おおぬきさんと私への応援コメント
こういった日常の小さな接点って分かります。残業終わりにスーパーに寄って、値引きの惣菜を買って帰るんですが、レジの店員さんと馴染みになってしまいます。あまり言葉を交わさないのですが、レジに並ぶ時はやはり気になる人のレジに並びます。(笑)
マニュアルの言葉じゃなくて、些細な一言に安堵しますね。こういった接点が広がって縁となって行くのでしょう。余り上手く言えなくて、すみません。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まさにそういう感じですね。「いつものあの人」みたいな。
名前を知らない相手であっても、特定の場所に特定の人がいる安心感ってありますよね。
行く店にいくつか候補があっても、なんとなく「あの人」がいる方に行くことが多くなったりとか。
たぶん、店員さんもよく来るお客さんの顔を覚えてますね笑
おおぬきさんと私への応援コメント
コメント失礼します。
些細な感情の邪魔をしない、カウンター越しの関係。一線を引くドライな言葉のはずなのに、すごく優しさが内包されている気がしました。なんだろう、彼女は居心地の良い距離感を守り続けていたのかな。
本当に偶然なんですけれど、喫茶店でこれを読んだのも相まって、感情移入しやすかったです。ホッと一息つけました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
名もなき客の一人でいることに、安心感を覚えることってありますよね。
誰にも踏み込まれない自分の場所を維持するための関係。
おぉ、良いロケーションで読んでいただけたんですね。
何でもない話ですが、感情移入していただけて嬉しいです!
編集済
おおぬきさんと私への応援コメント
特別なドラマが起こる間柄じゃない。
日常会うのは大多数はそんな人達で。
お店や図書館などで、お気に入りというか、感じ良いなって思う人っていますね。
スーパーや雑貨屋さんで働いたことがあるので、店員側からの視点でも会ったら嬉しい感じの良いお客様が何人もいました。
名前もなーんにも知らないけれど、素敵な振る舞いのお客様が来るとなんだか元気になるし、気分よく買い物してくれたら嬉しいなとか思っていました。
小説だと何かが起きる。
でも、リアルな日常って、深く立ち入らない関係のままに、こんな些細な出会いと別れがたくさんあるよなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
レジカウンター越しの間柄でも、いいなと思う人っていますよね。
名前も何も知らなくても、大事な生活の一部です。
ほとんどの日常はなんてことない浮き沈みの連続でできていて、それを自分の中でどう消化していくかに尽きるように思います。
そんな些細な揺れを感じていただけたのであれば、幸いです(*´꒳`*)
おおぬきさんと私への応援コメント
なんだかすごく共感します!
いつもと変わらないからこそ安心できる場所、って確かにありますね。
特に親しくなりたくないけどちょっと気になる店員さん、確かにいます。
おおぬきさんの接客は私にとっては百点!淡々と数こなしてくれる方がありがたいですね。でないとすぐ、「何でもいいから話したくてたまらない」変な客に捕まっちゃいます。
何でもない日常の一コマを取り上げるの、とても素敵だと思います(*^^*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
共感していただけて良かった!
私も淡々とした店員さんの方が落ち着きますね。ちょっとした雑談とか、咄嗟に対応できないプチコミュ障……笑
かなり地味なお話ですが、そう言っていただけて嬉しいです(*´-`)
おおぬきさんと私への応援コメント
こんばんは。蜜柑桜と申します。
とても、よかったです。何気ない日常の中のお話で、ことの核心というか、そういったものをついていらして。
文も読みやすく、物語としてもどうなるのかな、と気になりながら読んで。
読後、なんでしょう。静かな満足感が得られました。良い心地で寝られそうです。
長々失礼致しました。
作者からの返信
蜜柑桜さん、コメントありがとうございます!
この作品、「小説」としてはあまりに淡々として何も起こらない話なのですが、そのように言っていただけてとても嬉しいです(*´-`)
さっと見過ごしてしまいがちでも、ちょっと心に留めておきたいような心の些細な揺れ。日常はそんなもので溢れていますね。
素敵なレビューも、感激しました!
