第187話 各キャラ設定 本編終了後+α 2/2
ぬーさん
地域の謎風習、冬前に野良の野生ネコが家に上がり込んで一冬過ごして出て行く、冬越し猫と呼ばれる行動で上がり込んだ猫、主の直系の子猫。
上がり込んだのが和尚たちの居る領主の館だったのが運の尽き? で、子供達に懐かれ、しがみ付かれ、情にほだされて野生に戻るタイミングを見失ってしまった。
毛皮の模様は、薄茶色の毛皮に茶トラの様な縞模様、大人に成るにつれて段々と縞模様が薄くなり、完全生体だと茶色一色に成る(個体差は有るが)。
冬場、寒くなると冬毛に生え変わって更にモフモフになる。
とても賢く、人の喋って居る事は理解して居る、水は苦手でも何でも無いので、お風呂に投入しても暴れもしない。
子育て担当と言うか、自動子供回収装置、寝て居ると子供達が勝手に集まって来るだけだが、危ない事をしようとすると人以上の速度で防衛に入る。
最終的に作中では最強生物の枠に入っている。
ある程度は言う事を聞いてくれるが、あくまで野生動物で猫なので、気分次第である。
なーさん
ぬーさんの子供の中で一番順位が上の黒猫。
父親は魔の森に居た黒虎、遺伝も有るが、メラニズム的な変異もあるので、真っ黒、光の加減次第でギリギリ模様が見えるが、あまり気が付く人はいない。
リーオの足元が定位置、大抵、常にしっぽがリーオの身体の一部に触れている。
ぬーさん達は結局野生動物で、言って居る事は理解して居るが、言う事を聞いてくれるかは別問題、なーさんにお願いして、指示に従ってくれると言うのは特殊な事である。
ギル
エリスの義父、領主代行でギルドマスター、爵位は男爵(一代のみの名誉貴族)のちに出世して、森伯(魔の森近接領の辺境伯を略)と成った、今度は引き継げる。
拡大解釈すると、領地が魔の森まで広がるが、特に意味は無い。
元上級冒険者だが、昔の負傷、ゴブリンの毒矢を膝に受けた関係で、若干足を引きずるように歩く、元の鍛え方の関係で、長時間走れないだけで、整地した路面を歩く分には特に問題は無い。
模擬戦などでも残った足だけでも、とんでもない勢いで飛び込んで来る。
子供が出来なかった理由は、毒を原因とする高熱による男性機能の低下、所謂数と濃度が足りない状態、其れでも運が良ければ出来る訳だが、其の運が無かった。
和尚の歓迎でエリザが極端な精力料理を作っていたが、そもそもこのギルの精力低下を気にしての医食同源で、特別と言う訳でも無かったりする。
和尚が来てから突然エリザが身籠った訳だが、浮気は疑って居ない、和尚達は毎日3人1セットで行動して居る上、夜のお勤めもほぼ毎日なので、浮気する余裕も無いのは解って居る。
余り絡みも無かったりするが、和尚と灯が結果的にエリスとの鎹役に成った結果、親子仲は良好。何だかんだでエリスを溺愛して居るし、息子も孫達にもデレデレ状態。
和尚達の戦闘能力と知識量、生存能力は高く評価して居る。
領地運営状態は、無色透明平板硝子やらチョコレートの関係で変な所から注文が入ってきててんやわんやに成って居るので、最終的に和尚達にギルマスの職を押し付けた。
エリザ
エリザの義母、元冒険者、ギルの妻。
前回のゴブリン大発生の際、ギルと一緒に戦い、最後は守り生き残った。
その時の恩も有って、ギルより力関係が上。
現実的で現金、冒険者の時も交渉担当だったので、金勘定は得意、主婦はそれぐらいじゃ無いとやってられない。
領主夫人と言うと貴族枠だが、そんな自覚は無いし、張る見栄も無い、趣味は井戸端会議と、お茶会、庭にある家庭菜園の手入れ等。
和尚達が石鹸やらチョコレートやら温室、その他色々やらかした結果、作ってはギルドや行商人に流すやり方で、稼ぎと言うか、貯えが異様に増えている。
ヒカリ(長女)
