応援コメント

第394話 意識と毒」への応援コメント

  • 苺と毒は似てるかもね。恋のあまずっぱさの象徴のような苺。つい相手のこころが映されてるって思ってしまう。相手にはそんなつもりはないのかもしれない。けれどもハートの形の苺は、迷いという毒をまたひとしずく、たちきれない想いに落としてくる。

    あかりちゃんの明確な拒絶メッセージを、お兄ちゃんは正しく受け取ってる。けれどもどうしても割り切れない。ハートの苺。あかりちゃんは人のこころをもてあそぶ人じゃない。だとすると、何か裏腹なものがあかりちゃんのなかにはありそうだ。いつかお兄ちゃんはそれを確信できるだろうか。

    逃げ場のない部屋でのふたりのやり取り。雪桜さん、とても読みごたえがある回でした。でもまだまだこれはつづきそう。あーふたりが心配でモキュモキュしちゃう!←毒が効いてる

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    苺って、飛鳥の好きな食べ物なんですよね。そして、その苺の花言葉の一つに『幸せな家庭』というものがあります。

    幼い頃、苺が好きな飛鳥に、ミサが自分の分の苺もケーキの上に乗せてくれたというエピソードがありましたが、飛鳥は、どんなにミサを嫌いになっても、その記憶だけは忘れずに覚えていました。優しかった母との幸せだった頃の記憶。そして、その中にあった苺は、飛鳥にとって幸せの象徴のようなものだったのかもしれません。

    でも、その苺が、今あかりとの時間の中で登場しています。幸せの象徴が、苦い失恋の象徴に変わるかもしれない局面!さぁ、お兄ちゃんは、苺嫌いになってしまうのか!?

    見届けて頂けたら嬉しいです(笑)

    (あと、朝、読み返したら、誤字脱字がいっぱいありました。お目汚しすみませんでした)