ありがとうございました(*´-`)
おおぬきさんと私への応援コメント
何気なく立ち寄っている店の中で、ふとした瞬間に働いている人を認識した瞬間が綺麗に切り取られていると感じました。
店員が「おおぬきさん」という名前を知ることで一個人として自分の目の前に現れる。それは「お友達」ではないし、何なら「おおぬき」さんにとって作者さんはお客さんという日常の景色のままの一方通行でしょうが、それでもこれは人と人とが出会う物語なのかと感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
個人的な会話がなかったとしても、よく行く店のよく見かける店員さんは「馴染みの人」という感じがしますね。
「自分」の形を認識するための、自分ではない他者。
何でもない日常の中にある風景の一部に過ぎなくても、これも「出会い」の一つなのだと思います。
おおぬきさんと私への応援コメント
カウンター越しの関係を殆どの小説はすぐに超えてしまいますが、超えないのも良いですね。きっちり線を引いて、役割を飛び越えないその距離感が好きです。
おおぬきさんにもドラマティックな誘惑はあるかもしれない。私にも声を掛けようかという誘惑はあった。けれど、カウンター越しに人生は交わるべきではない気がする。このあたりの描写はとても上手で、共感できます。
大勢の人に囲まれながらも、あくまで自分は自分で、店員は店員で、それ以上でもそれ以下でもない。だからこそ、登場人物の輪郭がくっきりと切り取られたように感じます。
他人と距離を感じるから自分が立っていることが分かる。みたいな。ちょっと違うかな?笑
あくまで主観を貫く視点に歴然とした他者との隔絶が読み取れるというか。
まとまらないですが、個人的にはそんなことが思い浮かびました。面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
最初から最後まで、本当に何も起こらない話でした。
でも実際の日常の多くは、こんなことの積み重ねですね。
こういう距離の取り方は、自分の人生の在り方が表れるものだと思います。
>他者との隔絶
そうかもしれません。
むしろ作者である私自身が、人間は結局一人なんだと思っているところがある、ような。
小説としては相当地味な作品ですが、面白かったと言っていただけて嬉しいです(*´-`)
おおぬきさんと私への応援コメント
こんばんは。
小説でも漫画でも、映像でも、物語には主役と脇役が居ます。
このお話の二人は、そのどちらでもなく、モブですね。その他大勢、と言いますか。
私はそういう存在に目を向けるのが好きです。邦画だといかにも自然な動作、洋画だと隠されたお楽しみ、みたいなものを仕込んでいることが多いですね。
そういう存在は、演技経験のない素人さんを現地採用して使うことがあるくらいです。つまり本筋からすると、どうでもいいわけです。
けれども現実にはどこにも、ヒーローもヒロインも居なくて、世界中はモブでしか作られていません。
だからリアルと言うなら、モブこそがリアルだなって。
私はどうも人と接するのが苦手なので、おおぬきさんが居ても声をかけないでしょう。やめたのかも聞けないはずです。
けれど、七十五点の接客と評価した中身のようなことは見ていることが多いです。
だから「私」が、おおぬきさんに興味とも言えない興味を持ったのはよく分かります。
もしも私が、このお話とそっくりそのまま同じ内容を思い付いたとしても、きっと最後が違ったと思います。
私の「私」は、「またどこかで、おおぬきさんに会いたいな」と考えるでしょう。
そして「その時にはきっと声をかけよう」と誓うでしょう。
でも結局、その機会があっても声をかけないのです。
すずめさんの物語に出てくる女性には、強さがあります。強情さとか、荒々しさとか、そういうのとは違うやつです。
強かとでも言うんでしょうか。
それが嫌みでなくて、頑張ってと素直に言いたくなる感覚です。
きっとすずめさん自身の中にもそういう部分があって、でも優しさで包んでいるんだなと、勝手に想像してしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう、まさにモブですね。ヒーローにもヒロインにもなれない、顔も名前もない人たちです。
だけど、そうであってもそれぞれの日常にはちょっとした起伏があって、一人の人としての人生がある。
例え目立たなかったとしても、私の人生の主人公は私以外に有り得ないのですよね。
ゆきはさんの結末、とても興味深いですね。
次またどこかで会えたらいいと思う気持ちは、なんだか夢があって良いです。
声は掛けられなくても、元気にしている姿を見たら、きっと嬉しくなるでしょうね。
おぉ、身に余る素敵なことを……!
うーむ、最近時々思うのは、私はあんまり他人に興味がないのかもってことなんですよね。
相手から認知されてなくても別にいいか、何も関わりがなくなったのなら仕方ない、みたいな。
ドライだという自覚はあるので、できるだけそう見えないようにしようとは思ってるんですけどね。
自分自身の性格や思考は、創作の登場人物にどうしても反映されちゃいますね。それもまた面白いです(*´-`)
おおぬきさんと私への応援コメント
ひとりになりたいけど、ひとりきりになりたいわけじゃないというか、その他大勢に埋もれていたいときがあります。
そういうとき、カフェとかそういうこじゃれたところじゃなくて、ファストフード店に入ってコーヒーを飲んだりして。
何なんでしょうね、こういうのって。
ものすごいドラマがあるわけじゃないのに、何だかすごくじわりとくるお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
その他大勢に埋もれていたい……あああ、すごく分かります。私も結構いつもそうです。匿名でありたいというか。
仕事でも学校でも家庭でも、何かに所属したら明確な役割が与えられてしまうけれど、時々「何者でもない」状態になりたくなったり。
共感していただけて、とても嬉しいです(*´-`)
おおぬきさんと私への応援コメント
コメント失礼します。
こういった些細な出来事に焦点を当てたお話めちゃくちゃ好きです…!web小説だとあまりお見かけしないので「これだ!」となりました 笑
私も接客バイトをしていたときに文句を言ってくる方に遭遇したことがあるのですが、メンタル弱弱なので萎縮していました。堂々としているおおぬきさんは一見冷たい感じもしますが、やるべきことはきちんとこなしていてとても尊敬します。
心穏やかな気持ちになる素敵な作品でした✨
作者からの返信
コメントありがとうございます!
日常を過ごしていると、物語になりそうな大事件じゃなくても、ちょっとした浮き沈みはたくさんありますよね。
私も学生時代、接客バイトをしていました。横柄なお客さんっているんですよね。おおぬきさんの冷静さ、何気なく凄いです。
大きな事件で展開を揺さぶる話も物語的で面白いんですが、ちょっとした心の機微も描けたらいいなと思います。
好きと言っていただけて嬉しいです(=´∀`)