破って、捨てて、伝えられる
新吉
第1話
ここでは自分なりの紙とペンとクセをご紹介します。あくまでも自分の話です。
1つの作品のウラには29のネタがあり300のネタのタネがある、ときっとどこかで言われている。何かが1つ起きるそのウラ側には、多くの何かが潜んでいる。小さなことでも、何かを感じ取ればそれはネタのタネになる。
そんないつか花咲くだろうタネを残したい。そんな思いからヤブステは始まった。そしてそれはいつしかカクヨムになった。
1.頭にタネが浮かぶ
きっかけがあったりなかったりする
例:突然降りてくる。夢でみた話。耳が拾った会話、テレビのコマーシャルとか。
お題があると連想ゲームをする
マジカルバナナのように、バナナといったら黄色、黄色といったら檸檬、レモンといったら唐揚げ、なんて。擬音をひたすらカキ連ねていたり、現代版いろは歌のページは暗号の解読に失敗したみたいな殴りガキ。
2.紙にカク
いつも使ってるネタ帳に。ヨミ終わったウラ紙に。右側のページだけ使っていく。こだわってない。見開きもToDoリストも混じっている。
日付、場所、一行コメント、本文。
気に入ったり、あとで使えそうなものは見返すために付箋を貼る。紙製の付箋はボロボロになるのでペラペラしてるやつ。
左側のページは残りが少なくなったら使う。結構殴り書きに使う、何ページも勢いで使うこと多し。
ペンもこだわらない。家中の中途半端なペンの類、えんぴつも集めてる。カケなくなったらぽいっとする。
3.声に出してヨム
時々と結構の間くらいの頻度でヨム。他の方の小説も結構ヨム。部屋で一人で。
自分の作品をヨムと文章がおかしいことがほとんどで、以前一度ヨンだ方がいいですよとアドバイスを受けてから音読している。それでも誤字やミスは消えない。
詩はたまーに曲がある。または曲ってほどじゃないけど音に乗せてヨムことがある。
4.タイトル・キャッチコピー・色を考える
カクヨムで特徴的なのはここ!このあたりにはカクヨムに打ち込む。時折ネタ帳にも案がある。カクヨムの本文はとても打ちやすくて、パソコン・スマホのメモ帳やワードにお話を書いてコピペしなくてもスムーズ。
タイトルは後付けがほとんど。はじめになんとなく決まっていてもお話をカキ終わると、なんか違うなあとなる。
キャッチコピーも同じく。色は悩む。文面も悩む。伝えたいけれど長いキャッチコピーもどうなんだろう。この一言余計かも、そうしてほとんどなくなったり、セリフなんかが多くなる。伝わらない。
お題、タイトル、キャッチコピーのセンスが皆さん素敵で勉強になる。
5.カクヨム時間
寝るまでカクヨム、身体起こせるまでカクヨムはよくある。布団がオトモだち。基本シフトなので土日も平日も祝日も無いことがある。そのためだいたいの時間帯に出没。
最近ノートパソコンと音楽を譲り受けたことでカク時間が増えた。まあ体感。
6.紙とペン
未だにネタが浮かばないと、カクヨムを閉じて紙とペンを出す。テーブルの上に他のノートやミステリー小説、紅茶飲んだりおかし食べたりしながら、ヤブステ。
紙を破って、ペンを捨てて、わるあがきしながらやっと伝えられる。そんなカクヨムライフだった。これからもどれだけ世界がタッチパネルとタッチペンになろうと、ウラ紙と残りものペンをひっぱりだして紙をちぎらず、ペンをおらずにわるあがきたい。
破って、捨てて、伝えられる 新吉 @bottiti
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