和尚と灯の娘、好戦的、少しはねる短めの黒髪セミロング。
身体能力的には兄弟の中で一番上、和尚やぬーさんには敵わないが、其れは経験地の差である。
イリス(次女)
和尚とエリスの娘、金髪のロングを縛って纏める、知識担当、知的好奇心が強い、
思慮深い作戦担当。
身体能力はヒカリに次いで2番目。
ウルザ(長男)
ギルとエリザの息子。次期領主。金の短髪。
立場としては3姉妹の叔父に当たるのだが、上の二人より若干だが年下。
外で説明するのは余りに面倒なので、弟と言う位置に収まっている。
実際家の中でも特別扱いされる事も無く、弟扱いである。
何でもこなすオールマイティな器用貧乏。
上の二人には頭が上がらないが、別に不快に思っている訳では無い。
次期領主で有るが、いざと言う時は和尚にその権利は譲るとギルから脅されて居たりもする。
いざと言う時は細かい事は気にせずに好きに生きろと言う意味でも有ったりするのだが、未だ其の答えまで至れて居ない。
リーオ(3女)
クリスの娘、和尚達の子供達、上の4人の内で一番下、性格が戦闘向けでは無いので、ギルド職員の位置に収まっている、黒髪のストレートがトレードマーク。
足元には常に黒猫のなーさんが付いて居る。
ファンは多いが、なーさんの防衛線が鉄壁なので実際に手を出せる者はあまり居ない。
物腰は柔らかいが、芯は強い、模擬戦の範囲でなら下手な冒険者より強いが、姉妹の中では一番下。
替わりになーさんに指示を出して、攻撃してもらうことが出来る。
役人
王直属の下働き。
王の言葉を書状と一緒に届けるのが仕事。
その時に各領地の発展具合や民衆の様子、領主の仕事ぶりなどの評価報告等も行う。
役職上の独立裁量権も強く、場合によっては(証拠と理由が有る場合)貴族で有ろうと切り捨てても罪には成らない。
後ろ暗い事の有る馬鹿領主の類には歩く死亡フラグであるが、感情で動く事は無く、純粋に+-の利益で考えるので、ある意味では御しやすい。
和尚に対しては、完全に既得利権や、威光の外に居るので扱い難いと思っている。
尚且つ、若しも敵にした場合、恐らくとんでもない事に成ると言う事が納得できたので、敵に回したくは無いと思っている。
気が付くと和尚達が出所の技術が侵食して来て居る事に気が付いて居る数少ない外部の人間、気が付く上、出所の確認やら、献上品からの大量発注等の予算確保やら後始末をする羽目に成るので、遠くに居るのに影響をもろ被りする人。
ギルを領主に押した人だったりもするので、世の中上手く回るものである。
その他猫(ぬーさんの子供達)
しーさん 白虎
きーさん 雉虎
さーさん 錆猫
ぬーさんの子供達が毛色雑なのはキャラが立たないので(切実な言い訳)
実際問題、猫の類は遺伝的にネコ科同士なら、トラとライオンのライガー等のF1雑種の生殖能力は兎も角としてほゞ好き勝手交配できる上、受精卵状態で有る程度ストック出来る為、一度に生まれた子供達の雄親がやら毛色がそれぞれ違うのは良くある事なので、其処まで気にしないで下さい。
作中の主の一族、体長1.5m手前迄は直ぐに成長するけど、その時点で一先ず独り立ちできる成体、後の成長はかなりゆっくり、初回生殖可能年齢は10歳程で、繁殖期は5年に一回とかのLV、其の為、子供はかなり大事に育てます。
大きさの感覚としては、飼い猫最大種メインクーンを一回り大きく筋肉質にして毛を短くした感じで想像してください。ヌマルネコとユキヒョウ、虎を混ぜても良いですよ?(ほぼ変わらないが、鬣は無いのでライオンは混ぜない)
ネーミングは灯、統一感を持たせようと苦心して居ると言うか、適当感が滲み出ている。
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