ぐひひと無料券を差し出しながらゲス笑いの俊明は男子高校生であり外観は女にモテそうだが下衆なため友達はおらず悪友でつるむ男友達一人だけである。
「よお、そりゃいいな」
その悪友の色白雪肌な少年。これでも彼、清鹿は男でありようは男の娘な姿形であった。
「…てちょっと待ておい!」
とついでに差し出された包みを白い目で清鹿は見つめる。
「どうせ水着姿が目当てだろ?」
「わかってる昼メシとか全部俺が払うから」
真っ赤になる清鹿も男の状態でも十分に可愛い。これが女になるともうもう堪らん。
そう清鹿は水をかぶると女の子になってしまうのだ。
「また、どうせ中身はビキニだろ?」
包みを開けた清鹿は中身を捨てようとしたがブランド物の女性水着に喉がゴクリとなっていた。
「うわ、有栖ブランドじゃないかこれって…」
水に濡れると女になる、だがお湯で男に戻る。半分は女の肉体を所持してしまったゆえの現象。
「いま女になって穿きたいと思っただろ?」
「……」
返事の代わりに女性化たる性転換体質の少年は頬を赤らめた。
そしてそのまま廃部した空き部室に押し込まれる。
そしてゲスな笑みの少年にはペッドボトル入りの水がありそれをゆっくりかけようとする。
「や、やめろ…!」
ぼよよん!
胸のボタンが弾丸のように弾け飛ぶ!
それもそうだろう、激しい乳圧で破れた男子学生服の胸元には白い谷間がクッキリと現れている!
だがなぜか抵抗できず、そのまま清鹿は水をかぶって女の子になってしまったのだ。
「とりあえず服を脱ごうか?」
「次やった殺すぞおい!」
そして数分後…
「おお!似合っている似合ってるさすが俺の清鹿ちゃんだな」
「もうっ!女の子みたいな呼び名ですんな!」
だが声も鈴を鳴らしたような愛らしい響きであり肉体もろとも完全な女の子になっていた。
「う…!」
「ホラホラ鏡だ見ろよ見ろよ!」
腰まで伸びるブロンドに赤らめた白い木目の細かい肌は正に極上。
その恥じらう表情は古風なモノであり可愛いは可愛いとより鏡の中の美少女は恥じらってしまっていた。
「ど、どうしよう」
俺って可愛い…
「本当はお前て完全な女になりたいんじゃないか?」
「え?」
熱いお湯の入ったヤカンを持ったビキニ美少女の手がとまりそのスキに男に戻るためのお湯が奪われてしまう!
「こ、この返せ!」
「いいじゃないか、どうせその水着もお前の予算で買えないだろ?」
「うぐっ!」
「ダダでくれてやるんだ、目の保養ぐらいさせろ!」
何回目だろうか?こんな罠にはまる俺は?と清鹿は頭をかかえながらもビキニ美少女としての肉体を同い年の若い男に捧げる。
あとこんなオカマ野郎の相手なんかして俊明の野郎は気持ち悪くないのだろうか?
たしかに外観は綺麗だが偽物の美少女である。
いくら金髪美少女であってもその正体が男である事実を知っている自分では気持ち悪い事でしかなかった。
「なあ、ちょっとでも触ってみろ!おまえとは友達である事を止めるぞ!」
きっとこのバカ俊明も悪友である清鹿をからかっているのであり本当に欲情なんてしていないはず!と必死に思い込んだ!
「おいおい…ワイはこんなに酷い事をしてんだぞ!それでも今まで友達でいてくれてたとは嬉しいヤデ!」
「あ……!」
青い瞳をぱちくりすると墓穴を掘った金髪美少女はほり頬を染める。
ま、まずいこれ以上興奮すると…
逃げようとする水着美少女であるも、男子制服は俊明に奪われてままだし男にも戻れない。
ビキニのブラの先端がツンと尖っていくのを感じていた。
「おい!どこに逃げるんだよ!」
「やめ!触るな、あっ!」
男の人の硬い腕…
手を握られただけなのに全身が泡立ってしまって甘く痺れる。
そして水着姿を見られたその異常な興奮からより少女を昂ぶらせる!
ど、どうしよう…
このままだと友達でいられなくなちゃう!
殴るとか蹴るとかなんでも良い。抵抗しないと…
拒否しなぎゃ…
でもこの人に暴力なんてできないわ…
「ふん?どうしたんだ急に無抵抗になったがな?」
「う!煩い!うるさい!」
壁ドンスタイルで肉体がモロに密着させられもう若い少年特有の匂いが鼻腔を刺激させられてしまう。
「あっ!」
こいつ興奮してやがる!自分も男だったから分かるがその膨張が自身のビキニの下腹部に押し当てられながらゆっくりと抱きしめられていく!
