【第2部】
★ プロフィール紹介 & 質問コーナー
皆様、いつも「神木さんちのお兄ちゃん!」を閲覧頂き、誠にありがとうございます。
第一部に区切り付き、第二部を始める前に、今までのおさらいを兼ねて、キャラクターのプロフィールを紹介と読者様から頂いた質問にお答えしたいとおもいます。
この後、第二部からは、華と蓮が高校生、そして飛鳥は大学三年になります。
双子の高校生活はもちろん、未だ明かされていない飛鳥の過去にも迫りつつ、またいつものドタバタ劇が始まるとおもいますので、宜しければ、第二部も引き続きお付き合いいただけたら嬉しいです。
それでは、下記にこれまで出てきた登場人物の簡単なプロフィールを紹介と、comicoの方で頂いた質問の回答を掲載しております。おさらいもしくは、今後の参考にして頂けると嬉しいです。
※プロフィールは、第二部スタート時点での年齢を記載しております。
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プロフィール紹介
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♦神木 飛鳥 [カミキ アスカ]♦
1月12日生まれのB型
年齢20歳。桜聖福祉大学 教育学部3年。
神木家長男。基本的に笑顔を絶やさない金髪碧眼の美青年。中性的な顔立ちをしており、腰まで伸びた髪は一つ束ね横に流している。身長172cm。華奢。時々女性に間違えられる程ずば抜けて美人なため、よくモデルにスカウトされているが本人は”死んでもならない”というくらい毛嫌いしている。
幼少期、無理して人を遠ざけようとしていたころの癖が抜けきらず、そこそこ毒舌。よく変質者に狙われていて、誘拐事件の際には間一髪、隆臣の父に助けられ事なきを得た。
学校で素でふるまうようになってからは、男女問わず人気者に。ただし無意識に人をたらし込むようで、巻き込まれる家族や友人からしたら、かなりタチの悪い性格らしい。
休日は、外に出ると気を使うため、自室で読書をして過ごすことが多いが、時々双子と一緒に買い物に出掛けることもある。服装は地味な色を好み、いざというとき、髪を隠すのに重宝するため、フード付の服をよく愛用している。
子供の時から、父の手伝いをしながら双子の面倒をみてきたため、器用でなんでもそつなくこなす、お母さんみたいなお兄ちゃん。ただし、怒ると怖い。
♦神木 華 [カミキ ハナ]♦
4月1日生まれのA型。年齢15歳
都立桜聖高等学校(普通科)に入学する高校1年生。
神木家長女。飛鳥の妹で蓮の双子の姉。明るい性格をしている神木家唯一の女の子。髪は肩下まで伸びた茶色がかった黒髪。母親似の可愛らしい顔つきをしており、胸はまだ小さいが、スレンダーで脚が細い。
なんだかんだ優しい父、兄、弟に囲まれて育ったため、ちょっと世間知らずで騙されやすいところがある。ただ、人の気持ちには意外と敏感で、兄の誘拐事件の後は家族を笑顔にするため、常に明るく振る舞い神木家を引っ張ってきた。
兄のことは中学の頃から「飛鳥兄ぃ」と呼びはじめたが、動揺すると昔の「お兄ちゃん」呼びに戻ったりする。休日は、葉月と遊んだり兄弟を連れて買い物に出掛けたり。趣味はアクセサリー集め。苦手なものは虫。神木家のムードメーカーであると同時に、兄や弟に溺愛されているのに気づいていない天真爛漫な女の子。
♦神木 蓮 [カミキ レン]♦
4月1日生まれのA型。15歳。
都立桜聖高等学校(普通科)に入学する高校1年生。
神木家次男。華の双子の弟。華と同じく茶色がかった黒髪に、父親似の甘い顔つきをした男の子。一見モテそうだが、兄とよく比較され地味だと言われるため、あまりモテない。身長は162cm。冷静な性格をしているが、意外と悪ふざけをするのも好きで、よく兄や姉をいじってはおこられている。姉弟仲がとても良いため、華とはよく行動を共にしている。ただし学校内ではクラスが別れるため、あまり話はしない。
子供のときから、美人すぎる兄と危なっかしい双子の姉に囲まれて育ったため、一歩引いて物事を見る慎重派のしっかり者に成長。運動神経がよく、中学の時はバスケ部の先輩から助っ人を頼まれたこともある。休日は、よく家でゲームをしているが、たまに友人や先輩と出掛けたりもしている。こう見えて、年上に可愛がれるタイプ。
♦神木 侑斗 [カミキ ユウト]♦
9月1日生まれのB型。年齢46歳。
商社勤め。現在ロサンゼルスで海外赴任中。
とても社交的で明るい性格をしている、飛鳥、華、蓮の父親。人懐っこく人の輪に入ってくのが得意。その上わ爽やかで甘めの顔つきと身長が高くスレンダーな体格をしているからか、年に割に結構モテる。休日はたまった家事や掃除と、散歩がてら買い物にいく。趣味は料理。
