第3話なにさま派!

感想欄に参加して、困惑することにもなったが、書くことが止められない。

その作品に感想を書く価値があるのだから。

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私はなにさま派ではありません。裁けません。

全て許してハッピーエンドッ!です。

待てと仰るなら喜んで待ちますとも!"

何様のつもり?とはよくある表現である。誰でも理解できるだろう。

そこから、いきなり飛躍して、「なにさま派」と書くと、わからない人にはわからないのかもしれない。

ひとつの作品が書かれれば、多数の読者の中に、無数の派閥が発生する。これは当然だろう。

「A派」「B派」「C派」「D派」…、

そして、特定のキャラクターに拘泥せず断罪しまくる「なにさま派」という訳だ。

人間は多種多様である。ひとりの人間そのものが多様体である。個人の中に、無数の、異なり、矛盾する思想が同居しているのだ。

必然的に、人気のある感想欄では無数の異なる思想が対立し、感想という名の議論百出となるが、感想欄は議論の場ではない。 

色々の制約があり、守ろうとすると訳のわからない謎めいた文章を書いて、困惑する自分がいる。難しいものだ。

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