「はやく、お湯を被らないと!おかしく…あっん!」
魂がどんどん上書きされられていくのがわかった。
もしここでキスなんかされちゃったら?もう男に戻れないよお!
こいつ女性の扱いに慣れてやがる!
だがこんな俺、いいやあたしでも女の子として見てくれてるだなんて、あ!快感!
キスまであと数ミリという距離であった。
「おっと!冗談はここまでだな…」
俊明が合図をすると、パタリと金髪美少女の異常興奮は止まる。
「お、おいお前なにしたんだよ!あたし、いいや俺は」
女性人格が残っており清鹿は女の子のまま頭をかかえる。
「ワイもな実はサキュバスのTSサロンにいったんや」
「ま、まさか俊明も女になれるのか?」
白い肌に漆黒のビキニのコントラストが似合う美女を肴にゴクリと唾を飲みまた白身の肉体が燃え上がるとそれを下衆めいて語る。
「いいや、残念ながら素質がないと変身できないやで」
「なんだ素質て!」
「願望だよ願望、そうだ好きな相手のとか…」
「…だ、黙れ!殴るぞ!」
「そして俺の願望だが、そう一度だけ女の子を魅了洗脳できるんや」
男子高校生の手が金髪ビキニのブラ紐に触るとまたおなじみの快感が走った!
「アアン!」
再びに淫乱女に変身させられるも、俊明の手が離れると再びに元の清鹿の意識となる。
「らめ、このまま弄られたら女の子になちゃう!魂まで女になったらお湯をかぶっても男に戻れないよ!許して!」
だがニタニタ笑う悪友はより迫っていく。小生意気な色白な男の娘がいまでは従順な金髪美少女になっている。
そのギャップがよりゲス俊明の欲望を掻き立てる!
だが…
「ほら返すぞ」
どん!
差し出されたのは男に戻る為のお湯入りのヤカンである。
「え?」
「男に戻るんだろ?」
男?そうだ俺は元々男なんだった!男に戻れるんだ!
だがだが…
お湯を掲げたブロンド娘の瞳に映る悪友。
こいつこんなにカッコよい男だったけ?
ち、ちがうこれは魅了洗脳の余波であって!違うんだから!
でもでも、なんで俺て何度もこんなエッチな罠にひっかかるんだろうか?
前回はブルマだったり、またその前はバニガールコスだったり、その前はメイド服だったりもう数えるのが馬鹿らしい程に着せ替え人形にされている。
だから、女の子の服て高いんだよ!
だから、なぜ女になろうとするのか?
もしかして…
やめろ!これ以上は!
長時間女に変身しているのがまずかった!と思っても既に手遅れであった。
ゆっくりと金髪美少女は悪友の手を握ると
「いいっ!アアン!!」
「おい、自分から入るのか?」
自ら魅了の毒に犯される!
「これこれ!このあじぃ!」
淫乱化する女体にうっとりと青い瞳を潤ませる!
ビクンとビキニ姿のまま弓なりになると、魅了から解放されてもまだ痺れがまだ治らない!
「ねえ、キスして…」
「おいおいお湯でも男に戻れなくなるぞ」
「いいの!正気に戻る前にもっともっとおかしくして!お願い!」
やめろ!とあたしの中の俺が呻くも既にそれすら快感となっている。
そして自らヤカンのお湯を床に投げ捨てた!
女の子扱いされて怒るはずなのにあたしってやっぱり頭がおかしんだわ…
より強度の魅了洗脳に犯されながらも自分の中の女の子のゲージがどんどん上がっていくのを悟った。
そうよもう友達なんかでいられない。それ以上の関係になったんだわ、あっ…
初めてのキスが少女の唇に施される。
まさか相手が男だなんて、でも相手が俊明なら悪くわないわ…
「こんな女の子が好きなんでしょ?俊明て…」
舌を絡めるとスケベそうな金髪巨乳が心の中で呟く。
だからこの姿になったんだ…
まずブラ紐と解かれ舐められ次はビキニショーツの紐をとかれ理想の美女は舐めつくされた…
そして精気を注がれる…
「くぅるぅ!」
青い瞳がルビーのように真っ赤に輝き背丈も女子高生からお姉さんめいた成人の肉体により成長を遂げる。
「ふうぅ、俊明のおかげで覚醒できたようね…」
その魔眼には魅了の魔力が宿り元悪友の現在の恋人をその魔性は見据える。
「お、おまえ清鹿か?」
「さあ、両方かしら?」
サキュバスの因子で構成されたこの美女はゆっくりと笑う。そんでもって二人は幸せなキスをして終了。
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