飛鳥が誘拐されかけた事件をきっかけに過保護が急加速するが、現在は海外在住のため子供達を心配しつつも見守っている。雑に扱われがちだが、3人の子供を男手一つで育ててきた頼れる良きパパでもあるため、子供達からの信頼は絶大。こう見えてかなり勉強熱心。妻を亡くしてからは資格をとったり、語学を学んだりして、今ではそこそこの高給取り。
♦橘 隆臣 [タチバナ タカオミ]♦
5月18日生まれのAB型。年齢20歳。
桜聖福祉大学 総合福祉学部3年
飛鳥の友人。身長180cmの赤毛の好青年。小学5年のとき飛鳥のいるクラスに転校してきた。初めは飛鳥に苦手意識を抱き、あまり関わらずにいたが、例の誘拐事件をきっかけに飛鳥と仲良くなる。
また、小学校から空手をはじめ高校の時には都大会で優勝。大学に通う傍ら、週末だけ母の喫茶店でアルバイトをしており、将来は母の喫茶店を継ぐべきか?など、一人っ子特有の悩みを抱えていたりもする。
休日は、バイトしたりジムにいったり、飛鳥の気まぐれに付き合ったり。一番仲の良い友人は飛鳥だが、顔が広いため飛鳥や以外の友人もそこそこいるらしい。
♦狭山 誠 [サヤマ マコト]♦
10月5日生まれのO型。年齢26歳。
モデル事務所に勤める新人スカウトマン。
パーマがかった癖のある黒髪に、ちょっとやる気のない顔立ちをした社会人のお兄さん。飛鳥にも声をかけたが、あっけなく拒否されたばかりか、足に使われ散々な目に合う。いじられ役ではあるが、愚痴りながらも一生懸命仕事をするため、社員や社長からも気に入られている。またその世話好きで面倒見がよいところを知ってか、色々と気にかけてくれる狭山のことは、飛鳥もそこそこ気に入っているよう。
最近になり「紺野エレナ」の担当に抜擢。四人兄弟の二番目で、実家をでて一人で上京してきたため、今は職場からすこし離れたマンションで一人暮らしをしている。趣味は映画鑑賞。なので、休日はよく家でDVDをみたり、映画館にいったりしている。
♦中村 葉月 [ナカムラ ハヅキ]♦
8月8日生まれのO型。年齢15歳。
都立桜聖高等学校(普通科)に入学する高校1年生。
小学校の時から続く華の親友。サバサバした性格の姉御気質で、飛鳥にも普通に接する女の子。兄目当てで、華と友達になろうとする子も多いなか、葉月だけは普通に華と察してくれた。二人兄妹で二つ上に兄をもつらしく、華のよき理解者でもあり、色々と相談にものっている。中学ではバレー部に所属しており、休日は華と遊んだり、趣味のお菓子作りをしたりしている。
♦武市 大河 [タケチ タイガ]♦
8月23日生まれのO型。年齢20歳。
桜聖福祉大学 総合福祉学部3年
隆臣の幼馴染みであり、幼稚園、小学校、そして大学が一緒。3年ほど前、桜聖高校の文化祭にたまたま来たところ、女装していた飛鳥に一目惚れをした。飛鳥が男だとしった今では、飛鳥の熱烈なファンと化し、大学に入ってからはで「神木君に会わせて!」と隆臣に2年間せがんできたらしいが、隆臣にはことごとくNOと言われといた。写真を撮られて困っていた飛鳥を助け、満を持して対面を果たす。休日は基本バイト三昧。茶髪で少しチャラそうではあるが、意外といい子。頭が切れ、明るい性格をしている。だがその行き過ぎた信者っぷりが怖いのか、飛鳥は少し苦手らしい。
♦橘 美里 [タチバナ ミサト]♦
11月24日生まれのAB型。年齢42歳。
隆臣の母であり「喫茶L'amour(ラムール)」のオーナー兼店主。赤毛の髪を三つ編みにし横に流している。
パティシエの資格をもつため、その才能を生かして作った喫茶店のデザートは特に人気がある。朗らかで優しい女性であり、また母のいない神木家のこともよく気にかけてくれて、時には手を貸すことも。幼い頃から良くして貰っているため、美里には正直、飛鳥達も頭が上がらない。
休日は、ドライブやショッピングに出掛けたり、新しいメニューを考えたりしている。
♦橘 昌樹 [タチバナ マサキ]♦
6月28日生まれのA型。年齢48歳。
警視庁に勤める隆臣の父。
1年前に捜査一課の「警部」に昇進。とても仕事熱心で、隆臣が子供の頃から、ほとんど家にいないことが多かったが、例の事件をきっかけに、隆臣とも良い関係をきづけている。飛鳥のことも何かと気にかけてくれる、とてもワイルドで頼れるおじ様。
♦紺野 エレナ [コンノ エレナ]♦
12月2日生まれのA型。年齢9歳。
狭山がこの度担当することになったモデル志望の女の子。
スラッとしたモデル体型で、瞳は茶色いが、髪は飛鳥と同じ色をしているツインテールの金髪の美少女。
前は別のモデル事務所にいたが、上手くいかなかったらしく、12月に狭山のいる事務所に母親とともにオーディションを受けに来た。モデルとしての素質はありそうだが、狭山は少し気になることがあるようで……
♦迷子の女性 [名前不明]♦
飛鳥達と同じ桜聖福祉大学を受験する18歳の女性。
