【1500字でわかる】ここまでのおさらい【そのうち消える】

 オッス、ボクミハル、協調性が高く気絶しやすい中二女子!

 幼馴染のユキと新しい友達ゴミさんと楽しくやりつつ、八方美人な性格を活かして担任のアルガ先生の犬として二年四組の平和を守る日々を送っていたよ!


 そんな冬のある日、前の席のマナちゃんが突然「怖い話を作る」と宣言。何か天井に空いたワームホール(ゴミ箱に繋がってる)に、ゴミみてえな授業する数学の先生の腕を突っ込ませて破壊しちゃった!

 ボクは止めようとしたけど、興の乗ったクラスのみんなの空気にビビって流されちゃいました、たはは…。(怪談一)


 マナちゃんはまだ何かやる、そんな予感からボクはマナちゃんを止めようと決めた。でもそう思ってついていった先、デートスポットのマタイ塚(実は隠れキリシタンの怨霊が名前を奪ってくる怖スポット)ではコイトさんとかいうヤバい出会い厨をポケモンみたいにぶつけられて、もう完全にやるかやられるかみたいな状況。ボクはその後……たはは…。(怪談二)


 押してダメなら引いて見ろ、マナちゃんの裏アカウントを探そうとインターネットに潜ったボク。コイトさんのアカから調査を始め、謎のオタク:うーみんさんと知り合う。彼は東中とネットにまたがる怪談:ソコツネさんに興味があるのだと言う。

 彼に今この学校で起きていることを話すうち、ボクやマナちゃん、ユキが所属していたテニス部、そこで起きたユキに対するいじめと、加害者でマナちゃんの親友ハルカちゃんの飛び降り事件が今回の件と関係があるのではと思い至る。そして、『ソコツネさん』を作るきっかけとなったのはマナちゃんだった。(怪談三)


 うーみんさんと一緒に『ソコツネさん』を運営するクラスタの潜入捜査を進めるも成果は上がらないまま冬休み突入。そこでボクはマナちゃんに直接アタック。『怖い話作るのを手伝う』という名目で彼女に張り付いた。

 でも、マナちゃんはなぜか呪われて足から蔓が生えていたので、うーみんさんのアドバイスで呪い返ししたよ。そのせいで呪ってた同級生のハラダが消滅しちゃったけどね、たはは…。(怪談四)


 あっと言う間に休み明け。ボクは埒が明かない潜入捜査から情報提供者(チクり屋のニュートラルな言い方ね)を作る方針に切り替え、クラスタの幹部:teilorテイラー(垢名)を目標に定めた。そんな時、ユキが輪ゴム当てられまくってるソコツネさんの騒音にブチギレ。庇ったボクも併せてクラスタの制裁対象になっちゃった。

 しかも、何か犬猿の仲のはずのユキとマナちゃんが一緒にいて、輪ゴムの妖怪に襲われている。またうーみんさんの助言に従って退治しようとしたけど、うまく行かなくて大ピンチ。そこに現れてボクらを救ったのは、ハルカちゃんの霊だった……。ちなみにteilorの正体は信頼していたアルガ先生でした、たはは…。(怪談五、六)


 目減ずにteilor篭絡に挑むボク。同時にマナちゃんから次の怖い話のヒント(御柱オンバシラ)を聞き出して、ついでに彼女達の“敵”と繋がりがあるらしいハラダ、その親友のタナカにも接近していく。teilorに対しては、最終的にクラスタに内紛を起こして“説得力”を見せた。

 でも、すぐにオカルト的な手段で解決され他の施策も失敗、ついでにユキからも友達のゴミさん(クラスタ疑惑あり)にクラスタをけしかけたことを糾弾され八方塞がり。諦めかけたら、うーみんさんが「自分がやる」と言い出した。任せてみると、あれよあれよと調略成功。

 まあ、代わりに自分が普段は「みんな仲良く」とか言ってる癖に、ソコツネさんへのいじめを怪談と称して目を背けていたクソバカFAKEのカス野郎だと気付かされたんだけどね、たはは…。(怪談七、途中まで)


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