百年前の大戦で滅んだはずの、イ=ルグ=ルが目覚める。
デルファイの魔人と共闘し、人類は生き残ることができるのか。
『案山子の帝王』3Jは、ジュピトルに何を求めるのか。
人間でない登場人物(?)も多いですが、
みんな個性的でカッコよくて、ハラハラする展開で、
面白いです。
徹底的にぶれない3Jが凄い。
ジュピトルは迷ったり悩んだりしてばかりですが、
人類を一人でも多く救うために、成長していく。
デルファイの四魔人のウッドマン・ジャックが、
初登場から好きなんですよ。
『指輪物語』のトム・ボンバディルとか。
『ナルニア』の泥足にがえもんとか思い出します。
全132話、50万字弱、何日か他のことが手につかない
勢いでガーッと読み耽りまして。
最後の最後の感想が、やっぱり
「ウッドマン・ジャックが好き」。
どれだけ好きなんだ私は。
おススメです。