道に迷っていたところに飛鳥と出くわし、大学までの道のりを教えてもらう。腰近くまで伸びた栗色の髪をサイドで編み込みハーフアップにしている。ふわりとした優し気な雰囲気の女性だが、飛鳥曰く、少し変わっている人…らしい。
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質問コーナー
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Q.エレナちゃんの今後の出番はありますか?(飴様より)
A.第一部でもチラチラ話題になってた「紺野エレナ」ちゃん。まだ、その姿すら明らかにはなっていませんが、第二部では、彼女はとても重要な役どころとなります。
なので、もちろん出番もありますし、キャラアイコンも現在製作中です。第二部では、彼女をふくむ「紺野家」が「神木家」にどのように関わっていくのか? その出番をどうぞ楽しみに待っていてください。
あと、ちなみに今のところ、華ちゃんもエレナちゃんも、彼氏はいません……笑
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Q.どうして飛鳥は、誕生日とかバレンタインには、プレゼントを受け取らないのに、なんでもない日には受けとるんでしょうか?(コバト様より)
A.考えてみれば、そこの補足全く入れていませんでしたね?忘れていました。なので、少し長くなりますが、飛鳥がモテる理由もふくめて、少し説明します。
実はこれ、誕生日もバレンタインも、中学の頃まではちゃんと、受け取っていました。
ただ、飛鳥がモテてるようになったのは、隆臣と友達になったあとからです。それまでの飛鳥は、人と関わることをさけていたので、どちらかと言うと、無愛想で近寄りがたい印象を抱かれていたため、今ほどモテてはいません。
ですが、隆臣と友達になり、色々と無理することがなくなった飛鳥は、学校でもよく笑うようになり、その印象は激変します。
元々容姿がよく、それだけでも人を惹き付けていましたが、飛鳥は口は悪いですが、妙に優しく気が利くところがあるので、さりげなく手助けしたり、声をかけたりするのが、とても上手いのです。
しかもそれを、あの笑顔でサラリとやってのけたりするので、その人柄と笑顔にあてられて、いつしか飛鳥はクラスの人気者になっていきました。
そして、そうするうちに、飛鳥の容姿に惹かれた人だけでなく、喜ばせたい人、尽くしたい人など、様々な目的で飛鳥にプレゼントを渡す人が増え始め、本命から義理から、年々数も増えていきます。
まーいうなれば、天然の人たらしです。
ですが、毎日甘いものを食べるわけではない飛鳥にとって、数が増えると、さすがに困るようになります。そこで、飛鳥は最終的に「食べきれないし、もったいないし、お返しも大変だから」という理由で、高校に入学したのを期に、受け取らなくなりました。
誕生日やバレンタインに全くうけとらないのは、一つ受けとるとキリがなくなるのと「貰った」「貰われなかった」の相手側のトラブルをさけさせるためです。
そして、なんでもない日にもらってくるのは、ちゃんと食べてあげられるし、トラブルにはなりにくいから。飛鳥は基本的に、人からの善意は無下にはしませんし、受け取ったら、お返しもする律儀な子です。ああ見えて、色々考えてます。実は……
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Q.子供の時はスカートはくの嫌がってたけど、高校では劇で女装したんですよね??嫌じゃなかったのかな?(コバト様より)
確かにわかりづらいですよね……汗
女扱いされるのを嫌がる飛鳥ですから、女装も嫌がりそうですが、飛鳥、実はそこまで女装には抵抗がありません。
子供の時に、嫌がってたのは、相手に明かな「悪意」があったからです。「嫌がらせに答えるつもりはない」といっていたように、相手の思い通りになるのが嫌だから、スカートをはきたくなかっただけ。
なので、高校の文化祭では、むしろ女子に髪いじらせながら、男子の要望も取り入れながら、楽しく女装してます。クラスメイトが文化祭を盛り上げようとしている横で「絶対に着ない!」なんて水を差すようなことはしません。
というか、この文化祭を含む飛鳥の高校時代のエピソードは、いつか番外編として書く予定(あくまで予定)ですので、また、そこで詳しく書きたいと思います(笑)
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ご質問&最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
次回から、第2部です。
どうぞ、今後とも宜しくお願い致します。
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