7 否定
自分の全てを否定されたとき、人はどのように生きるのだろう
積み上げてきた年月が、その一歩一歩が、すべて水泡に帰すとき
その小さな一歩を、どう肯定してあげられるのだろうか
あるいは、肯定の仕方もわからないほどのショックであったならば
潜ってゆく 縮んでゆく 地に堕ちる
それで満足できるのだろうか
運命の おかしさ 天分の小ささ 人生のあっけなさ
ああ、楽しい
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