13.ママ帰る

(8月25日闇の日)

朝、生暖かい感触で目が覚めた。

ホントにママはズルい。愛情と快楽のゴリ押しで有耶無耶にしようとするし。

気分屋だし好きな人には意地悪するし・・・って私も同じか。

ホントにもうママってば・・・大好き♡寝ているママに口付けをする。


あ・・・私もママも裸だし、お互いの体液で体中がベトベトになっちゃってる・・・ううっ恥ずかしい。

ああ!アル君までベタベタになってる!?早く浄化しておこう!

もうっ!今日が休みでよかったよ。


「おはようティファ。どう?スッキリした?」

「スッキリしたのはママでしょ。もう!」

「今日はお休みでしょ?今から温泉入らない?」

「・・・うん、入る。」

浄化はしたけれどお湯に浸かってさっぱりとしたい。アル君に書置きをしてママと一緒に温泉に向かった。


「あ゛ぁ゛~生き返る~♪」

「確かにいい湯だけれどティファったらオジサンみたいよ?」

「女の子だもん!」

「ホントかしら?体で確かめてあげるわよ♪」

わきわきと怪しい手つきで迫ってくる。


「ママの方がオジサンじゃない!」

「ほれほれ~!」

胸ばっかり触るのはやめて欲しい

昨日と違って優しい手つきだったけれど、ピュッと母乳が出た。なんで!?


「あらあら、ゆるゆるじゃないの♡」

「ママのバカー!昨日あんなことするから出やすくなっちゃったんじゃない!」

何かママが来てから色々と悪化してる気がするよ


温泉から上がって部屋に戻るとアル君が拗ねて・・・ない!むしろ上機嫌だった。

成長したんだね!私は嬉しいよ!

「アル君、おまたせ朝ごはん食べに行こうね。」

「うん!」


「今日、里に帰るわ」

「そっか、寂しくなるね。次はいつ来れるの?」

「何時でも来れるわよ?」

「え?」

「え?」

あれ?おかしいなエルフの里って1000kmぐらい離れているはずだよね?


「ティファ・・・貴女、テレポート使えたわよね?」

「あ!忘れてた。何時でも帰れるんだったね。」

「相変わらずね。里に居るゴミは早々に捨てておくからティファもたまには帰ってらっしゃいね。」

「うん、分かったよママ」


帰る前にサーシャさんに挨拶をすると言うことで家に行くことにした。

「い、いらっしゃい姉さん。今日はどうしたのかしら?」

「怯えなくていいのよサーシャちゃん、帰る前にあいさつに来ただけだから」

ウィルさんがコリン君を抱っこしながら苦笑している。


「それに、カワイイ甥っ子を見てから帰りたいじゃない」

そう言ってウィルさんからコリン君を受け取り抱っこをする。・・・コリン君無反応。って言うかあれ?

コリン君の目が私をロックオンしている気がするんだけど?


「あー、まーん、まー」

こちらに向かって手を伸ばしている。私はコリン君のママじゃないよ?


「くっ、ティファのほうが良いだなんて。ほら抱いてみる?」

「う、うん。」

若干コリン君の目が血走っている気がして怖いんだけど気のせいだよね?

ママからコリン君を受け取ると服越しにむしゃぶりついてきた。

パッドがあるからガードされているけれどブラウスはあっという間に涎でベトベトになってしまった。


「お腹が空いたのかしらコリン?ママのおっぱいはこっちよ」

コリン君、ガン無視である。

仕方なしにサーシャさんが引き剥がしてくれたけれど

「まーんまー、まーんまー」と涙目で私に訴えかけてくる。・・・一体!?


「ひょっとしてティファの母乳を嗅ぎつけたんじゃないかしら?」

それなのー!?

「ちょっと姉さん、スティファニーが母乳ってどういうことなの?」

ママからパイエルフについて説明をしてもらった。

アル君&ウィルさんは、私の胸をガン見している。あ、ウィルさんが引っぱたかれた。


「ティファ、コリン君に吸わせてあげなさい」

「何言っちゃってるのママ!?サーシャさんの子供なんだからダメに決まってるじゃない!」

「え?私は別に構わないわよ?」

「サーシャさんも何言ってるんですか!?私が構いますって!」

「まんまー、まんまー!」

「ムリムリムリ駄目だってば!」

「ぅ…ま゛ん゛ま゛ー!あ゛ー!」

ああ泣かないで!そんな目で見ないで!私の方が泣きたくなってくるよ!未成年で授乳デビューとかしたくないよ!

痛い!心が痛い!でもムリ!コリン君も飢えて死ぬ訳じゃないんだから勘弁してね!


「ごめんね、コリン君。もうあの時とは違うんだよ。」

「やれやれティファは、まだまだ子供ね」

「ダメな子みたいに言わないでよ!やらせようとしてる事はサイテーだからね!?」

そのやれやれ顔を止めてよ!

決めた、自分の子供と旦那さん以外には絶対に吸わせないよ!もう決めたから!




◆◇◆◇




「じゃあ帰るわね、たまに遊びに来るから」

「私も、そっちのゴミが片付いたら時々遊びに行くから」

ママが私のおでこにキスをする。


「またね、〈瞬間移動テレポート〉」

返事をする前にママの姿は消えてしまった。

やれやれ、この数日間はママのおかげで嵐みたいな日々だったね。

ママも久々に私と会えてはしゃいでいたんだろうけど、もうちょっとだけ抑えて欲しかったかな。


「・・・さて、お昼ご飯食べに行こっか?」

「うん!ボク、ハンバーグ食べたい!」


アル君と手をつないで街へ繰り出す。ママが居なくなってちょっと寂しいけれど私達は、いつもの日常に戻っていった。

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