第14話「KAC4 一向に終わらない」

紙とペンとゆうれいさん

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888839390/episodes/1177354054888839397


お、いきなりいいやつが来たぞ。

うん、幽霊の使い方がいいし、紙とペンも物語の根幹にある。

話もかわいい、オチもいい。


うーん見ててほっこりできるし、かなり好きな作品だ!

惜しむらくは最後の状況が見えないこと。

これは電話なのかな。

察するに中国から帰ってきた後の、ベッド―シーンだと思うが、もし電話口だと思うとその瞬間に間抜けな話になるのだ。

あれ、でも読み直すと、電話っぽいなあ。


まあそれでもかなり上位!


カンニング竹山くん~一回も授業を受けていない教科の試験対処法

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888851469

読む気が失せるタイトルだなあ…‥


 うん普通に面白かったな。

 ただ、「だろうなあ」感はあるものの、途中のそのカンニングの手口の紹介方法が割と面白かった。

 でもよく読めば、有効なカンニング方法が全然ない。むしろそこをもっと詰めろよと思う。ということでこの作品は勢いで読むものである。


 

 そういや、上位の作品にもカンニングのやつがあって、なんか評価されてるけど、「カンニングペーパー作ってたら、カンニングするまでもなく覚えてました。」っていうのは、もはや学園ものマンガの古典と言ってもいいと思うんだけどな。


 で俺はここで気づいたんだけど、そっかメイン読者の中高生はそれが古典と知らないから手放しで喜べるのか……。

 おそらく作者もそれが古典だとは知らず、完全オリジナルという認識があるんだろうな。

 うーん


次いくわ

「紙とペンとジャイアントスウィング」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888848135


うむむ、俺はプロレスファンだぞ。さてどう来る。


うーん、これはどう評価したものか……つまらんぞ相当。

何も残らなかった。


 全然話をかえてしまうが、そもそもプロレスって題材は小説にするのが難しい。昔と違って、あれがショーだということをみんな知ったうえで、プロレスを楽しんでるのだ。

 だから、相手が強いとか、本気の技を見つけ出す修行みたいなくだりってめちゃくちゃ読者がさめる。

 その瞬間小説自身も出来の悪いフィクションに成り下がる。

 フィクションにフィクションを重ねても面白くないだろう。


 そこを隠しながら、ストーリーを展開させるのもむずかしいし、かといって裏側をすべて開示させながらすすむ小説は、それはもはや、ミスター高橋の作品を読めばいいだろうとなる。


 プロレスを題材にした小説が少ないわけである。





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