第289話 大丈夫

 何とか歩道まで戻るとラブリが駆け寄ってきた。


「ゴ、ゴー…、大丈夫……😲💦💦」

 僕の胸に抱きついてきた。


「う…、うゥン……」彼女の手前、強がって微笑んでみせた。


 運が良かったのか、軽いかすりキズで済んだみたいだ。 


「な、何なの…😲💦💦 こ、これは……」

 かたわらで母親は目を白黒させていた。

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